磯部鉄平監督によるオリジナルラブストーリー『コーンフレーク』が公開に!
2016年から制作が始まった『コーンフレーク』は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭初の3年連続受賞など、国内外の映画祭で多数受賞し、注目を浴びている磯部鉄平監督のオリジナルラブストーリー。
2017年の冬、磯部監督、主演のGON、高田怜子の地元である大阪を舞台に撮影された本作は、各映画祭、イベント上映等での評価を受け、2023年1月21日(土)に池袋シネマ・ロサにて劇場公開。2月11日(土)より大阪シネ・ヌーヴォでの上映が決定しました。
さらにこの度の劇場公開にあわせて、和田光沙、藤元明緒、根矢涼香ら映画監督・俳優たちからの応援コメントが到着しました。
CONTENTS
映画『コーンフレーク』について
本作は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭初の3年連続受賞等、国内外の映画祭で多数受賞し、注目を浴びている磯部鉄平監督の渾身のラブストーリー。
2016年から映像制作を始め、2017年の冬に磯部監督や主演のGON、高田怜子の地元である大阪を舞台に撮影されました。主演2人のほか、日乃陽菜美、手島実優、木村知貴等が脇を固め、主題歌と挿入歌では、すのう・小林未奈が参加しています。
和田光沙(俳優)コメント
なんて柔らかくて風通しの良い恋愛映画!! GONさん、高田怜子さん、俳優陣が纏う優しい空気感が心 地よく、ずっとそっと見守っていたい素敵な物語。 ぜひ映画館で味わってください!!
藤元明緒(映画作家)
あなたには聞こえていない私だけが知るあなたの声。半径5メートルの世界にじっと耳を澄ましたとき にだけ巡り合う、 詩と映画の繊細な信頼関係に心を奪われました。
根矢涼香(俳優)
自分のこと、相手のこと。行き止まりを感じながら生きている時、もしものその先を考えずにいられない。ここから動けないのではなくて、自分が動かないでいるだけなのに、都合の良い言い訳を作り上げながらダラダラと日々だけが過ぎていく。この停滞は停滞なのか。知りたいのならこの映画を見て欲しい。その他以下の監督・俳優・アーティスト達からコメントが届いている。
中村祐太郎(映画作家)
男女の想いが交錯する、美しいドラマだった。
「少女の夢」と、それを震えて待っている「男心」が健気に描かれていた。
何ともいえない幸せな気持ちにさせてくれて、風を切って歩きたくなるような、そんな気分にもさせてくれる。
やっと公開すると聞いて、でも磯部監督の良さはずっと変わらないから、大丈夫だよと思う。
安田真奈(映画監督・脚本家)
若き男女の間はコワレモノだらけ。
聞きたいけど聞けないこと、聞いたらきっと辛くなること。
二人でそっとコワレモノに手を添え、恋の火を絶やさないよう支え合う。
明るく笑いつつ、しかし内心はヒリヒリと。
そんな恋の切なさを描きながらも後味はサクッと軽やか、まさにコーンフレークのようなラブストーリーです。
葉名恒星(映画監督)
どんなに長い間寄り添っても、気づけない時間はある。
どんなに長い間連れ添っても、知られたくない時間はある。
この映画はそんな時間を、磯部監督の持つユニークさと可愛さとエロさと包容力で包み込んでいる。
だから僕は全力で、ミホに恋をし裕也にやきもきした。
こんな映画、いつか撮りたいなあ。
観終わった後、後ろから磯部さんが「せやろ?」と、いつもの優しい笑顔で言ってくれそうな雰囲気もまたすごく好きです。
藤村明世(映画監督)
この生活から抜け出せないやるせなさが冬の外気に靡いて、自暴自棄になることもあるけど、それでも君のかっこ悪いところも丸ごと全部好きでいたい。
シャリシャリだったコーンフレークが、牛乳に浸され柔らかくなって喉元を通り過ぎた時、2人の不器用な時間がより愛おしく、暖かく感じる。
佐藤快磨(映画監督)
その輪郭を確かめたくて、恋も夢もついつい比べてしまうけれど、比べることをやめたとき、愛や仕事に変えていけるのかもしれない。朝から笑いあう二人の姿がとても眩しかったです。
中濱宏介(映画監督)
夢を捨て切れずうだつの上がらない日々を過ごす駄目男、裕也。そんな裕也と長い年月同棲している自立した女性、美保。
些細な口論からすれ違った二人は各々の一夜を過ごす。
「子供染みた男の一夜」と「成熟した大人な女の一夜」。
その果てに辿り着く「花火」を、どうか劇場の大画面で、大音響で、観てほしい。
磯部監督の主人公達に対する、身近な世界に対する、優しい視点に、心を癒されて欲しい。
安楽涼(俳優・映画監督)
磯部チャリ映画ぶっちぎりの面白さ。
高田怜子さん良すぎて笑っちゃうし、あんな顔で2ケツされたら涙出た。
ママチャリと磯部鉄平の組み合わせは抜群。
ダラダラと遊んでこうぜと言ってくれる磯部映画は羨ましかった。
俺なんでマウンテンバイク買っちゃったんだろ。
櫻井保幸(俳優)
ダメなやつ、好きだよ。
でもダメはやっぱりダメだよなあ。
ちゃんとしなきゃ。変えなきゃ変わらなきゃ。
ちゃんとって何なんだろう。幸せって何なんだろう。
このまま生きてて良いのだろうか。
好きは本物なのに、このままはダメなんだろうか。
考えてたら知らぬ間に、脳みそも心臓もふやけてしまうかもしれない。
一晩だけ、深夜の逃避。今夜は少し阿呆になって、朝が来たらコーンフレーク食べて、ちゃんと生きてみようと思いました。
グラノーラの方が好きだけど。
西田竜大(空きっ腹に酒 / Thursday video night club)
監督の磯部さんと音楽に関する場で出会ってから随分経ちますが、これは侮っていたかもしれません(笑)
僕の拙い言葉では上手く良さを伝えられる自信がないのと、うっかりネタバレしそうになるので、細かい感想は控えますが。
とても良いの作られました。
リアルです。
美保も裕也も僕の友達なのかと思うほど。
ぜひ見てください。
映画『コーンフレーク』予告動画
映画『コーンフレーク』の作品情報
【日本公開】
2023年(日本映画)
【監督】
磯部鉄平
【脚本】
磯部鉄平、永井和男
【撮影・照明】
佐藤絢美
【音楽】
kafuka(江島和臣)
【挿入歌】
「パンプス」(作詞・作曲:すのう/歌:小林未奈)
【主題歌】
すのう「コーンフレーク」(作詞・作曲・歌:すのう)
【キャスト】
GON、高田怜子、日乃陽菜美、手島実優、木村知貴、南羽真里、土屋翔、ひとみちゃん、時光陸、白井宏幸、松本真依、皷美佳、岩本守弘、五山智博、石井克典、谷口慈彦、小林未奈、すのう(特別出演)
映画『コーンフレーク』のあらすじ
保険外交員として働く美保は、音楽の夢を捨てきれずに自堕落な生活を送る裕也との暮らしに居心地の良さを感じながらも、このままでいいのかと自問していました。
職場の後輩は美保を頼るばかりでなかなか独り立ちしない。そのせいで上司からねちねちと嫌味を言われ疲弊する毎日です。
疲れて帰宅した美保は、裕也がバイト先の後輩・朱里と連絡をとっていたことに気が付きます。口論となった末、美保は裕也を家から追い出してしまいます。
行き場を失った裕也と、ひとりになった美保。2人は、この日別々の夜を過ごすことになり……。
まとめ
『ミは未来のミ』(2020)や短編5本が『磯部鉄平監督特集』として全国各地で劇場公開された磯部鉄平監督。
出身地でもあり、本作のロケ地・物語の舞台でもある大阪では、2月11日(土)よりシネ・ヌーヴォで上映予定です。
夢と現実に悩み、ぶつかり合い、それでも離れられない30歳手前の同棲カップルをリアルに描いた珠玉のラブストーリー『コーンフレーク』は、2023年1月21日(土)に池袋シネマ・ロサにて公開です!