店主も客も、全員殺し屋の<ダイナー(食堂)>を舞台に繰り広げられる衝撃のサスペンス映画『Diner ダイナー』が2019年7月5日に公開されます。
原作は平山夢明による人気小説。第28回日本冒険小説教会大賞及び第13回大藪春彦生を受賞した作品です。
監督を務めるのは、世界的写真家である蜷川実花。『さくらん』、社会現象にもなった作品『ヘルタースケルター』に続く、待望の第3作目となります。
主演は演劇界きっての実力派俳優、『デスノート』『22年目の告白-私が犯人です-』の藤原竜也。
故・名演出家の蜷川幸雄のまな弟子として活躍してきた藤原竜也と、娘の蜷川実花がどんなコラボレーションみせるのかに、大きな期待が寄せられています。
共演者には、窪田正孝、斎藤工、佐藤江梨子、小栗旬、土屋アンナなど豪華俳優たち。
この記事では、殺し屋#10コフィ役を演じる奥田瑛二について詳しくお伝えしていきます。
CONTENTS
映画『Diner ダイナー』の作品情報
【公開】
2019年(日本映画)
【原作】
平山夢明『DINER ダイナー』(ポプラ社)
【監督】
蜷川実花
【キャスト】
藤原竜也、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二、玉城ティナ
【作品概要】
一人ぼっちで人生どん底に陥った女性が、ほんの出来心から怪しいバイトに手を出してしまい、とあるダイナーにウェイトレスとして売られる物語。
要塞のような鉄扉の奥にある、強烈な色彩美を放つ店の店主は、元殺し屋で天才シェフ。
そこは殺し屋専用のダイナーで、皿の置き方ひとつで消されることもあるような場所でした。
次々と凶悪な殺し屋たちが現れ、緊張感あふれるサスペンス劇が繰り広げられます。
出演者に名を連ねるのは、藤原竜也、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら豪華実力派俳優陣。
女性から絶大な人気を誇る、『さくらん』『ヘルタースケルター』を生み出した蜷川実花の監督作品です。
映画『Diner ダイナー』のあらすじ
一人ぼっちで人生のどん底にいたオオバカナコは、ほんの出来心から怪しいバイトに手を出していしまいます。
一瞬で普通の生活から転落してしまった彼女は、とあるダイナーのウェイトレスとして売られることに。
そこは要塞のような分厚い鉄の扉の奥にある、強烈にカラフルな店でした。
店主の名はボンベロ。元殺し屋の天才シェフです。
「ここは、殺し屋専用のダイナー<食堂>だ。皿の置き方一つで消されることもある」
次々に訪れるのは、凶悪な殺し屋たち。毎日が極限状態の世界に、カナコは放り込まれたのでした。
一瞬たりとも目が離せない展開へと物語は加速していき…
映画『Diner ダイナー』コフィ役は奥田瑛二
参考映像:『64-ロクヨン- 前編/後編』(2016)
映画『Diner ダイナー』でコフィ役を演じる奥田瑛二は1950年3月18日生まれ。愛知県出身。
妻はエッセイストの安藤加津、長女は映画監督の安藤桃子、次女は女優の安藤サクラ。
小学時代に観た『丹下左膳』に衝撃を受け、役者を志します。
大学時代は議員秘書として住み込みの書生生活を送りながら過ごしますが、自身の本分に悩み出奔し、大学も中退。
モデルの仕事を始めてCMなどに出演。しかし俳優への夢を捨てきれず、1976年『円盤戦争バンキッド』の主人公役でデビュー。
その後の不遇の時代を経て、1979年日活の『もっとしなやかに、もっとしたたかに』で注目されます。
その後ドラマ『宮本武蔵』『金曜日の妻たちへⅢ恋におちて』『男女7人夏物語』など、ヒット作に続けて出演。独特の色気ある演技で大人気俳優となりました。
熊井啓監督による1986年『海と毒薬』で映画初の単独主演を果たし、毎日映画コンクール男優主演賞などを獲得。
この作品で脱皮を果たし、ベネチア映画祭銀獅子賞受賞作『千利休』やモントリオール映画祭芸術貢献賞受賞作『式部物語』、『ひかりごけ』など、熊井作品に立て続けに出演します。
1993年『棒の哀しみ』ではブルーリボン賞はじめ数多くの映画賞を受賞。
2001年、50歳の時に『少女~AN ADOLESCEHT』で念願の監督デビュー。
2006年には3作目『長い散歩』でモントリオール世界映画祭でグランプリ、国際批評家連盟賞、エキュメニック賞の計3冠を獲得するという快挙を成し遂げました。
プロ並みの挿絵でも知られ、1991年には個展を開いています。
近年も映画『64-ロクヨン-』『散り椿』『洗骨』『居眠り磐音』、ドラマ『まんぷく』『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』などで活躍しています。
映画『Diner ダイナー』コフィはどんな役?
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全てはビジネスだよ
≠ ≠ ≠ ≠ ≠ ≠ ≠ ≠ ≠殺し屋 #10
🍊コフィ/#奥田瑛二4.25#殺し屋来店#ダイナー pic.twitter.com/ssBZYM6I2J
— 映画『Diner ダイナー』公式 (@DinerMovie) April 19, 2019
#10の殺し屋コフィは、組織のボスで殺し屋専門のダイナーのオーナーです。
人身売買にかけられたヒロイン・オオバカナコをウェイトレスとして買い取ります。
一見物静かな紳士ですが、大好きなミカンの果肉にたった一筋でも白い筋が残っていれば部下をためらわず撃ち殺すという狂気の持ち主。生粋の殺し屋です。
奥田瑛二の演技力の評価は
参考映像:『洗骨』(2019)
元祖「ちょいワルおやじ」とも言える、独特の色香を持つ俳優・奥田瑛二。演劇界の重鎮的存在です。
熊井啓監督による1986年『海と毒薬』で映画初の単独主演。毎日映画コンクール男優主演賞などを獲得します。
その後熊井監督作品の常連となり、ベネチア映画祭銀獅子賞受賞作『千利休』やモントリオール映画祭芸術貢献賞受賞作『式部物語』、『ひかりごけ』などに出演。
1993年『棒の哀しみ』ではブルーリボン賞はじめ数多くの映画賞を受賞するなど、実力ある演技派です。
映画監督としても活躍中。2006年には緒形拳主演の『長い散歩』でモントリオール世界映画祭でグランプリ、国際批評家連盟賞、エキュメニック賞の計3冠を獲得しています。
奥田瑛二の公式SNSの紹介
残念ながら奥田瑛二の公式SNSはみつけられませんでした。
まとめ
映像化は不能と言われていた衝撃的な小説を実写化した、未体験サスペンス映画『Diner ダイナー』。
キャストには、藤原竜也、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二といった、若手からベテランまで、実力ある人気俳優たちが集結。
世界的フォトグラファーで独特の美的センスを持つ蜷川実花監督が、その才能を大きく更に開花させた本作。公開を前に期待が大きく高まっています。
大人の色香あふれる演技派・奥田瑛二が、生粋の殺し屋であるダイナーのオーナー・コフィ役を演じます。
ノンストップ極彩色サスペンス作品『Diner ダイナー』は2019年7月5日より全国ロードショーです。