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Entry 2024/06/20
Update

【10話ネタバレ/忘却バッテリー】感想あらすじ解説。智将vsアホ圭がせめぎあうパイ毛試合で千早は元同級生と因縁対決か⁈

  • Writer :
  • 谷川裕美子

帰ってきた智将・圭がアホとの間で揺れ動く第10話

「少年ジャンプ+」にて連載中の、みかわ絵子による大人気高校野球漫画をテレビアニメ化した『忘却バッテリー』。

完全無欠の豪腕投手の清峰葉流火と、記憶喪失となった元・切れ者キャッチャーの要圭を主人公に、ひたむきな若者たちの姿を熱く描きます。

あやしい催眠術によって、復活した智将・要圭。ベスト4の強豪校・氷河高校との練習試合に臨みますが、何度もおバカキャラが出てきそうになります。果たして圭は、試合が終わるまで智将のままでいられるのでしょうか。

アホ圭が顔を出すたびにあわてふためく藤堂らの姿が楽しい第10話をご紹介します。

アニメ『忘却バッテリー』の作品情報

【放送】
2024年(日本アニメ)

【原作】
みかわ絵子

【監督】
中園真登

【制作】
MAPPA

【キャスト】
増田俊樹、宮野真守、阿座上洋平、島﨑信長、梶裕貴、山谷祥生、大塚剛央、石井マーク、河西健吾

【作品概要】
みかわ絵子・原作の大人気高校野球漫画をテレビアニメ化。

中学時代に名を馳せた豪腕投手の清峰葉流火と、記憶喪失となった元・切れ者キャッチャーの要圭を主人公に、なぜか野球無名校である都立高校に進学したふたりが、同じく野球から遠ざかっていた天才たちとともに、再び野球に向き合っていく姿を熱く描きます。

主人公を増田俊樹、宮野真守が演じるほか、阿座上洋平、島﨑信長、梶裕貴らがメインキャストを担当。

アニメ『忘却バッテリー』第10話のあらすじとネタバレ

ベスト4の氷河高校との練習試合を迎えた小手指高校野球部。復活を遂げた智将・要圭の読み通りに試合は進んでいきます。

しかし試合中に頭痛が始まった圭は、記憶喪失後のアホ圭の人格に戻りそうになります。藤堂らは戦々恐々としながらも圭の様子をうかがいます。

相手のカットボールに藤堂・千早が倒れる中、圭は見事2ベースを打ちました。しかしベース上から圭が送るサインは、なんとパイ毛のジェスチャーでした。アホ圭の片鱗が見え隠れすることに、藤堂らの心配は募ります。

緊張する山田にアドバイスするために駆け寄る圭。藤堂の「しっかりしろ!圭がアホだった日々を思い出せ!」という叫びを聞いた山田は思わず笑ってしまい、緊張がとけてヒットを打てました。

攻守交代となり、葉流火と圭の最強バッテリーがフルスロットルで周囲を魅了します。あっという間に三者連続三振をとりました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアにはアニメ『忘却バッテリー』第10話ネタバレ・結末の記載がございます。アニメ『忘却バッテリー』第10話をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

そこに、オフのはずの相手チームのエース・霧島が最強バッテリーを観にやってきました。圭の素晴らしさを誉め、自分の球もとってくれないかなと呟きます。

一方の圭は大分ガタが来始め、何度もアホが顔を出します。だましだましいくいかないと相談する野球部員たち。

圭の打順が回ってきた時、投手は速球が持ち味の牧田に変わりました。剛速球を投げられた圭は、いつの間にかすっかりアホに戻ってしまいます。

まったく記憶がとんでしまった圭は、ベンチで菓子を食べたあげくに横になる始末です。

一方で葉流火は牧田の速球に力負けし、フライに倒れます。野球はフィジカルがすべてだと言って、千早に立ちはだかる牧田。

「壁からは逃げられない」そう千早は呟きました。

アニメ『忘却バッテリー』第10話の感想と評価

豪速球投手の葉流火をはじめ、野球部が待ち望んでいた智将・要圭が復活した前回。今回小手指高校は、圭の戦略のもと、ベスト4の強豪校・氷河高校との練習試合に臨みます。

しかし、試合前に頭痛に襲われた圭は、アホの片鱗がある行動をとり始めました。その頻度は次第に高くなり、無意識にアホ圭のお得意ギャグだったパイ毛のジェスチャーをするまでなります。

やがて、藤堂達が心配した通り、試合中だというのに、結局もとのおバカなアホ圭に戻ってしまいました

それでも、葉流火との最強黄金バッテリーがフルスロットルで実力を見せたのは大きな収穫だったといえるでしょう。

今後、智将はまた復活してくれるのか。それとも、またずっとアホ圭のままストーリーが進むのかとても気になります。どちらのキャラも魅力的なので、時々入れ替わりながら物語が展開していくのを期待したいところです。

今回のもう一つの見どころは、千早と彼の中学時代の同級生・牧田との確執でした。野球をやめたはずだと思っていた千早が現れ驚いた牧田でしたが、都立高校に行っても野球する意味などないと言ってマウントをとろうとします。

ゴリラと揶揄されるほどムキムキの牧田は、速球が持ち味の次期エースです。フィジカルに絶対的な自信を持つ彼は、小柄な千早を何度も言葉で威嚇します。

「壁からは逃げられない。」という千早の呟き。スポーツは全般的に体格のよい人間に有利であることは否めません。小柄な千早は何度もこの大きな壁にぶち当たってきたことでしょう。逃げられないという現実を受け止め、「もう逃げない」という意味で言ったのではないでしょうか

牧田が常にマウントをとろうとするのは、どこか精神的な弱さを逆に感じさせます痛みを乗り越えてきた千早はきっと牧田に勝てるはずだと信じたくなります。次週の展開が楽しみです。

まとめ

待ち望んでいた智将の完全復活も束の間、アホ圭が何度もピョコピョコと顔を出し始めた第10話

しかし、強豪・氷河高校は待ってはくれません。爆弾を抱えながら、小手指高校野球部は試合に臨むこととなりました。

心配した通り、試合中に圭はおバカに戻ってしまいます。これまで智将の戦術通りに戦ってきましたが、この先試合はどのように進んで行くのでしょう。また、再び智将が帰ってきてくれる日はくるのでしょうか。

千早と元同級生ピッチャー・牧田とのバトルの行方も気になります。小手指高校の勝利を願って応援しましょう。




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