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Entry 2016/12/08
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映画『東京物語』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も【小津安二郎の最高傑作】

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

山田洋次監督の最新作『家族はつらいよ2』は、現在2017年5月公開にむけて好調撮影中。

その第1作目となる、『家族はつらいよ』は、1953年公開の『東京物語』のリメイク版なのはご存知でしょうか?

映画通なら、今さら観たことないと言い出しづらい本家で元祖!小津安二郎監督の『東京物語』について、1分36秒で分かった映画通になっちゃう、チョ〜、簡単にご紹介します。

映画『東京物語』の作品情報

【公開】
1953年(日本)

【脚本・監督】
小津安二郎

【キャスト】

笠智衆、東山千栄子、山村聡、三宅邦子、村瀬禪、毛利充宏、杉村春子、中村伸郎、原節子、大坂志郎、香川京子、十朱久長、岡輝子、東野英治郎、高橋とよ、三谷幸子、安部徹、阿南純子

【作品概要】
家族の絆を中心に、親と子どもの世界観のズレを描いた点が見どころで、日本人の死生観がある名作とも言われています。つまり、この作品は、見た年齢や家族背景の状況よって印象が変わる作品となっています。

また、小津安二郎監督と原節子の共作による、『晩春』(1949年)『麦秋』(1951年)『東京物語』(1953年)は、通称「紀子三部作」と呼ばれていて、物語としての流れの繋がりではなく、原節子が演じるヒロインの名前がすべて「紀子」だからです。

映画『東京物語』のあらすじとネタバレ

平山周吉と妻のとみは、尾道から20年ぶりに東京に上京。長男の幸一の家族や、長女志げ夫婦も歓迎してむかい入れます。

しかし、開業医で医者の幸一と、美容院を営む志げは、それぞれの仕事や生活が忙しいようで、あまり2人を相手にはしてくれません。

幸一と志げは相談をすると、両親を熱海温泉に招待して行かせる気遣いします。

しかし、それはどこか厄介払いのようで、周吉と妻とみは何か温かさが欠けていると感じていました。

そんな周吉は、東京の下町で再開した旧友と呑んだことが楽しく、妻のとみは、戦死した次男の昌二の未亡人の紀子の優しいが嬉しかった…。

やがて、周吉と妻とみは尾道に戻りますが…。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『東京物語』ネタバレ・結末の記載がございます。『東京物語』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
尾道の末娘京子からの電報で、「ハハキトク」と届きます。

母親のとみは、駆けつけた長男幸一と長女志げにみとられ、その一生を終えます。

駆けつけてくれた家族は悲嘆にくれましたが、やがて、葬式が済む早々に慌ただしく、幸一と志げは東京にすぐに戻ると言い出します。

妹の京子には、兄弟ながら兄と姉の人情の無さが嫌でがたまらなかったが、紀子は、京子に大人の都合を諭します。

一方で紀子も独り身ゆえの将来の不安を感じていて、東京へ戻る前に、紀子は心境を正直に周吉に打ちあけます。

周吉は、紀子の素直な心に感謝をしながら、妻の形見の時計を紀子に贈ります。独りになった周吉は、しみじみとした寂しさを感じるのです…。

映画『東京物語』の感想と評価

2012年、世界の映画監督が選ぶ映画史上最高の映画ベストテン第1位の栄誉に輝いている作品です。「小津調」とよばれる独特な美しさが芸術作品として高く評価され、ニューヨーク近代美術館にフィルムが所蔵されました。

この作品の撮影時に、平山周吉役を演じた笠智衆の年齢はなんと48歳!若い頃から長らく老け役を演じていた笠智衆は、小津作品を通じて「日本の父親像」を確立しました。

そして、とにかく、どのショットもロー・アングルで撮影されて、人物や物が平行に配置された均衡がとられた、まるで写真集のような映画です。

それがズバリ!「小津調」なのです。

まとめ

「永遠の聖女」と呼ばれた女優の原節子と、「日本の父親像」を確立した笠智衆が、息の合った演技が映画に叙情感を生み出しています。

そして、これらを見事に演出を指揮したのが国際的映画監督として世界の映画史に名を残した巨匠小津安二郎監督なのです。

日本映画の最高峰と言われる傑作!

さて、1分36秒で読まれましたか?ちなみに、『東京物語』の上映時間は1時間36分なります。

もし、この作品に興味が湧きましたら、ぜひ、『家族はつらいよ』と続けて、『東京物語』比較してご覧ください。

日本の美しさをフィルムに残しておきたかった、「小津調」に心からシビれること間違いなしです。

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