ピュアな純愛小説『ストロベリームーン』が実写映画化決定!
高校1年の男子・佐藤日向と入学式の日に出会った美少女・桜井萌。萌は自身の病気を隠して日向と交際を始めます。余命という期限のある幸せで切ない時間を過ごす2人の姿が描いた、芥川なおの恋愛小説『ストロベリームーン』。
この純愛小説が実写映画になります。映画『ストロベリームーン』は、2026年10月17日(金)に全国公開。
残り少ない人生をかけて日向と付き合う萌の一途さ、全てを知っても萌との一瞬一瞬を大切にしようとする日向。2人のピュアな愛は、一緒に見つめた6月の満月・ストロベリームーンの言い伝えとともに読者の心に響きます。
映画公開に先駆けて、小説『ストロベリームーン』をネタバレありでご紹介します。
CONTENTS
小説『ストロベリームーン』の主な登場人物
【佐藤日向】
主人公。高校生1年生の時に萌と知り合う
【桜井萌】
美少女の高校1年生。なぜか日向にアピールする
【福山凛太郎(フーヤン)】
日向の同級生。
【川村健二(カワケン)】
日向の同級生。
【高遠麗】
日向の同級生であり、幼馴染みの美少女
小説『ストロベリームーン』のあらすじとネタバレ

『ストロベリームーン』書影(著者・芥川なお/すばる舎より)
高校の入学式で、遅刻してきた佐藤日向。おそるおそる校門を入ったところで美少女と出会いました。
同じような新品の制服を着ているので新入生だと思った日向。どういうわけか、彼女は日向に良く話しかけ、「また後でね」などと言いました。
その後、新入生の教室で日向は彼女が同じクラスであることを確認し、とても驚きました。
彼女の名前は桜井萌。教室でもなぜか積極的にアプローチしてきて、出会った初日から付き合うことになります。
それは、日向と仲の良い福山と川村にも内緒のセンセーショナルな出来事でした。
美少女の萌と平凡な容姿の日向。どうして僕なんかと……。日向は不思議でたまりませんが、日向も萌の可愛さに一目ぼれしていたのですから、嬉しくてたまりません。
新学年が始まってすぐに、桜井萌は学年一の美少女の座を、日向の幼馴染みの高遠麗と争うほどの人気が出てきます。
1学期中に行われる学園祭や体育祭を通して、萌の可愛さがますます評判になり、告白するスポーツ少年や先輩たちが多いのも、日向をやきもきさせます。
しばらくすると、2人は付き合っていることを公にしようと決め、日向は福山と川村にも教えます。
萌はいつも、男子から告白されると「付き合っている人がいるから」と断っていました。そんな日向と萌はメッセージのやり取りから、ついにデートをするようになります。
「ねえ、佐藤君、ストロベリームーンって知ってる?」。好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる神話がある赤い満月「ストロベリームーン」は、萌が一番見たいものでした。
その年の萌の誕生日6月4日は、ストロベリームーンの日でしたので、2人はストロベリームーンを見に行くことにしました。
決行日の夜。親に嘘ついて夜出てきたと言う萌。2人は高台にある温泉施設の公園で2人は神秘的なストロベリームーンを観ます。
日向は右手で月に手を重ね、萌も左手で手をかざします。日向の右手と萌の左手が一つになりました。萌の小指には日向がプレゼントしたピンキーリングがはめられていました。
幸せなひとときを満喫して、2人は帰路につきました。ですが、萌の家の前には萌がいないことに気が付いて両親が心配して待ち受けていました。
「君は夜遅くまで女の子を連れだして、どういうつもりだね」「萌は身体が弱いのよ」
心配し怒る両親に一生懸命に説明する萌ですが、日向は萌のお父さんから「今日は帰ってくれ」と言われ、そのまま帰宅しました。
小説『ストロベリームーン』の感想と評価
「ストロベリームーン」とは、6月の満月のこと。これは、アメリカ先住民が6月の満月を、イチゴの収穫時期と関連付けて「ストロベリームーン」と呼んだことに由来します。
本作のタイトルにも使用されている「ストロベリームーン」には、好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという言い伝えがあります。
他にも「変わらぬ愛」の花言葉を持つ向日葵も登場させたりと、物語には恋愛女子が好みそうな要素を多く含んでいます。
このようなこともこの作品が人気のあることの要因の一つかと思えます。
また、『君の膵臓をたべたい』や『四月は君の嘘』のような泣ける恋愛小説では、恋人の片方が病死したりするのがお決まりです。本作も同じようなストーリー展開なのですが、真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐなピュアな恋愛が読者の心に響くのではないでしょうか。
美少女の萌が日向に魅かれた理由は何か。余命を知ってから書き続けている萌の日記が読者にも披露された時、新たな悲しみが襲います。
2人の思い出のストロベリームーン。いつまでも永遠に純粋な恋を語り継いでくれることでしょう。
映画『ストロベリームーン』の見どころ
映画では、主人公の初々しい高校生たちを、當真あみと齋藤潤といったフレッシュな2人が演じます。
萌役を演じる當真あみは、NHK大河ドラマ『どうする家康』(2023)などの注目作に出演し、現在大躍進中。本作で長編映画初主演を務めます。
「限られた時間を全力で過ごす萌の姿が愛おしく、そんな萌を支える家族や友達、そして日向くんの優しさに心が温かくなりました」と語り、萌の明るさの裏に隠された悲しみと儚さを、リアルに体現するそうです。
萌に告白される純朴な同級生・佐藤日向役は、『カラオケ行こ!』(2024)で第48回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の映画賞に輝き、「室井慎次」シリーズ(2024)に出演した齋藤潤が演じます。
病気を打ち明けられないまま恋をした萌と幸せな時を過ごす日向。若手キャストの當真あみと齋藤潤の‟儚くも強い愛の表現”が、見どころの一つと言えます。
映画では、13年後の日向たちが登場します。おそらく大人になった日向が高校生の頃を回想する形で、物語は展開するのでしょう。
日向は大人になってから、萌の日記を読むのかもしれません。思い出の中で生きる恋人は永遠に愛しい存在のままなのでしょうが、大人目線で振り返ってもあの時の気持ちは全く変わらないのでしょうか。
改めて振り返ったとき、新たな愛が展開するのかどうか。映画のラストにも注目です。
映画『ストロベリームーン』の作品情報

(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会
【日本公開】
2025年(日本映画)
【原作】
『ストロベリームーン』(著者・芥川なお/すばる舎より)
【監督】
酒井麻衣
【脚本】
岡田惠和
【キャスト】
當真あみ、齋藤潤、杉野遥亮、中条あやみ、池端杏慈、黒崎煌代、吉澤要人、伊藤健太郎、泉澤祐希、池津祥子、橋本じゅん、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア
まとめ
切なくて泣ける恋愛小説『ストロベリームーン』を、ネタバレありでご紹介しました。
本作は『余命10年』(2022)などの脚本を手がける岡田惠和と、『恋を知らない僕たちは』(2024)などの監督を務める若手実力派監督酒井麻衣のタッグによって実写映画化が決定しています。
映画『ストロベリームーン』は、2026年10月17日(金)に全国公開。
ストロベリームーンのシーン、向日葵畑のシーン、どれをとっても真実の愛に溢れ、甘酸っぱい初恋そのままを永遠に抱く2人の姿に胸ときめくことでしょう。映画の公開が楽しみです。


































