姿なき麻薬王を追うマトリが潜入した〈狂人区〉。
そこで見た驚愕の真実とは?
韓国で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『デッドプール2』を押さえ初登場第1位を記録し、傑作『新しき世界』(2013)を超える観客動員数500万人を突破した大ヒットノワール 『毒戦 BELIEVER』が2019年10月4日(金)シネマート新宿ほかにて全国順次公開されます。
この度、待望の日本版の本予告映像が完成!
登場人物全員狂人の大ヒット韓国ノワール『毒戦 BELIEVER』の予告編をご紹介します。
映画『毒戦 BELIEVER』の予告編
「イ先生は悪魔だ」「麻薬組織のボスとして君臨しているが、誰も正体を知らない」という語りから始まる本作予告編。
チョ・ジヌン演じる主人公の麻薬取締官・ウォノが「この操作に命をかけます」と決意の表情で手を組んだのは、リュ・ジュンヨル演じる組織から捨てられた青年・ラク。
この二人が姿なき麻薬王“イ先生”を追いかけ、危険な組織に潜入する様子がテンポよく展開していきます。
しかし潜入先は“狂人区”ともいうべき、麻薬に魅入られた奴らの巣窟!
本作が遺作となったキム・ジュヒョク演じる闇マーケットのボスは銃を片手に狂気の表情を見せ、さらに狡猾なドラッグディーラー(パク・ヘジュン)、不敵な笑みをうかべる謎の人物(チャ・
スンウォン)など、欲望と疑念うずまく狂人たちが続々登場し、スタイリッシュな映像と謎めくストーリーが観る者をその世界観に引き込んでいきます。
クセ者ぞろいのキャラクターたち
イ・ヘヨン監督は、『お嬢さん』や日本でも先日公開された『工作 黒金星と呼ばれた男』など数々の映画に出演する、実力派俳優チョ・ジヌンをキャスティングした理由を、「チョ・ジヌンの強烈なエネルギーが、ウォノというキャラクターと共通するところがあると思った。ウォノは自分の標的を無謀に追いかける一方で、人道主義的な側面もある。だからこの役には彼がぴったりだと思った」と語り、全幅の信頼を寄せます。
一方、『タクシー運転手 約束は海を越えて』など話題作への出演が相次ぐ気鋭のリュ・ジュンヨルは自身の役について「顔は無表情。でも内側には感情が渦巻いていて、それをどうやって表現するかを考えることで、役作りをした」と話しました。
人気・実力備えた二人の俳優を含む韓国最高峰の演技派クセ者俳優陣にハマること間違いなしですね。
映画『毒戦 BELIEVER』の作品情報
【日本公開】
2019年(韓国映画)
【原題】
Believer
【監督】
イ・ヘヨン
【脚本】
チョン・ソギョン
【字幕翻訳】
根本理恵
【キャスト】
チョ・ジヌン、リュ・ジュンヨル、キム・ジュヒョク、チャ・スンウォン、パク・ヘジュン
【作品概要】
2012年製作のジョニー・トー監督作『ドラッグ・ウォー 毒戦』を、『お嬢さん』(2016)の脚本家チョン・ソギュンによる大胆な脚色でリメイクし、韓国で大ヒットを記録したノワールサスペンス。
キャストには『お嬢さん』(2016)のチョ・ジヌン、『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017)のリュ・ジョンヨル、『ハイヒールの男』(2014)のチャ・スンウォンら豪華俳優陣が集結。
本作が遺作となったキム・ジュヒョクは、第39回青龍映画賞と第55回大鐘賞映画祭で助演男優賞を受賞しました。
監督は『京城学校:消えた少女たち』(2015)のイ・ヘヨンです。
映画『毒戦 BELIEVER』のあらすじ
巨大麻薬組織に君臨し、その悪名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり本名も経歴も、顔さえ知らない麻薬王“イ先生”。
麻薬取締局のウォンホ刑事(チョ・ジヌン)は、組織壊滅のため長年イ先生を追っていますが、いまだにその尻尾すら掴めません。
ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場から一人の生存者(リュ・ジュンヨル)が発見されます。
その、ラクと名乗る、組織に見捨てられた青年と手を組み、ウォンホ刑事は大胆かつ危険極まりない筋書きによる、組織への潜入捜査を決意。
そこは麻薬に魅入られた狂人たちの巣窟で…。
まとめ
本作のオリジナルは、巨匠ジョニー・トー監督の『ドラッグ・ウォー 毒戦』。
その息もできない銃撃戦による重厚なアクションは受け継ぎつつ、『お嬢さん』『親切なクムジャさん』の脚本家チョン・ソギュンが手掛ける大胆な脚色も加わり、物語は新たな傑作へ変貌を遂げました。
執念の果てにたどり着く、驚愕のラストを劇場でぜひお見逃しなく。
映画『毒戦 BELIEVER』は2019年10月4日(金)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー!