Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ヒューマンドラマ映画

君の名は。|実写映画化ハリウッドリメイクに新海誠監督の感想は!

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

新海誠監督の大ヒットアニメーション『君の名は。』が、何とハリウッドでの実写映画化を発表!

アメリカのパラマウント・ピクチャーズと映画『スター・ウォーズ』の新シリーズの監督であるJ・J・エイブラムスの立ち上げた制作会社バッド・ロボットが実写映画化権を獲得したそうです。

1.『君の名は。』の実写化は、バッド・ロボット・プロダクションズ


(C)2016「君の名は。」製作委員会

この実写化には、J・J・エイブラムスもプロデューサーの1人として名を連ねているようで、一大プロジェクトへの飛躍を見せたことで、監督を務めた新海誠監督と川村元気プロデューサーの期待も大きいようです。

制作をおこなうバッド・ロボット・プロダクションズは、1988年にJ.J.エイブラムスとブライアン・バークよって設立。

映画では、2011年にパラマウント映画とアンブリン・エンターテインメントと共同製作をした『SUPER 8/スーパーエイト』。

この作品でかつてのスティーブン・スピルバーグ監督作品へのオマージュ的な作品を見せることで話題になりました。

また、ジョージ・ルーカス監督が生み出したスペース・オペラの傑作「スターウォーズシリーズ」では、ルーカスフィルムとの共同製作で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒」など監督を務めています。

2.バッド・ロボット・プロダクションズ製作作品リスト

【映画】
ロードキラー Joy Ride』(2001)
ミッション:インポッシブル3 Mission: Impossible III』(2006)
Pursued』(2007)
クローバーフィールド/HAKAISHA Cloverfield』(2008)
スター・トレック Star Trek』(2009)
恋とニュースのつくり方 Morning Glory』(2010)
SUPER8/スーパーエイト Super 8』(2011)
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル Mission: Impossible – Ghost Protocol』(2011)
スター・トレック イントゥ・ダークネス Star Trek Into Darkness』(2013)
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション Mission: Impossible – Rogue Nation』(2015)
スター・ウォーズ/フォースの覚醒 Star Wars: The Force Awakens』(2015)
10 クローバーフィールド・レーン 10 Cloverfield Lane』(2016)

*この作品リストに『君の名は。』は名前を連ねます、素晴らしいですね

【テレビシリーズ】
フェリシティの青春 Felicity』(1998-2002)
エイリアス Alias』(2001-2006)
LOST Lost』(2004-2010)
The Catch』(2005) パイロット版のみ
恋するブライアン』What About Brian (2006-2007)
Six Degrees』(2006-2007)
FRINGE/フリンジ Fringe』(2008-2013)
Anatomy of Hope』(2009) パイロット版
アンダーカバー Undercovers』(2010)
PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット Person of Interest』(2011-)
ALCATRAZ/アルカトラズ Alcatraz』(2012)
Shelter (2012)』パイロット版のみ
レボリューション Revolution』(2012-2014)
ALMOST HUMAN/オールモスト・ヒューマン Almost Human』(2013-2014)
BELIEVE/ビリーブ Believe』(2014)
ウエストワールド Westworld』(2016-)

これだけの秀作な映画やドラマシリーズの一角に『君の名は。』が入るのですから、アニメ版を1度見たファンも気になるところではないでしょうか。

『君の名は。』の実写版には、J.J.エイブラムスと同社のリンジー・ウェバーがプロデュースを担当

また、2017年に公開された映画『メッセージ』で、アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが脚本を担当します。

さらには、なんと!オリジナルアニメ版のプロデューサーを務めた川村元気も、この実写版プロジェクトに参加します。

3.新海誠監督と川村元気プロデューサーの実写化への感想は


(C)2016「君の名は。」製作委員会

ハリウッドでの実写化にあたり、アニメ版『君の名は。』の新海誠監督は、次のような感想を語っています。

「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」

新海誠監督も語る“新しい可能性”は、きっと、『スター・トレック』や『ミッション:インポッシブル』、また『スターウォーズ』などといった、かつての過去作の魅力を知り尽くし、新たなリメイク版として見せる手腕のあるJ・J・エイブラムス。

間違いなく、新海誠監督や『君の名は。』のファンのあなたに“新たな可能性”を見せてくれるでしょう。

繊細な新海誠監督の細密な光が好きなアニメファンの期待も、違った意味で裏切らないのではないはずです。

一方で、川村元気プロデューサーは実写化にあたり、次のような参加への異様句を示しています。

「これ以上ない、夢のようなチームになりました。JJエイブラムスさんが「君の名は。」をハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは信じられない気持ちでした。バッド・ロボットで彼と会って話すまで「これは夢だ、きっと夢に違いない」そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです。数々の名作を現代的なセンスで生まれ変わらせてきたJJエイブラムスさん。「君の名は。」をハリウッドで実写映画として生まれ変わらせるのにあたりJJエイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います。また脚本のエリック・ハイセラーさんが書いた「メッセージ」はここ数年で見たSF映画のなかで最も心を動かされたものでした。SFとラブストーリーが融合してクライマックスへと突き進む「君の名は。」を、エリックさんならば最高なかたちで表現してくれると確信しています。JJさん、エリックさんと共に「君の名は。」のハリウッド版実写映画をプロデュースできることを心より誇りに思います」

さすがプロデューサーですね。

川村元気はスタッフとして参加することもあって、脚本家エリック・ハイセラーを認めながらもきになるようですね。

“最高なかたちで表現”と語る川村元気のハリウッドでのスタッフとして活躍を見守りましょう。

まとめ

2016年8月に公開された『君の名は。』は、邦画歴代2位となる250億円の興行収入を突破しました。

また、邦画の公開には狭き門である隣国の中国でも、早期公開といった異例の興行を収めたことでも話題になりました。

田舎に暮らす女子高校生の宮水三葉と、東京で暮らす男子高校生の立花瀧のすれ違いの恋と奇跡を描いた恋愛ドラマ。

この作品が今度どのようにハリウッドで注目されるのか、今後も見守っていきたいですね。

また、新たな情報が入りましたら、当サイトにてご紹介いたします。

関連記事

ヒューマンドラマ映画

映画『虹色デイズ』あらすじとキャスト紹介。【佐野玲於×中川大志×高杉真宙×横浜流星】

佐野玲於×中川大志×高杉真宙×横浜流星 カルテット主演『虹色デイズ』7月6日(金)全国公開! 別冊マーガレットで連載されていた少女漫画でありながら、男子目線で物語が展開されるという斬新なストーリーが話 …

ヒューマンドラマ映画

映画『フロントランナー』あらすじネタバレと感想。実在の大統領選候補者をヒュー・ジャックマンの演技力で堪能する

1988年のアメリカ大統領選挙の民主党予備選の中で実際に起きたスキャンダルを映画化した『フロントランナー』。 ジョン・F・ケネディの再来と呼ばれ当時の世論のトップを走り、まさに最有力候補(=フロントラ …

ヒューマンドラマ映画

映画『北斎漫画』ネタバレあらすじ感想と結末の評価解説。タコをおもちゃに海女のエロティックな春画を描く

品行方正からは傑作は誕生しない、魔性に魂を込めた葛飾北斎の一面に迫る 映画『北斎漫画』は、矢代静一が1973年に発表した同名の戯曲が原作です。 『愛妻物語』(1951)で監督デビューし、モスクワ映画祭 …

ヒューマンドラマ映画

ダム・マネー ウォール街を狙え!ネタバレあらすじ感想と評価解説。愚かな資金の庶民投資家たちがヘッジファンドに“反乱騒動”

欲深ヘッジファンドに大泡を吹かせた庶民投資家の実話をコメディタッチで描く アカデミー助演女優賞を獲得した『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)のクレイグ・ギレスピー監督の映画『ダム・マ …

ヒューマンドラマ映画

映画『横須賀綺譚』感想評価と解説レビュー。タイトルの意味と結末を深読みすることで見えてきたアフターコロナという“日常”

『横須賀綺譚』は、7月11日(土)より新宿K’sシネマにて3週間のレートショー公開。 その後、今夏、神戸元町映画館ほか全国順次公開! 忙しい日常を送る青年、春樹が、東日本大震災で被災し、行方不明になっ …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学