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『ストレンジャーシングス未知の世界シーズン3』ネタバレ感想と結末までのあらすじ|SF恐怖映画という名の観覧車58

  • Writer :
  • 糸魚川悟

連載コラム「SF恐怖映画という名の観覧車」profile058

僅か4日でNETFLIX視聴者数を塗り替えたと発表されたドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)にメインキャストとして出演したミリー・ボビー・ブラウンなど、本ドラマに出演した俳優の多くが活躍の場を広げています。

そんな訳で、今回は世界的に最も注目すべきドラマである本ドラマの最新シーズンであるシーズン3をネタバレあらすじを交えご紹介していきます。

【連載コラム】『SF恐怖映画という名の観覧車』記事一覧はこちら

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海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3』の作品情報

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3キービジュアル

【日本公開】
2019年(NETFLIX独占配信)

【原題】
Stranger Things3

【キャスト】
フィン・ヴォルフハルト、ミリー・ボビー・ブラウン、ウィノナ・ライダー、デヴィッド・ハーバー、チャーリー・ヒートン、ナタリア・ダイアー、ジョー・キーリー、マヤ・ホーク

【作品概要】
『ナイトミュージアム』(2006)を製作したショーン・レヴィが製作総指揮を務める大人気NETFLIXオリジナルドラマ。

イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘として知られるマヤ・ホークが新たなキャストとして加わり話題となりました。

海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3』の登場人物紹介

マイク(フィン・ヴォルフハルト)

過去に2度「裏側の世界」を巡る危機と直面した中学生。

エルと恋仲になり、友人のウィルやダスティンとの仲を蔑ろにしています。

イレブン/エル(ミリー・ボビー・ブラウン)

ホーキンスの研究所で育てられた超能力を持つ少女。

現在はホッパーの娘としての人権を得て、マイクと恋仲になっています。

ダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)

1年前の事件以降、他の街に転校していたマイクの友人。

発明や陰謀を好む典型的なオタク少年で、彼の発明した無線「セレブロ」が謎の暗号を拾うことに。

ホッパー(デヴィッド・ハーバー)

娘を失った過去を持つホーキンスの警察署長。

身寄りのないエルを引き取り育てるも、エルとマイクとの距離感に不快感を覚えています。

スティーヴ(ジョー・キーリー)

かつてホーキンスイチの不良と呼ばれたフリーターの青年。

現在は街に出来たアイスパーラーで女性店員ロビンと共に働いており、1年前の事件で芽生えたダスティンとの友情も続いています。

ナンシー(ナタリア・ダイアー)

新聞社で働くマイクの姉。

女性を軽視する新聞社の男たちを嫌悪しており、恋仲であるカメラマンのジョナサンと共にスクープを狙っています。

ビリー(デイカー・モンゴメリー)

1年前に現れたマイクの同級生マックスの兄。

女性に高い人気を誇るライフガードですが、「何か」に襲われることになり…。

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海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3』のあらすじとネタバレ

1984年、ソビエト連邦では次元の壁を破る実験が進められていました。

失敗を繰り返す研究員に対し「将軍」と呼ばれる男は1年の期限をつけ、実験の成功を急がせます。

1年後、ホーキンスの町に「スターコートモール」と言う巨大なショッピングモールがオープンし、モールは連日大いに賑わっていました。

1年前の事件以降、久々に町に戻ってきたダスティンはマイクたちに暖かく迎え入れられますが、エルと付き合うマイク、マックスと付き合うルーカスはダスティンとの行動を嫌がるようになり、仲間との間に溝を感じ始めます。

マイクとエルが一日中一緒にいることに不満を募らせるホッパーは、マイクを連れ出しエルとの関係に脅迫じみた忠告をします。

自己製作した無線「セレブロ」を使い、転校中に付き合うことになったスージーと連絡を取ろうとするダスティンは、無線から自身の知らない言語を聞き取ります。

一方、プールの監視員として働き、女性に圧倒的な人気を誇るマックスの兄ビリーは、マイクの母親を口説き夜にモーテルで会う約束を取り付けていました。

マイクの母親も当初はノリ気であり、夜にモーテルに向かうビリーでしたが、今は使われていない廃工場の付近で車の運転中に「何か」と接触し事故にあいます。

フロントガラスについた謎の粘液に疑問を覚えるビリーでしたが、「何か」に足を掴まれ廃工場の地下へと引きずり込まれ、口から「何か」の侵入を許してしまいます。

翌日、命からがら廃工場から逃げ延びたビリーは「何か」の協力を求める幻聴や幻覚に苦しめられ、徐々に精神に異常をきたし始めます。

「何か」の要望に答えようとするビリーは、自身を心配したプール監視員のヘザーを拉致し、廃工場の地下に連れ「何か」に与えるのでした。

ダスティンはモール内のアイスパーラーを訪れ、従業員の女性ロビンと出会います。

高校の卒業後、大学への進学に失敗したスティーヴもアイスパーラーで働いており、2人は再会を喜び合いました。

ダスティンは無線から流れ出た言葉がソ連による秘密通信であることを確信しており、スティーヴと協力し暗号を解読しようと企みます。

しかし、聞き覚えのある音楽が流れるものの、ロシア語を翻訳する作業すら上手くいかないスティーヴとダスティン。

そんな2人をみかねたロビンは、4ヶ国語を聞き取れると言う能力を使い英語に翻訳することに成功します。

出来上がった言葉は支離滅裂かつ日常的なワードしか使われておらず、意味の無い通信だとスティーヴは落胆しますが、逆にロビンはスパイのような秘密かつヤバいやり取りを行う際に使う「暗号」ではないかと、興味を示し始めます。

翻訳を成功した帰り道、閉店したモール内を歩くスティーヴはゲームコーナーである閃きに辿り着き、お金を入れることで動く馬の乗り物にお金を入れます。

怪訝に思うロビンとダスティンでしたが、その馬からは無線で流れていたのと同じ音楽が流れていました。

ソ連製なのではないかと言うロビンに、スティーヴはこの乗り物の開発業者が在中するのはホーキンスであると言うのでした。

新聞社で働くナンシーとジョナサンはコーンウォール通りにある老婦人ドリスコルの家で凶暴化したネズミを発見します。

そのことを上司に話し記事化すべきと訴えるナンシーでしたが、編集長のトムを始めとした社員たちに一笑に付され、証拠を押さえなければいけないと再びドリスコルの家を訪ねます。

しかし、そこには正気を失い凶暴化したドリスコルの姿があり、何とかドリスコルを押さえつけ病院に搬送した2人は不法侵入や命令違反を指摘され新聞社を解雇。

家に帰ったナンシーの様子を見た母親は、彼女に諦めずに前を向き、自身で真実を暴き本を書くようにアドバイスするのでした。

母の言葉を胸に新聞社をクビになっても調査を続けるナンシーは、病院でドリスコルが異常な姿で暴れ出すのを目撃したことで「裏側の世界」が関わっていることを感じ取り、ジョナサンに連絡を取りウィルと会いたいと告げます。

ホッパーに脅されたマイクが明らかな嘘を言い自分と会わなかったことで、マイクと別れたエルはマックスと仲を深め、他人の意識の中に入る遊びを繰り返していました。

エルがビリーの意識内に入ると、ビリーが女性を「何か」に与えようとしている瞬間に対面することになります。

意識内に入ったエルにビリーが気がつくとエルは驚いて意識内から出て、マックスにビリーのしていたことを伝えます。

ビリーのしていることの正体を探ろうとする2人は、ビリーの部屋から血の付いたプール監視員の所持品と、氷を大量に入れた浴槽を発見し深刻さを感じ始めます。

プールの事務所での聞き込みで、血の付いた所持品が無断欠勤をしている女性監視員のヘザーのものであると知った2人はヘザーの家へと向かいますが彼女は健在であり、むしろビリーとの関係は良好に見え、違和感を覚えながらも2人は帰宅。

しかし、ヘザーは既に「何か」に取り込まれており、ビリーと共に自身の両親を始め様々な人間を拉致しては「何か」に提供していました。

そしてエルを目の当たりにしたビリーは、彼女こそが裏側の世界の壁を閉ざした少女であることを認識していました。

エルに振られたマイクは、ウィルの提案により女子のいない一日を過ごそうとしていましたが、エルとの事が気になるマイクとルーカスはウィルの遊びを適当に流してしまい、怒ったウィルはマイクに友情を壊していると告げると家に帰ってしまいます。

しかし、マイクの家から出ていったウィルは、身体中に感じる悪寒から再び裏側の世界の侵攻が始まったことを感じ取ります。

ウィルから聞いた情報に危機感を募らせたマイクは、ヘザーの生存に安心しきっていたマックスとエルを呼び、1年前にウィルに憑りついていた裏側の世界の怪物「マインドフレイヤー」がこちら側で動き出したことを告げます。

モールが出来たことで町は活気づきましたが、一方で商店街は崩壊寸前であり市長に対するデモが定期的に発生しています。

モールを誘致したことで商店街の店員たちから恨みを買うラリーは、次の選挙に向け、独立記念日に大規模な花火大会を行うため、デモの鎮静化をホッパーに依頼します。

一方、ジョイスは家と勤務先の磁石が突然機能しなくなったことを不審に思い独自に調査を進めていました。

科学教師から磁場を発生させる巨大な装置があれば磁石が機能しなくなる可能性があると聞いたジョイスは、ホッパーと共にかつてホーキンスにあった研究所跡を調査しに行きます。

研究所内の裏側の世界との境界があった壁がしっかりと塞がれていることを確認した2人ですが、事務所跡に居た男にホッパーは打ちのめされ逃走されてしまいます。

政府関係者の照会には時間がかかるとやる気を失ったホッパーでしたが、ジョイスが男の乗った車両は車ではなくバイクだと聞くとホッパーは顔色を変えました。

ラリーの部屋からバイクのヘルメットを持ったガタイの良い男が出てきたことを覚えていたホッパーは、ラリーの部屋に押し入りラリーを拷問します。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3』のネタバレ・結末の記載がございます。『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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彼の口からホッパーを襲った男の所属する組織はスターコートモールを根城にしており、ラリーを使ってモール付近の土地を買い漁っていることが話されます。

モールに買い取られた土地の売買書を見るジョイスは、湖の近くの発電所付近を重点的に買い取っていることから磁場の乱れが関係していることに気がつきます。

買い取られた土地をしらみつぶしに探索する2人は、無人の農場の家屋の地下に謎の施設を発見し、その施設内に現れたバイクの男と再び交戦。

マシンガンを所持する男から命からがら逃げ延びた2人は施設内にいたソ連人の研究者アレクセイを確保することに成功していました。

ガソリンスタンドで車を強奪したホッパーたちは陰謀論者であり優秀な記者でもあったマレーに保護を求めます。

マレーはロシア語が話せるためアレクセイとの会話の翻訳を頼み、アレクセイからソ連人の狙いが境界を再び開くことだと聞いたホッパーは、彼らの狙いを阻止するためモールへ行くことを決め、ホーキンスの緊急事態をアメリカ政府の研究者オーエンズに連絡し応援を要請。

暗号解読に没頭するロビンは、宅配会社の従業員が暗号内に存在する「銀の猫」の制服を着ていることや、モール内の様々な店が暗号と一致することから、ソ連の秘密基地がモール内にあることを確信します。

その推理通り、暗号が指し示す時間にモールの外で銃で武装した男たちが大量の箱を倉庫のような部屋に納入しているのをスティーヴたちは目撃。

モールの設計図を入手した3人は、アイスパーラーの控室にあるダクトを通し倉庫のような部屋に行き着くことが出来ることを知りますが、ダクトの幅が狭いため毎日アイスを試食と言いタダで食べにくるルーカスの妹エリカにアイスの一生無料を条件にダクトへの侵入を依頼します。

深夜、無線でやり取りをしながらエリカはダクトへと侵入し、内側から秘密の部屋を開けることに成功し中に入ったスティーヴたちでしたが、その直後に部屋全体が封鎖されエレベーターのように部屋全体が降下し、図らずもソ連の秘密基地に潜入することになりました。

基地の最深部でソ連により再び「裏側の世界」の境界が開かれる現場を目撃した4人でしたが、潜入が兵士たちにバレ、スティーヴとロビンが囮となることでダスティンとエリカを逃がすことに成功します。

ソ連の兵士に捕らえられたスティーヴとロビンはどこかの国の諜報員だと勘違いされ、薬を投与された上に過激な拷問を受けます。

打たれた薬物の影響でハイになる2人は、暗号を解読しここまで来たことやダスティンの存在を喋り、間もなく警察や米兵が来ると脅します。

そのタイミングでスティーヴとロビンが監禁されている部屋に押し入ったダスティンとエリカは、手にした武器で軍人たちを倒し2人の救助に成功し、4人はモール内へと逃げ込みました。

マインドフレイヤーについて話し合うマイクたちは、昨年と同じ手法であればマインドフレイヤーは誰かに憑りついている可能性が高い話し、エルとマックスはビリーのおかしな挙動に思い当たります。

ビリー以外の人間がプールから帰宅したタイミングを見計らい、ビリーを上手く煽り誘導することでサウナに閉じ込めることに成功したマイクたち。

高温を嫌うマインドフレイヤーの弱点を突くことに成功したマイクたちですが、ビリーは恐るべき力でサウナ室のドアを破壊し部屋の外へと出ます。

エルの超能力を持ってしても太刀打ちできないほどに異常な力を持ったビリー。

不意打ちを喰らわせたマイクの鉄パイプでの攻撃と、エルの超能力で建物の外に吹き飛ばすことに成功しましたが、ビリーはそのまま姿を消します。

ホッパーが不在であり、マインドフレイヤーとの戦いが孤立無援なことを危惧するマイクたちのもとに、事件の裏に裏側の世界の存在を感じ取っていたナンシーとジョナサンが現れます。

超能力を使い長時間マインドフレイヤーを探し続けるエルは、ビリーの心の中に侵入。

ビリーの心の中でエルは幼少時代のビリーが暴力的な父親と母親と育ったことを知りつつも、使われていない製鋼所がマインドフレイヤーの根城であることを突き止めます。

しかし、マインドフレイヤーが逆にエルの意識内へと入り、この世界を侵略することを宣言しました。

憑りつかれた人間を肉塊に変え、自らの身体を強化するマインドフレイヤー。

独立記念日の夜、コチラの世界への侵攻が始まりました。

意識内へと侵入されたことにより場所がバレ、攻撃を受けるマイクたちはエルやナンシーの奮闘もあり何とかスーパーへと逃げ込むことに成功しますが、マインドフレイヤーの攻撃によってエルが足に重傷を負ってしまいます。

スーパー内で所持していた無線からダスティンが助けを呼ぶ声を聞いたマイクは、ダスティンは久々に連絡を取り合うことが出来ますが、ダスティンの無線の電池が切れたことで、途切れ途切れにしかダスティンの言葉は聞き取れませんでした。

ホッパーたちは独立記念日の祭りの会場にたどり着きますが、その姿をラリーに見られてしまいます。

祭りに興味を示したアレクセイを祭りに連れていくマレーでしたが、アレクセイが祭りを楽しみだした頃、ホッパーを追う追っ手によりアレクセイは撃たれてしまいます。

複数の追っ手の存在に気がついたホッパーはジョイスをマレーに任せ、追っ手を引きつけ追っ手の1人を倒し拳銃を手にします。

その後ホッパーはマレーとジョイスとの合流に成功しますが、アレクセイは既に亡くなっていました。

追っ手から無線を奪ったホッパーは、マレーの通訳でダスティンたちの危機を知ります。

ソ連の基地から脱出後正気を取り戻したスティーヴとダスティンたちは既に閉店したモールの一階へと逃げますが、兵士の追っ手により追い詰められます。

しかし、そこにダスティンからの途切れ途切れの無線からモールに行き着いたマイクたちが現れ、エルの超能力で追手を倒すことに成功します。

再会を喜び、互いの状況を伝える両チームでしたが、エルが突然倒れ苦しみ始めます。

エルの足の傷口の内部が動きだし、それが痛みの原因であると考えたジョナサンは傷口を切り開きそれを取り出そうとします。

取り出したそれはマインドフレイヤーの一部であり、エルがそれを放るとモールに現れたホッパーがマインドフレイヤーの一部を踏み潰しました。

全員が情報を共有し合い、マインドフレイヤーを倒すためには基地に侵入し、境界を再び閉じる必要があると分かります。

中の状況を的確に指示するために、ダスティンは「セロブロ」を使うためスティーヴ、ロビン、エリカを連れ丘へと向かいます。

ナンシーたちはエルを連れゲートが閉じるまで逃げるつもりでしたが、ビリーがモールの外にまで来ており、モールの中で立ち向かうことになりました。

マインドフレイヤーがモールに現れ、丘の上からマインドフレイヤーを確認したスティーヴはロビンと共にモールへと向かいます。

マインドフレイヤーを引きつけるため車を起動しようとするジョナサンにビリーは車で突撃しようとしますが、駆けつけたスティーヴの車の突撃によって双方の車が大破し、ジョナサンたちはマインドフレイヤーを車で引きつけます。

しかし、モール内に残ったエルたちにビリーが気がつき、マックスとマイクを殴打したビリーは重傷を負ったことで上手く能力を使えないエルを連れ去りました。

一方、ホッパー、ジョイス、マレーは基地に侵入。

基地内でマレーは各設備の電源を落とし兵士たちを陽動し、ダスティンの無線での指示により緊急停止キーを手にしたジョイスとホッパーは壁に裏側の世界の境界を作り出している装置を停止しようとします。

しかし、再びバイクの男が現れホッパーは装置の近くで男ともみ合いになります。

マインドフレイヤーのもとに連れてこられたエルを救うためモールに戻ったスティーヴたちは、ルーカスがスーパーで手に入れた強力な花火を全員でマインドフレイヤーに当て続けダメージを与えることに成功。

ビリーの意識下でビリーの深層心理を見ていたエルは、自分を押さえつけるビリーに彼の母の過去の美しい記憶のことを話します。

花火の残弾が無くなり、エルを取り込もうとするマインドフレイヤーですが、正気を取り戻したビリーがエルを庇うと、マインドフレイヤーはビリーを串刺しにします。

無線によって時間がないことを悟ったジョイスはホッパーがバイクの男を倒した後に、装置を破壊するスイッチを起動しようとします。

装置の側にいるホッパーは装置の破壊に自身が巻き込まれることを理解していましたが、ジョイスに頷きスイッチを起動させました。

装置が破壊され、境界が閉じると同時にホッパーを始めとした、壁の近くにいた人間たちは消滅。

マインドフレイヤーは倒れ、オーエンズと米兵の到着によってモール内の人間は救助されるのでした。

3ヶ月後、度重なる大規模な事件を受け、ホーキンスは呪われた街として全国で知名度をあげています。

スティーヴとロビンが新たな職場を決める一方でジョイスの一家と、ホッパーを失ったエルはホーキンスを離れる決断をし、家の荷造りを始めていました。

エルはマイクに、ジョナサンはナンシーに変わらぬ想いを告げ、再び会うことを約束しジョナサンの運転する車で街を離れます。

一方、ソ連の領土、カムチャッカ半島では捕虜をデモゴルゴンに餌として与えているのでした。

海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3』の感想と評価

シーズン1から作中でも2年が経過し、ホーキンスの町も登場人物も大きな変化を見せるシーズン3。

「裏側の世界」や「怪物」を題材とした「SFホラー」ドラマである本作ですが、シーズン3では友人たちに恋人が出来たことで取り残された想いを抱えるウィルや、進学に失敗して悶々とした日々を過ごすスティーヴなど等身大な悩みを抱えるリアルな人間模様も魅力的に描かれています。

田舎町に巨大なショッピングモールが出来たことで町が活気づく一方で、商店街の住人達は職を失っていく。

時間が経つことにより失っていくものをどう受け入れるのか、と言う題材が印象的でした。

もちろん「SFホラー」な群像劇としての面白さはシーズン3でも健在で、裏側の世界と激しい攻防を繰り返すエルたちと暗号を解読するスティーヴたち、そして磁場の乱れを調査するホッパーたちの物語が1つに繋がる最終話は必見です。

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まとめ

シーズン3にして遂に始まる「裏側の世界」との全面戦争。

ホーキンスの町を舞台としたシリーズ最大規模の戦いと哀しい別れが描かれる第3シーズンも思わず一気見してしまいたくなるほどの良作。

今年の夏休みは全世界が熱狂するストレンジャー・シングスの世界に入り浸ってみてはいかがでしょうか。

次回の「SF恐怖映画という名の観覧車」は…


Netflixオリジナル映画「クローバーフィールド・パラドックス」

いかがでしたか。

次回のprofile059では、J・J・エイブラムスの手掛けた映画の正統続編『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)をネタバレあらすじを交え紹介させていただきます。

7月24日(水)の掲載をお楽しみに!

【連載コラム】『SF恐怖映画という名の観覧車』記事一覧はこちら


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