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染谷将太が映画監督を務めた『ブランク』あらすじ。渋谷ユーロスペースで過去作と共に一挙上映

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

『きみの鳥はうたえる』や『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』で演技派として実力を見せる俳優の染谷将太


© Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM]

染谷将太は俳優としての活躍のみならず、実は映画作家として監督の才能も併せ持っています。

染谷将太の最新作『ブランク』と「監督 染谷将太」特集として上映される『シミラー バット ディファレント』(2013)『清澄』(2015)と併せてご紹介します。

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「監督 染谷将太」特集は渋谷にて上映

山口情報芸術センター[YCAM]が実施を行なっている映画制作プロジェクト「YCAM Film Factory(ワイカム・フィルム・ファクトリー)」。

この第3弾の招聘監督が染谷将太監督なのですが、彼の短編映画『ブランク』ついに完成しました。

この作品に加えて染谷将太監督の2013年の作品『シミラー バット ディファレント』。

また2015年の作品『清澄』と併映での「監督 染谷将太」特集上映を、渋谷ユーロスペースにて2019年2月16日(土)~22日(金)の一週間限定で開催されることが決まりました。

監督としての染谷将太

染谷将太監督作品『シミラー バット ディファレント』(2013)

2018年公開の『きみの鳥はうたえる』や『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』などに出演し活躍目覚ましい、若手実力派俳優も染谷将太

彼が監督した短編映画を渋谷ユーロスペースで一挙上映されることになりました。

YCAM Film Factory は、既存の映画制作にとらわれない自由な発想を持つ映画監督と協働し、より自由な映画制作のあり方を模索するプロジェクトです。

これまでに2016年に柴田剛監督による長編映画『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』。

また映画制作集団・空族の『バンコクナイツ』を元に、マルチスクリーン・インスタレーションとして制作した、空族+スタジオ石+YCAM『潜行一千里』(YCAM委嘱作品/16)などを発表しています。

俳優でもある染谷将太を監督に迎えた作品『ブランク』は、山口を舞台にし、ある施設の警備員の不可思議な一日をめぐる、虚構と現実が交差した奇妙な短編映画

監督を務めた染谷将太は、監督を務めた映画『ブランク』についてメッセージを寄せています。

「ワタクシの最新短編作となりました『ブランク』。この空白だらけの映画に、感情を芽生えさせるのはこの映画をみて頂く皆様です。

どんな形にもなるよう心を込めて空白だらけにしました。ぜひこの作品に心を灯してください。

そして今回過去2作の作品も同時上映されます。これら2作は完全自主制作、つまり私の貯金を切り崩し作った作品になります。

誰にも求められていないのに勝手に作り勝手に見せつける、究極な贅沢なモノ作りをさせていただきました。

自分の存在、他との関係、時間と自分の関係、普段無意識に意識しているであろう感情や温度感をフィルムに閉じ込めました。

このワタシの1連のワガママにお付き合いください」

染谷将太監督作品『ブランク』の主演は、山下敦弘監督『ばかのハコ船』(2003)で俳優デビュー以降、ユーモアと狂気を併せ持つ異形のバイプレーヤーとして活躍を続ける山本剛史

脚本は俳優であり染谷監督の妻である、菊地凛子が担当。

また『シミラー バット ディファレント』や『清澄』に続き、染谷将太監督たっての要望で16ミリフィルムで撮影されそうです。

劇中音楽も前2作に引き続き、ミュージシャンの渡邊琢磨が担当しています。

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染谷将太のプロフィール

参考映像:『きみの鳥はうたえる』(2018)

染谷将太(そめたに・しょうた)は1992年東京都生まれ

園子温監督の映画『ヒミズ』(2011)で、第68回ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞したほか、受賞歴多数。

主な出演作に2014年公開の映画『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』(矢口史靖監督)と、同年公開の『寄生獣』(山崎貴監督)。

2015年公開の映画『バクマン』(大根仁監督)、『さよなら歌舞伎町』(廣木隆一監督)。

2016年公開の映画『聖の青春』(森義隆監督)。

2017年公開の映画『PARKS パークス』(瀬田なつき監督)、『3月のライオン』(大友啓史監督)。

2018年公開の日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(チェン・カイコー監督)、『きみの鳥はうたえる』(三宅唱監督)などがあります。

【受賞歴】
第36回日本アカデミー賞 新人俳優賞
2013年エランドール賞 新人賞
第68回ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞
第3回日本シアタースタッフ映画祭 グランシャリオ新人賞
第66回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞
第3回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞
第20回TAMA NEW WAVEコンペティションベストキャラクター男優賞

映画『ブランク』の作品情報


© Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM]

【公開】
2017年(日本映画)

【データ】
26分/カラー

【監督】
染谷将太

【出演】
山本剛史、染谷将太

映画『ブランク』のあらすじ

山口県にある施設警備員として働く男。

彼の不可思議な一日をめぐる虚構と現実が交差した奇妙とは…。

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映画『シミラー バット ディファレント』の作品情報


©MIXVOXXXX

【公開】
2013年(日本映画)

【データ】
25分/16mm

【監督】
染谷将太

【出演】
平野鈴、染谷将太、bim、岡本英之

映画『シミラー バット ディファレント』のあらすじ

とある女と男。車の中、部屋の中と、同じ時間と空間を共有するふたりは、ある朝にそれぞれの道へと歩いていく。

お互いに旧友と再会するも、もの憂げな表情を浮かべる女と、どこか心ここに在らずといった男…。

映画『清澄』の作品情報


©MIXVOXXXX

【公開】
2015年(日本映画)

【データ】
10分/16mm

【監督・脚本】
染谷将太

【出演】
川瀬陽太、染谷将太

映画『清澄』のあらすじ

東京の東側に位置する川沿い地区。ある中年の男と若者。

取り留めない会話。存在と時間は虚構と現実の狭間でゆるやかにブレながら、やがて歪みと共に消失する。青く澄みきった空の下、隅田川は、きょうも静かに流れゆく。

漂流する男たちによって繰り広げられる短編ファンタジー。

まとめ

演技派で実力のある俳優・染谷将太。

2018年に公開された『きみの鳥はうたえる』では、静雄役という不器用な青年の微妙な心の動きを演じました。

また同年の日中合作の映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』では、染谷将太は実在の空海役を演じています。

名匠チェン・カイコー監督の作品だけあり、中国での撮影は大掛かりなセットや豪快なCG技術で製作されましたが、そのなかでも染谷将太は説得力のある存在感を唯一見せていた俳優でした。

俳優としての活躍も目覚ましい染谷将太の監督した短編映画を一挙上映する貴重な機会が、渋谷ユーロスペースで上映される「監督 染谷将太」特集です。

まだ、あまり知られていない染谷将太の映像作家の魅力を、ぜひお見逃しなく。

2019年2月16日(土)〜22(金)渋谷 ユーロスペースにて1週間限定公開!

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