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タランティーノ映画最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』【予告から読み取れるものとは?】FILMINK-vol.16

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FILMINK-vol.16 How Much More Do We Know About Once Upon a Time in Hollywood after Cannes Premiere?

オーストラリアの映画サイト「FILMINK」が配信したコンテンツから「Cinemarche」が連携して海外の映画情報をお届けいたします。


© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

「FILMINK」から連載16弾としてピックアップしたのは、日本では2019年8月30日(金)公開のクエンティン・タランティーノ監督最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』です。

【連載レビュー】『FILMINK:list』記事一覧はこちら

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公開が待たれるタランティーノ最新作

2019年、全世界の映画ファンが最も心待ちにしていると言っても過言ではない『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。

公開された予告編第一弾にますます期待が高まります。

参考映像:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』本国版予告編

イメージを膨らませていたキャラクターたちが動いている実際の映像を見ると、さらに胸が高鳴りますね。

他のクエンティン・タランティーノ作品と同じく、本作も期待を裏切りません。彼の作品には他の映画製作者は決して真似できないであろう、特別なものがあります。

カラフルなストーリー、魅惑的なキャラクター、そしてシャロン・テートやブルース・リー、悪名高きチャールズ・マンソンという1960年代の実在の人物たち。

予告編は多くのファンにとって垂涎必死のものでしたが、それでもまだ謎や想像力を掻き立てる余白が残されています。

本記事ではカンヌでのタランティーノ監督による記者会見内容も含めた情報をまとめてお送りします。

舞台となるのは1969年のロサンゼルス

本作での地理的、時間的な設定は公開されています。

また、タランティーノ監督がマンソンファミリーについて言及することも長い間噂されてきた要素の一つです。

タランティーノはマンソンでは無く、“1969年”という時代についての映画を撮るということを2017年に発表していました。

予告編には眩いネオンの看板や“プッシーキャット・シアター”(ポルノなどを上映するアダルトな映画館)といった60年代を代表するアイコンが登場します。

もちろんマンソンファミリーの事件が本作の要であることも事実。マンソンを演じるのはオーストラリア出身の俳優、デイモン・ヘリマンです。

マンソンの存在が映画をどのくらいコントロールするかはまだ明かされていません。タランティーノという監督は予測できない、カジノの様な人物だからです。

もしかすればマンソンについてが物語の大部分を占めるかもしれませんし、『イングロリアス・バスターズ』のヒトラーの様に面白おかしく誇張されたカメオキャラクターであるかもしれません。

ただ、チャールズ・マンソンを持ち出さずに1969年のハリウッドの話をするというのは不可能に近い、というのは確かです。

彼はヒッピー文化の消滅と大きく関わっています。シャロン・テート殺害を含む、彼が犯した多くの殺人は、自由を愛したヒッピーの60年代を突然に終わらせました。

タランティーノがこの暗黒に満ち謎めいたキャラクターを映画内でどのように用いるかを目撃するとしましょう。

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最高のキャストたちを紹介

本作のキャストが発表された時点で大騒ぎされた方も多かったのではないでしょうか。早速この豪華すぎるキャスト陣を見ていくとしましょう。

レオナルド・ディカプリオ

© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

ディカプリオが演じるのは架空のウエスタン俳優、リック・ダルトン。

いつも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるディカプリオ。本作でも予告編の時点で、その見事な演技力が明らかになっています。

ブラッド・ピット

© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

ピットが演じるのはこれまた架空のキャラクター。リック・ダルトンの親友で彼のスタントダブルであるクリフ・ブースです。

ブースとダルトンのバディは、実在する俳優バート・レイノルズとスタントマンのハル・ニーダムをモデルにしているそう。

映画では、シャロン・テートとポランスキーの家の隣にブースは住んでいる設定です。

マーゴット・ロビー

© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

マーゴット・ロビー以上にシャロン・テート役が似会う女優はほかにいるでしょうか?

ロビーは以前『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にてディカプリオと共演しています。

金髪で少し頭が悪いといった悪意あるステレオタイプを任されることが多かったものの、『アイ・トーニャ』で彼女が持つ演技力を堂々と披露し、現代で最高の女優の一人と絶賛されたロビー。

本作が反フェミニスト的アプローチを取った映画と言われるにも関わらず、なぜ彼女はこの役を演じたのか。魅力溢れる名女優の存在感に注目です。

脇を固める名優たち

メインキャストの彼ら以外にも、マンソンを演じるデイモン・ヘリマン、殺害されたシャロン・テートの当時の夫を演じるラファウ・ザヴィエルチャ、シャロン・テートの友人アビゲール・フォルガーを演じるサマンサ・ロビンソン、マンソンに殺されたカリスマスタイリストのジェイ・セブリングを演じるエミール・ハーシュ、そしてアル・パチーノが出演。

欧州、アメリカの俳優たちが集結しています。

もう一つ、予告編で注目して頂きたい点があります。セブリングは実生活でブルース・リーと親交があり、彼らがトレーニングをしている瞬間が映し出されている、という事実です。

FILMINK【How Much More Do We Know About Once Upon a Time in Hollywood after Cannes Premiere?

英文記事/Raymond Sands
翻訳/Moeka Kotaki
監修/Natsuko Yakumaru(Cinemarche)
英文記事所有/Dov Kornits(FilmInk)www.filmink.com.au

本記事はオーストラリアにある出版社「FILMINK」のサイト掲載された英文記事を、Cinemarcheが翻訳掲載の権利を契約し、再構成したものです。本記事の無断使用や転写は一切禁止です。

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の作品情報

【日本公開】
2019年8月30日(アメリカ映画)

【原題】
Once Upon a Time in Hollywood

【監督・脚本】
クエンティン・タランティーノ

【キャスト】
レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、エミール・ハーシュ、マーガレット・クアリー、ティモシー・オリファント、オースティン・バトラー、ダコタ・ファニング、アル・パチーノ、ジェームズ・マースデン、ルーク・ペリー、ティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセル、ダミアン・ルイス

【作品概要】
1969年にハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に、ハリウッド映画界を描きます。

クエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットら豪華キャストが出演。

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映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のあらすじ


© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

物語の舞台は1969年、ロサンゼルス。俳優のリック・ダルトンは50年代後半に西部劇のTVシリーズで人気を博しましたが、現在はアルコール依存の為にキャリアは停滞気味。

そんな中、ダルトンのスタントダブルであり長年の親友、また妻殺しと逃走の疑いもかけられているクリフ・ブースはブルース・リーと一緒に格闘技の大会に参加することに。

ダルトンも新しいTVシリーズで悪役をゲットし、賢い子役に一泡吹かせられる現場を過ごしていました。

一方、女優シャロン・テートがポーランド人映画監督で夫のロマン・ポランスキーと共にハリウッドへやってきました。

モノクロ映画からカラー映画への変遷、古きジャンル映画の衰退…そして豪華絢爛のハリウッドに忍び寄る恐ろしい殺人集団の影。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は落ち目の俳優とスタントダブルのバディを主人公にマンソン・ファミリーとの大決闘を描く作品となっています。

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