Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2020/11/06
Update

映画『クラッシュ(1996)』4K無修正版公開日/上映館/あらすじ。クローネンバーグ代表作が劇場で蘇る

  • Writer :
  • 石井夏子

D・クローネンバーグ監督史上最高の衝撃作、4K無修正版でリバイバル決定!

世界を騒然とさせた究極のR-18の偏愛映画『クラッシュ』。

(C) 1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION, IN TRUST

この度、デヴィッド・クローネンバーグ監督作『クラッシュ』の4K無修正版が、2021年1月29日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開することが決定しました。

D・クローネンバーグ監督監修による初の4K修復版の上映となります。

スポンサーリンク

映画『クラッシュ』とは?

(C) 1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION, IN TRUST

イギリスを代表するSF作家のJ・G・バラードが1973年に発表した同名小説を、『ザ・フライ』(1986)、『裸のランチ』(1991)などで知られるカナダの鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化した『クラッシュ』(1996)。

第49回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。フランスの映画雑誌「カイエ・ドゥ・シネマ」が選ぶ1996年の映画ランキングで堂々の1位を獲得。

さらにマーティン・スコセッシ監督が選ぶ1990年代のベスト映画にもランクイン、と数々の称賛を浴びる一方で、その過激な性描写が問題視され、イギリスの新聞「デイリー・メール」紙が1面で上映禁止を呼びかけるなど、賛否両論を巻き起こしました。

撮影は『ロッキー・ホラーショー』(1975)、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)の他、『戦慄の絆』(1988)、『裸のランチ』(1991)以降のクローネンバーグ作品全てで撮影を手掛け、クローネンバーグファミリーとも言えるピーター・サシツキーが担当しています。

映画『クラッシュ』のキャスト紹介

(C) 1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION, IN TRUST

全編の8割以上がセックスシーンである本作へ果敢に挑んだキャストをご紹介します。

主人公ジェームズ役に、スティーヴン・ソダーバーグ監督『セックスと嘘とビデオテープ』(1989)で第42回カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞したジェームズ・スペイダー

夫を失いながらも新たなる欲望を開拓しようとするヘレン役に、ジェーン・カンピオン監督『ピアノ・レッスン』(1993)で第66回アカデミー賞主演女優賞、第46回カンヌ国際映画祭最優秀女優賞、第51回ゴールデングローブ賞主演女優賞に輝いたホリー・ハンター

(C) 1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION, IN TRUST

交通事故で両足が不自由になりながらもボンテージファッションに身を包み、性の境地を切り開いていく女性ガブリエルにロザンナ・アークエット

その他、ジェームズの妻キャサリンにはデボラ・カーラ・アンガー。彼らを結びつける謎の男ヴォーンにはイライアス・コティーズなど個性豊かな俳優陣が集まっています。

スポンサーリンク

映画『クラッシュ 4K無修正版』について

(C) 1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION, IN TRUST

自動車事故により性的興奮を覚える人々を描いた危険度100%究極の偏愛を描く『クラッシュ』(1996)が、『クラッシュ 4K無修正版』として、製作から25年を迎える2021年1月29日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開することが決定しました。

この度の上映素材は、2019年、第76回ベネチア国際映画祭で上映され話題を集めたもの

長らく消失したと思われていた35mmオリジナルネガがカナダで発見されたことを機に、3ヶ月かけてサシツキー監修のもと4K化

クローネンバーグが最終承認を与えた素材です。

上映には4KDCPを使用しますが再生環境により2K等にコンバートされた上映となります。

映画『クラッシュ』の作品情報

(C) 1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION, IN TRUST

【製作】
1996年(カナダ映画)

【4K無修正版日本公開】
2021年

【原作】
J・G・バラード

【原題】
CRASH

【監督・製作・脚本】
デヴィッド・クローネンバーグ

【撮影】
ピーター・サシツキー

【音楽】
ハワード・ショア

【キャスト】
ジェームズ・スペイダー、ホリー・ハンター、イライアス・コティーズ、デボラ・カーラ・アンガー、ロザンナ・アークエット

スポンサーリンク

映画『クラッシュ』のあらすじ

(C) 1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION, IN TRUST

ある日、映画プロデューサーのジェームズは車で正面衝突事故を起こします。

相手のドライバーは死亡、助手席に乗っていたドライバーの妻ヘレンは、ジェームズとともに病院へ搬送。

院内を歩き回れるほど回復したジェームズは、夫の死になぜか平然としているヘレンと、彼女に付き添う不思議な男ヴォーンと顔を合わし、事故の写真を見せられます。

退院後、ジェームズとヘレンはそれぞれ事故の衝撃を通して思わぬ性的興奮を感じていました。

再会した2人はセックスに及び、事故の体験により新たなエクスタシーを開拓するグループ、カー・クラッシュ・マニアの会の存在を知り、その世界にのめり込んでいき…。

まとめ

(C) 1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION, IN TRUST

すべてのモラルを破壊して、欲望は衝突する――。

死と隣合わせの危険な快感への目覚め、人体損壊と車体の破損への欲求と美意識。

後戻りできない世界にどこまでも堕ちていく姿を、クローネンバーグならではの映像世界で描ききった異常に満ちた唯一無二の傑作『クラッシュ 4K無修正版』は、2021年1月29日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開です。



関連記事

新作映画ニュース

【Cinemarcheへの広告掲載の問い合わせ】映画ファンや観客の手元にダイレクトな情報を届ける

映画感想レビュー&考察サイト「Cinemarche」への広告掲載 邦画・洋画を愛する観客ユーザーさんが、映画をより楽しむための感想情報を得たいと、アクセスする「Cinemarche:シネマル …

新作映画ニュース

美人なシャリーズ・セロンが役柄で23キロ増量!ダイエットランニング映像解禁『タリーと私の秘密の時間』

かつて夢見た未来とは違う今にため息をつく大人たちに、目の覚めるサプライズを贈る人生のリフレッシュ・ムービー『タリーと私の秘密の時間』は8月17日(金)本日公開です! ベビーシッター・タリーとの出会いで …

新作映画ニュース

俳優TAKAHIROが演技力で魅せる映画『僕に、会いたかった』本編映像解禁。親子の葛藤を寡黙に体現!

TAKAHIROが俳優として新境地! 寡黙な演技で魅せる記憶喪失の苦悩と葛藤とは。 (C)2019「僕に、会いたかった」製作委員会 日本の音楽シーンをリードするダンス&ヴォーカルグループ「EXILE」 …

新作映画ニュース

映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』あらすじとキャスト。ファティ・アキンが実在の事件を描く

「こんばんは、マダム」。 殺人鬼はすぐ隣にいる…。 第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品、70年代ドイツに実在した連続殺人鬼の物語をファティ・アキン監督が描いた映画『屋根裏の殺人鬼フ …

新作映画ニュース

映画『きみの瞳が問いかけている』あらすじ結末をネタバレ予想。予告動画と韓国元ネタから解説!

映画『きみの瞳が問いかけている』は2020年10月23日(金)より全国ロードショー。 不慮の事故で、視力と家族を失った女性と、罪を犯し、キックボクサーとしての未来を絶たれた男性。 そんなふたりが出会い …

U-NEXT
架空映画館 by ReallyLikeFilms Online
【Cinemarche】今週のおすすめ映画情報
凱里(かいり)ブルース|2020年6月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次ロードショー予定!
映画『異端の鳥』2020年10月9日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開
映画『朝が来る』2020年10月23日(金)より全国公開
ドラマ『そして、ユリコは一人になった』
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学
国内ドラマ情報サイトDRAMAP