アメリカで最も成功したジャパニーズ・コンテンツとも言われる『パワーレンジャー』シリーズ。
ハリウッドの歴戦のスタッフによって描かれるハイクオリティなアクションに注目が集まる映画『パワーレンジャー』をご紹介します。
CONTENTS
映画『パワーレンジャー』の作品情報
【公開】
2017年(アメリカ)
【原題】
Power Rangers
【監督】
ディーン・イズラライト
【キャスト】
デイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコット、RJ・サイラー、ベッキー・G、ルディ・リン、エリザベス・バンクス、ブライアン・クランストン、ビル・ヘイダー
【作品概要】
日本の「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズ化した大人気テレビドラマを、ハリウッドの映像技術によってリブートしたヒーローアクション大作映画。
パワーレンジャーの5人は、ハリウッドデビューとなるデイカー・モンゴメリーや、シンガーのベッキー・Gら、若手俳優を積極的に起用。その他にもエリザベス・バンクスやブライアン・クランストン、ビル・ヘイダーら実力者が名を連ねている。
映画『パワーレンジャー』のキャスト一覧
ジェイソン・スコット(レッド・レンジャー) / デイカー・モンゴメリー
1944年生まれのオーストラリア人俳優デイカー・モンゴメリーは、あのヒュー・ジャックマンと同じ西オーストラリア・パフォーミングアート・アカデミーを卒業。
2011年に短編映画『Bertrand the Terrible』で俳優デビューを果たし、本作『パワーレンジャー』が初のハリウッド作品のようですね。
そんなデイカー・モンゴメリー演じるジェイソン・スコット(レッド・レンジャー)は、元アメフトのスター選手だったものの、ある事件によって選手生命を絶たれ、父親の期待に背いてしまったことを悩み苦しむという役どころ。
パワーレンジャーのリーダー的存在なだけに、一体どのような演技を見せてくれるのか…要注目です!
キンバリー・ハート(ピンク・レンジャー) / ナオミ・スコット
イギリス出身のナオミ・スコットは、1993年生まれ。リドリー・スコット監督の『オデッセイ』(2016)や、パトリシア・リゲン監督の『チリ33人 希望の軌跡』(2016)などへの出演経験があります。
彼女が演じているキンバリー・ハート(ピンク・レンジャー)は、誰もが憧れる学校のアイドル的存在。
しかし、些細なことでグループから孤立してしまい…そんな悩みを持つピンク・レンジャーの演技に注目です!
ビリー・クランストン(ブルー・レンジャー) / RJ・サイラー
1995年生まれのアメリカ人俳優RJ・サイラーは、2015年に『ぼくとアールと彼女のさよなら』でスクリーンデビューを飾りました。
この作品でサンディエゴ映画評論家協会賞・助演男優賞にノミネートされた他、多数の賞レースに名を連ね、一気に評価が高まることに。
そんなRJ・サイラーは、内気で物静かなビリー・クランストン(ブルー・レンジャー)を演じています。
機械の扱いに長けているという特徴を持つ彼が、どんな活躍を見せてくれるのかに期待しましょう!
トリニー(イエロー・レンジャー) / ベッキー・G
幼い頃からシンガーとして活躍していたベッキー・G(1997年生まれ)は、2014年にリリースされたシングル『シャワー』で一躍脚光を浴びることに。
ピットブルとのコラボ曲『Can’t Get Enough』でビルボード誌ラテンチャート1位を獲得するなど、アーティストとしてはすでに著名な存在ですが、女優としては本作がデビューとなるようですね。
そんなベッキー・Gが演じているのは、転入生でいつも一人でいることを好むトリニー(イエロー・レンジャー)。
果たしてベッキー・Gが女優としても才能を開花させられるのか…注目して見ていきたいと思います!
ザック(ブラック・レンジャー) / ルディ・リン
中国出身のルディ・リンは、1987年生まれ。地元中国では、2015年に大ヒットした『モンスター・ハント』などに出演し、人気を誇っていました。
その後もNetflixのドラマ『マルコ・ポーロ』などに出演しており、英語なども堪能である上、ムエタイや柔術も達人級の腕を誇るという事で、様々なジャンルの作品での活躍が期待されていますね。
そんなルディ・リンが演じるのは、不登校のアウトローであるザック(ブラック・レンジャー)。
お調子者である反面、優しい一面も持ち合わせており、彼がどんな活躍を見せてくれるのか…要注目です!
リタ・レパルサ / エリザベス・バンクス
アメリカ人女優エリザベス・バンクスは1998年にスクリーンデビューを果たし、2002年にはサム・ライミ監督の『スパイダーマン』、スティーブン・スピルバーグ監督の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』などの話題作に出演し、注目を集めました。
2008年には『ブッシュ』でジョージ・W・ブッシュ(ジョシュ・ブローリン)の妻ローラ・ブッシュを好演し、2010年にはポール・ハギス監督の『スリーデイズ』でもメインキャストとして出演。
その後も、大人気シリーズ『ハンガー・ゲーム』(その後のシリーズ全てに出演)、製作も兼務したミュージカル映画『ピッチ・パーフェクト』、声優を務めた『LEGO ムービー』など、大活躍を見せていますね。
本作『パワーレンジャー』で演じているのは、先代パワーレンジャーであるゾードン(ブライアン・クランストン)らを滅ぼした悪の戦士・リタ・レパルサ。
ゾードンに封印されていたが、復活を果たし、今回改めてパワーレンジャーの最大の敵とした立ちはだかる訳ですが、一体どのような演技を見せてくれるのか…想像がつかないだけに興味深いですね!
ゾードン / ブライアン・クランストン
1980年代からテレビドラマで主に活躍していたブライアン・クランストンは、1996年に『すべてをあなたに』でスクリーンデビュー。
1998年にはスティーブン・スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』に出演し、高評価を獲得。
その後も『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)、『ドライヴ』(2011)、『アルゴ』(2012)、『トータル・リコール』(2012)などに出演。
最近ではギャレス・エドワーズ監督の『GODZILLA ゴジラ』(2014)、ジェイ・ローチ監督の『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(15/ジョイ・ローチ監督)でダルトン・トランボ役で主演を務めるなど、活躍を見せていますね。
そんなブライアン・クランストンが本作で演じているのは、かつてパワーレンジャーのリーダーだったゾードン(元レッド・レンジャー)。
リタ・レパルサとの闘いで肉体が消滅してしまったものの、アルファ5によって魂が救出され、“壁の中”の人物として生き続けているとのことで、彼がどんな役割を果たすのかに注目しましょう!
アルファ5(声) / ビル・ヘイダー
コメディアンとして有名なビル・ヘイダーは、今回パワーレンジャーのサポート役であるアルファ5の声を演じています。
声優としての経験はかなり豊富で、2009年の『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』を皮切りに、『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013)や『インサイド・ヘッド』(2015)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)のBB-8役に『ファインディング・ドリー』(2016)などに他にも多数の作品に名を連ねています。
おしゃべりなロボットだというアルファ5を、どのようなタイプの声で表現するのか…要注目ですね!
映画『パワーレンジャー』のあらすじ
時は遥か昔、紀元前のこと。
古代の世界では地球の運命を決する、最大の闘いが繰り広げられていました。
そこにいたのは5人の戦士“パワーレンジャー”。
彼らの活躍により、闘いは終焉を迎え、地球に平和が訪れたのです。
現代 ―
舞台となるのは、アメリカの小さな町エンジェル・グローブ。
そこでごく普通に暮らしていた5人の若者(ジェイソン、キンバリー、ビリー、トリニー、ザック)は、ある偶然によって導かれることに。
それは、同じ時間・同じ場所で不思議なコインを手にしたこと。
そのことによって超人的なパワーを手に入れた5人でしたが、あまりに強大過ぎるパワーに戸惑うばかり。
すると彼らの前にある人物と1体のロボットが現れます。
それは、紀元前の地球を守った“パワーレンジャー”のリーダーだったゾードンと、機械生命体アルファ5。
ゾードンは彼らに、かつて封印したはずの悪の戦士リタ・パレルサが甦り、再び世界征服を目論んでいることを伝えました。
そして、この5人が新たに選ばれた“パワーレンジャー”であるということを。
しかし、これまで普通の人生を送って来た若者にそんなことが到底受け入れられるはずもありません。
「僕らは何故選ばれたのか、何のために戦うのか?」
悩み苦しみながらも、危機に迫る地球と仲間たちを守るため、彼らは立ち上がる…。
果たして、彼らの闘いの行く末とは一体…?!
映画『パワーレンジャー』公開はいつから?
映画『パワーレンジャー』の劇場公開は、2017年7月15日(土)よりスタートすることがすでに決定しております。
前売券はすでに発売が開始されており、各劇場窓口(※劇場によって発売日が異なりますのでご注意ください)の他、「major」(https://www.major-j.com/info.php?f=power-rangersM20170415005)でもオンライン購入が可能です。
また、前売特典としてアメリカ版のポスタービジュアルをそのまま使用した特製クリアファイル(A4サイズ)が付いてきますので、お早目のご購入をお勧めいたします。(※全国合計10,000枚限定)
公開劇場数については全国的にかなり大規模で展開されるようで、この作品への期待度の高さが窺われます。
戦隊ヒーローものだからといって侮るなかれといった感じのド迫力の映像で、昨今のアメコミ作品+『トランスフォーマー』といったイメージの仕上がりとなっているようなので、お子様だけでなく、大人でも十分楽しめそうな内容の予感大といった感じですね!
日本初の戦隊ヒーロー映画の逆輸入作品というだけで話題性は十分ですので、興行成績的にも割と好記録を叩き出しそうな気がしますので、今後の展開を注視していきたいと思います。
映画『パワーレンジャー』試写会はある?
※映画『パワーレンジャー』の試写会は現在の所予定されておりません。新たな情報が入り次第、随時更新してまいります。
まとめ
日本の特撮テレビドラマシリーズである「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズとして1990年代からアメリカで人気を博している『パワーレンジャー』シリーズ。
日本の吹き替えキャストの方も少しずつ決定しており、勝地涼さん(ジェイソン役)や広瀬アリスさん(キンバリー役)がキャスティングされ、さらに大きな話題を集めています。
そんな大注目の映画『パワーレンジャー』は2017年7月15日(土)より公開開始です!ぜひ劇場でド迫力のハリウッド・リブート版『パワーレンジャー』をご覧ください!