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SF映画おすすめ5選《結末どんでん返し》の名作小説の実写化からタイムリープものまで!【糸魚川セレクション】

  • Writer :
  • 糸魚川悟

Cinemarche内で連載コラム「SF恐怖映画という名の観覧車」を担当連載させていただいている、糸魚川悟です。

もはや1つのジャンルと言ってしまって良いのでは、と感じるほど多くの方が大好きな「どんでん返し」。

『ユージュアル・サスペクツ』(1995)や『去年の冬、きみと別れ』(2018)など、長年に渡り多くの「どんでん返し」映画が制作されています。


© 2014 Ender’s Game Holdings LLC. All rights reserved.

今回は【糸魚川悟セレクション】として、「SF映画おすすめ5選【結末どんでん返し】の名作小説の実写化からタイムリープものまで!」と銘打ってご紹介。

どんな突飛なオチも用意出来る「SF」と言うジャンルだからこそ描ける、驚きの5作品を選んでみました。

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おすすめのどんでん返しSF①『猿の惑星』


© 2001 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

映画『猿の惑星』の作品情報

【原題】
PLANET OF THE APES

【公開】
1968年(アメリカ映画)

【監督】
フランクリン・J・シャフナー

【キャスト】
チャールトン・ヘストン、ロディ・マクドウォール、キム・ハンター、モーリス・エヴァンス

【作品概要】
ピエール・ブールによる同名小説を、エミー賞やアカデミー賞を幾度となく受賞したフランクリン・J・シャフナーが実写化した作品。

5作の続編、ティム・バートンによるリメイク、そして現在ではリブートシリーズが制作されるなど人気の衰えない名作SF。

映画『猿の惑星』のあらすじ

冷凍睡眠したジョージ・テイラー(チャールトン・ヘストン)を含む4人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船が、地球への帰路の途中トラブルにより未知の惑星へと降り立ってしまいます。

しかし、降り立ったその惑星でテイラーが目にしたのは、知能を失った人間を下等生物として扱う猿たちの姿でした……。

見事な伏線回収とあまりにも有名なオチ


© 2001 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

タイトルから連想できるイメージと、古い映画と言うことも重なり何となく敬遠している方もいるのではないでしょうか。

実はこの作品、初見の方は今鑑賞しても充分にびっくりさせられるオチと、そのオチに向けた伏線の数々に衝撃を受けること間違いなしの作品。

しかし、その驚愕のオチがパッケージに表記されていると言うことも有名であり「オチを知ってるから良いや」と言う人も多いはずです。

ですが、本作は「オチを知っている人でも楽しめる作品」の代表作でもあります。

猿に支配され、実験台にされたり簡単に命を奪われる世界の嫌悪感。

しかし、現実では人間が猿に同様の事をしていると言う痛烈な皮肉と、それすらオチへの伏線となる見事な脚本。

初見の人はそのオチに驚愕し、オチを知っている人は巧みな脚本に感心出来る良作SF映画です。

おすすめのどんでん返しSF②『ノウイング』


©2009 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

映画『ノウイング』の作品情報

【原題】
Knowing

【公開】
2009年(アメリカ映画)

【監督】
アレックス・プロヤス

【キャスト】
ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン

【作品概要】
『アイ,ロボット』(2004)のアレックス・プロヤスによって2009年に制作されたディザスタームービー。

主演は『コン・エアー』(1997)等でお馴染みのニコラス・ケイジ、共演に『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)や『ピーター・ラビット』(2018)でヒロインを演じたローズ・バーンなど。

映画『ノウイング』のあらすじ

50年前、子供たちの絵を入れたタイムカプセルがある小学校に埋められました。

2009年、宇宙物理学者のジョン(ニコラス・ケイジ)はタイムカプセルの中に入れられた紙に描かれた数字の羅列が、これから起きる災厄を預言したものだと知り……。

謎の預言と相次ぐ災害、世界の行く末は?


©2009 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

連載コラム内でもご紹介させていただきましたが、アメリカ映画は「キリスト教的概念」や「聖書」を物語のベースとしていることが多々あります。

映画『ノウイング』は正に「聖書」の物語をベースとしていて、災厄の果てに訪れるオチも「宗教的」なものです。

しかし、「キリスト教」に余り馴染みのない方でも耳にしたことがあるようなエピソードを主軸としているため、完全に置いていかれることはありません。

大迫力の災害シーンの数々と、その先に待ち構える「絶望」の真実と仄かな「希望」。

様々な問題を抱える現実の世界があるからこそ、再び地球の未来について考えさせられる作品です。

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おすすめのどんでん返しSF③『月に囚われた男』


© 2009 Lunar Industries Limited. All Rights Reserved.

映画『月に囚われた男』の作品情報

【原題】
Moon

【公開】
2009年(イギリス映画)

【監督】
ダンカン・ジョーンズ

【キャスト】
サム・ロックウェル、ロビン・チョーク、ケヴィン・スペイシー

【作品概要】
デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズが長編映画監督としてデビューした作品。

宇宙を描いたSFとしては低予算で制作されたが、世界各国で高い興行収入と評価を集めた。

主演は『グリーンマイル』(1999)など様々な映画に出演し、後に『スリー・ビルボード』でアカデミー賞を受賞するサム・ロックウェル。

映画『月に囚われた男』のあらすじ

月でたった一人、相棒ロボットのガーティ(ケヴィン・スペイシー)とエネルギー資源の採掘を行うサム(サム・ロックウェル)。

契約期間の終了が迫り、地球に居る妻子との再会を心待ちにするサムでしたが作業中に事故を起こしてしまい……。

広大な宇宙を舞台に、閉塞感と不気味さが覆うSFサスペンス


© 2009 Lunar Industries Limited. All Rights Reserved.

月を舞台にたった一人で作業する男の真実を求めた奮闘劇。

制作費を削るため絞られた登場人物と舞台設定により「月から出られない」と言う閉塞感が覆う本作。

作業中に起こした事故により知ってしまったある「事実」が主人公を「絶望の真実」へと導き、その真相を知れば知るほど「救われない」ことが分かります。

そんな状況下で男は何を願うのか、「絶望の真実」とは何なのか。

物語の序盤から次々と予想外の方向へと物語が展開する、オススメの作品です。

おすすめのどんでん返しSF④『エンダーのゲーム』


© 2014 Ender’s Game Holdings LLC. All rights reserved.

映画『エンダーのゲーム』の作品情報

【原題】
Ender’s Game

【公開】
2013年(アメリカ映画)

【監督】
ギャヴィン・フッド

【キャスト】
エイサ・バターフィールド、ヘイリー・スタインフェルド、アビゲイル・ブレスリン、ハリソン・フォード、ベン・キングズレー

【作品概要】
80年代から続く、オースン・スコット・カードによる大人気SF小説シリーズ。

実写化不可能と言われていたシリーズの第1作を『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009)のギャヴィン・フッドが最新技術を用いて実写化した作品。

映画『エンダーのゲーム』のあらすじ

異星人からの度重なる襲撃を受けた人間は、次なる襲撃に備えるべく才能ある子供を幼少時代から戦闘員として育てる教育を始めます。

特別な生まれと「戦いを終わらせるもの(エンダー)」としての運命を背負うアンドリュー(エイサ・バタフィールド)は訓練校の中で頭角を現し……。

王道の展開と予想外の結末


© 2014 Ender’s Game Holdings LLC. All rights reserved.

選ばれしものとして生まれ、その才能を発揮し苦悩の中で成長していく。

80年代の小説を実写化した作品であり、プロットも王道中の王道を進んでいきます。

CGを多用し、現在でなければ制作出来ない圧倒的なクオリティで描かれる王道SFとしての魅力も高い本作。

しかし、この作品が「異質」なのは終盤の「どんでん返し」にあります。

その「どんでん返し」は物語の根幹を揺るがすような大きなものではないのですが、「王道の展開」を辿っていたアンドリューにとっては根幹を揺るがすとも言える衝撃的なものとなったはずです。

戦いに勝つために手段を選ばないことは「正しい」と言えるのか、「大人」の感覚と「子供」の感覚の差異や「戦争」の悲壮さを描いており、原作小説が名作と呼ばれる所以の分かる作品です。

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おすすめのどんでん返しSF⑤『プリデスティネーション』


©2013 Predestination Holdings Pty Ltd, Screen Australia, Screen Queensland Pty Ltd and Cutting Edge Post Pty Ltd

映画『プリデスティネーション』の作品情報

【原題】
Predestination

【公開】
2014年(オーストラリア映画)

【監督】
マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ

【キャスト】
イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー

【作品概要】
『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997)として映画化された『宇宙の戦士』などの作品が有名なSF作家、ロバート・A・ハインラインの短編小説を映像化した作品。

監督はこの映画の後に、『ジグソウ:ソウ・レガシー』(2017)や『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』(2018)など様々な分野で活躍するスピエリッグ兄弟が勤めた。

映画『プリデスティネーション』のあらすじ

1970年、爆弾の解体に失敗し大火傷を負った男は、何者かの助けで時空転移装置を使い未来へと時空を移動します。

火傷を負った顔の代わりに新しい顔を与えられた男は、組織の命令に従い連続爆弾魔フィズル・ボマーが世界を混乱に陥れていた1970年へと再び戻ることになり……。

練りに練られた脚本に唸らせられるオススメSF


©2013 Predestination Holdings Pty Ltd, Screen Australia, Screen Queensland Pty Ltd and Cutting Edge Post Pty Ltd

様々なSF映画の種類の中でも特に「脚本」が重要になるのは、時間移動がメインとなる「タイムリープ」ものと言えます。

「タイムパラドックス」や「パラレルワールド」の概念など、時間移動をした先で起こした行動の数々が未来に影響を及ぼす物語は、鑑賞者側も上手な「脚本」を求めています。

本作では「タイムリープ」という壮大な冒険がメインになるにも関わらず、描かれるのは世界規模の戦いではなく、「ある1人の人生」です。

しかし、そんな「小規模な物語」が「タイムリープ」と言う要素が加わることによって、奥深い物語となり鑑賞者を唸らせる出来栄えとなっていました。

連続爆弾魔の存在や、時空を越えた主人公の登場で1人の人物の人生がどう変わっていくのか、衝撃的な展開と見事な脚本をぜひ堪能してください。

まとめ

【糸魚川セレクション】は、いかがでしたか。

今回ご紹介させていただいた作品は、どれも「どんでん返し」と言う要素を除いても楽しめる作品ばかりです。

見事な物語展開に驚かされたい人も、純粋にSF映画を楽しみたい人も、まだ未鑑賞の作品があればぜひご覧になってください。

【連載コラム】『SF恐怖映画という名の観覧車』記事一覧はこちら

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