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Entry 2024/07/30
Update

『アディクトを待ちながら』新宿K’s cinemaでアンコール上映決定!高知東生ら初日舞台挨拶リポート動画も《2024年8月10日〜》

  • Writer :
  • Cinemarche編集部

映画『アディクトを待ちながら』が公開封切り館・新宿K’s cinemaで待望のアンコール上映!

ギャンブル依存症、アルコール依存症、ゲーム依存症、薬物依存症、買い物依存症、ゲーム依存症……誰もが陥る可能性のある依存症。

映画『アディクトを待ちながら』は主演の高知東生をはじめ、実際の回復を続けている依存症者やその家族を多数起用し、依存症と向き合い続ける人々の現実を描いた魂のヒューマンドラマです。

このたび、本作の公開封切り館であり「7日間連続満席」を記録した新宿K’s cinemaにて、8月10日(土)から1週間限定のアンコール上映が決定

さらに、9月5日(木)には国内招待作品としてあいち国際女性映画祭での上映も決定されました。

映画『アディクトを待ちながら』とは?

新宿K’s cinema・舞台挨拶より


(C)公益社団法人ギャンブル依存症を考える会

映画『アディクトを待ちながら』は、ともにギャンブル依存症の家族であるナカムラサヤカ監督と田中紀子プロデューサーがタッグを組んだ、初の長編映画作品です。

主演の高知東生をはじめ、橋爪遼、杉田あきひろ、塚本堅一といった薬物事件で逮捕された俳優らと、実際の依存症者(アディクト)やその家族が多数出演。さらに升毅、宍戸開、青木さやかなどの俳優陣が脇を固めました

またワークショップの公募によって出演者を決め、本作の衝撃のラストではリアリティを追求すべく、シナリオのないサプライズの即興芝居を行なっています。

新宿K’s cinema・舞台挨拶より


(C)公益社団法人ギャンブル依存症を考える会

《リアルなキャスティング》と《生の役者の反応》を映した本作は、今巷を賑わせている「依存症」という病に対する間違ったイメージへのアンチテーゼとして、映画界のみならず波紋を呼ぶ内容となっています。

2024年6月29日(土)からの公開以降、3週間連続の満席を達成興行通信社調べ「ミニシアターランキング」(2024年7月12日~14日)では当時の上映劇場がわずか3館ながらも7位にランクインするなど、大盛況を記録している『アディクトを待ちながら』。

このたび本作の公開封切り館であり「7日間連続満席」を記録した新宿K’s cinemaにて、8月10日(土)から1週間限定のアンコール上映が決定。さらに9月5日(木)には、国内招待作品としてあいち国際女性映画祭での上映も決定されました。

新宿K’s cinema・初日舞台挨拶リポート動画も到着!

アンコール上映記念!新宿K’s cinema・初日舞台挨拶リポート動画

新宿K’s cinemaでのアンコール上映の決定を記念し、公開初日の2024年6月29日(土)に同館で開催された舞台挨拶のリポート動画も到着しました。

主演・高知東生をはじめ、キャストの橋爪遼、塚本堅一、武藤令子、中山夢歩、田中紀子プロデューサーとナカムラサヤカ監督が登壇し、フリーアナウンサー・藤田みさの司会進行で開催された舞台挨拶。

高知東生は映画の封切り日が自身にとっての「バースデイ」であり、映画を通じて新たなリカバリーカルチャーを始める「特別な日」となったと動画内で語っています。

『Addiction Report』共同企画プロジェクト情報

映画『アディクトを待ちながら』の劇場公開を記念し、国内初の依存症専門オンラインメディア『Addiction Report』との共同による二つのプロジェクトを企画。

1つ目は、薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」ポスターへの抗議を示した新たなポスターの一般公募。病のみならず、依存症者自身にも刃が向けられたポスターデザインへの不服申し立てを目的としています。

2つ目は、依存症に関する体験談の公募。依存症者だけでなく、家族や友人・知人などの関係者たちからも生の声を集め、『ツレがうつになりまして』などでお馴染みの人気漫画家・細川貂々による作品化を予定しています。

いずれのプロジェクトの募集とあわせて、特設サイトを開設。またイベント開催時には各分野から著名人が招かれ、審査員として参加します。

【イベント審査員の詳細情報】
・小島慶子(エッセイスト)
・赤坂真理(小説家)
・橋島康祐(クリエイティブ・ディレクター/Hangover Plate Inc.)
・田中紀子(公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会・代表)
・岩永直子(Addiction Report・編集長)
・松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所・薬物依存研究部長、薬物依存症センター・センター長)

映画『アディクトを待ちながら』の作品情報


(C)公益社団法人ギャンブル依存症を考える会

【日本公開】
2024年(日本映画)

【監督・脚本】
ナカムラサヤカ

【プロデューサー】
田中紀子(ギャンブル依存症問題を考える会代表)

【キャスト】
高知東生、橋爪遼、宍戸開、升毅、青木さやか、中村優一、中山夢歩、下田大気、塚本堅一、武藤令子、蒼野ひかり、青柳美冴、荒井千佳(水月静)、伊燈香月、生川春花、大野光一、荻野みかん、唐澤里美、紀那きりこ、久保田メイ、後藤英樹、小西貴大、小松広季、小森敬仁、庄司浩之、竹本結音、田中美弥、樽見弦、つる、手島アリサ、ナオミ、西川真生、藤峰みずき、古川時男、松村ひらり、松本晃実、宮部大駿、三輪隆、三輪規子、森本千佳子、安田成穂、山岡竜弘、横山琉斗

映画『アディクトを待ちながら』のあらすじ

数々のヒット曲を持つ大物ミュージシャン、大和遼が覚醒剤と大麻の所持で逮捕された。人々は驚き、落胆し、大きなニュースとなった。

あれから2年。依存症患者らで結成されたゴスペルグループ「リカバリー」が音楽ホールでコンサートを開こうとしていた。そのメンバーには大和の名前があった。

あの事件以来、沈黙を守ってきた大和がついにカムバックする。出演の知らせを聞いたコアなファンが続々と会場前に集まった。

薬物、ギャンブル、アルコール、買い物、ゲームといった依存症者で構成される依存症ゴスペルグループ「リカバリー」。メンバーたちは互いに支え合い、スリップ(依存性物質に再び手を出すこと)することなくコンサートにこぎつける。

しかし、大和は開始時間を過ぎても現れない。

逃げたのか?それともスリップ?果たしてコンサートは開催できるのか……。

まとめ


(C)公益社団法人ギャンブル依存症を考える会

「7日間連続満席」を記録した新宿K’s cinemaでの上映終了後も、全国各地の劇場にて大盛況が続く映画『アディクトを待ちながら』。

このたび本作の公開封切り館である新宿K’s cinemaにて、8月10日(土)から1週間限定のアンコール上映が決定されました。

主演・高知東生が新たな「バースデイ」を迎え、『アディクトを待ちながら』にとって記念すべき映画館である新宿K’s cinemaでの待望のアンコール上映をぜひお見逃しなく!

映画『アディクトを待ちながら』は2024年6月29日(土)より新宿K’scinema他で全国順次公開!



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