奇跡の歌声が古代ローマの円形闘技場に響き渡る。
世界最大規模の屋外オペラ会場アレーナ・ディ・ヴェローナで行われた、プラシド・ドミンゴによるナイトコンサートの模様が映画化されました。
『劇場版プラシド・ドミンゴ~アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭2020~』(原題:Placido Domingo at the Arena di Verona)が、2021年8月27日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開となります。
この度、邦題とポスタービジュアル、予告編が解禁されましたのでご紹介します。
CONTENTS
映画『劇場版プラシド・ドミンゴ』について
偉大なオペラ歌手、プラシド・ドミンゴ。2020年8月28日、コロナ渦により1万人の予定だった観客を、僅か1000人に限定し行われた、幻のスペシャルライヴを映画化したのが本作『劇場版プラシド・ドミンゴ~アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭2020~』です。
オペラの名作『イル・トロヴァトーレ』や『アンドレア・シェニエ』の名曲群が、アレーナ・ディ・ヴェローナに、眩いライティングと共に響き渡ります。
今年80歳を迎えたプラシド・ドミンゴ。昨年は自身もコロナウイルスに感染したものの、完全復活を遂げた後に行われた特別なコンサートです。
共演は、ヨーロッパ各地のオペラハウスから引く手数多の人気を誇り、ドミンゴが昨年1月に来日した際にも共演したソプラノ歌手、サイオア・エルナンデス。
オペラの名作『椿姫』や『イル・トロヴァトーレ』の名曲たちをデュエットし、極上の歌声を会場に響かせます。
プラシド・ドミンゴのプロフィール
プラシド・ドミンゴは1941年生まれ、スペイン・マドリード出身。
スペインのオペラ“サルスエラ”の劇団主宰の両親とメキシコへ移住し、メキシコシティ国立音楽院で学びます。
1959年にメキシコ国立歌劇場でデビュー。1966年のニューヨーク・シティ・オペラの主演で評判を呼ぶと、その後はメトロポリタン、スカラ座、ロイヤル・オペラ・ハウスなど次々と国際的な舞台でデビューし、世界的な名声を確立。
カレーラス、パバロッティと“三大テノール”として活躍。1973年以降は指揮者、またワシントン歌劇場などでは芸術監督も務めています。
2018年にラテン・アルバム『ボルベール~帰郷』を発表。
映画『劇場版プラシド・ドミンゴ』のポスタービジュアル
今回公開されたポスターは、凛々しい表情で歌唱するドミンゴのアップが大きくフィーチャーされています。
彼の佇まいと、美しい円形闘技場がマッチし、プレミアムな印象を与えるデザインとなりました。
映画『劇場版プラシド・ドミンゴ』の予告編
予告編の前半は、ドミンゴの圧倒的歌唱力が会場を包み込みます。
そして後半は、エルナンデスのソプラノとの迫力のあるデュエットが楽しめる内容となりました。
映画『劇場版プラシド・ドミンゴ』の作品情報
【日本公開】
2021年(イタリア映画)
【原題】
Placido Domingo at the Arena di Verona
【キャスト】
バリトン:プラシド・ドミンゴ
ソプラノ:サイオア・エルナンデス
指揮者:ジョルディ・ベルナセル
演奏:アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団
【コンサート会場】
アレーナ・ディ・ヴェローナ
まとめ
厳戒態勢の中行われ、幻とも言われたプラシド・ドミンゴのナイトコンサートが世界初劇場公開されます
スカラ座注目のソプラノ歌手サイオア・エルナンデスと再タッグを組み、極上の歌声を劇場に響かせます。
『劇場版プラシド・ドミンゴ~アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭2020~』は、2021年8月27日(金)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショーです。