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映画『スカイスクレイパー』のあらすじとキャスト。ドウェイン・ジョンソン紹介も

  • Writer :
  • バフィー

『パシフィック・リム』『ジュラシック・ワールド』のレジェンダリー・ピクチャーズ製作の新たなアクション・エンターテイメント大作『スカイスクレイパー』は、9月21日(金)全国ロードショー

2018年はジャングルの動物から巨大化した怪獣まで、あらゆるものと戦いをくり広げてきた、ドウェイン・ジョンソンの今度の相手は、高さ1066メートルの怪獣よりも大きい超高層ビル!

ビル内に閉じ込められた家族救出するため、元FBIの最強パパが大暴れします!!

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映画『スカイスクレイパー』の作品情報


(C)Universal Pictures

【公開】
2018年(アメリカ映画)

【原題】
Skyscraper

【監督】
ローソン・マーシャル・サーバー

【キャスト】
ドウェイン・ジョンソン、ネーヴ・キャンベル、パブロ・シュレイバー、チン・ハン、ノア・テイラー、バイロン・マン、ローランド・ムーラー、ジェイソン・デイ

【作品概要】
香港に建設された超高層ビル「ザ・パール」を舞台に、ビル内に閉じ込められた家族救出するため、『カルフォルニア・ダウン』『ランペイジ 巨獣大乱闘』のドウェイン・ジョンソン演じる元FBIの最強パパが大暴れします。

『スクリーム』のネーヴ・キャンベルも7年ぶりの大作映画出演となります。

ローソン・マーシャル・サーバー監督のプロフィール

監督作品『セントラル・インテリジェンス』

ローソン・マーシャル・サーバーは、1975年2月9日生まれ、アメリカ・サンフランシスコ出身の映画監督。

ユニオン・カレッジで英語と舞台美術を学び、学士号を取得します。

南カリフォルニア大学のピーター・スターク・プログラムで、製作のMFAも取得し、2002年に短編コメディ『Terry Tate,Office Linebacker』の監督と脚本を務めます。

2004年に長編映画デビュー作となる『ドッジボール』が全米で興行的にヒットしたことで知名度があがりました。

『なんちゃって家族』や『セントラル・インテリジェンス』などコメディ映画の製作を中心とした監督です。

次回作には『なんちゃって家族2』を企画中です。

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映画『スカイスクレイパー』の主なキャスト


(C)Universal Pictures

ドウェイン・ジョンソン(ウィル・ソーヤー役)のプロフィール

ドウェイン・ジョンソンは、1972年5月2日生まれ、アメリカ・カリフォルニア出身の俳優、プロレスラーです。

2001年に『ハムナプトラ2』でスコーピオン・キング役で映画俳優デビュー。

その存在感が話題となりスピンオフ映画『スコーピン・キング』が製作決定。映画出演2作目で主演を果たします。その後は毎年公開作品に恵まれています。

アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスタ・スタローンなどのアクション映画俳優に続く新世代アクションスターとして、2000年代前半からプロレスラーから映画界に進出した”ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン。

以前はリングネームである”ザ・ロック”を名乗り映画にも出演していましたが、現在はザ・ロックとは名乗らずドウェイン・ジョンソンと統一しています。

当初は肉体美を活かしたアクション映画が多い彼ですが、今ではコメディからアニメーション映画まで幅広いジャンルで活躍。

ディズニー映画『モアナと伝説の海』では歌も披露しています。

つまり、プロレスラーというブランドをかかげなくても一人の俳優としての地位を確率したと言ってもいいのでしょう。

2016年には米フォーブス誌においてジャッキー・チェンやマット・デイモンを抜き、”2016年最も稼いだ男優”として1位となりました。

次回作には『ジュマンジ2』『スーサイド・スクワッド2』が予定されています。

ネーヴ・キャンベル(サラ・ソーヤー役)のプロフィール

ネーヴ・キャンベル は、1973年10月3日生まれ、カナダ・オンタリオ出身の女優。

9歳の頃からダンサーとしてナショナル・バレエ・シアターに所属しますが怪我でダンサーが続けられなくなったことから、演劇に転向します。

1994年から放送開始したテレビドラマ『サンフランシスコの空の下』でメインキャラクターを演じたことで知名度が上がり、1996年には主演のホラー映画『スクリーム』がヒットしたことで一躍有名となります。

2003年に『バレエ・カンパニー』では原案・製作・主演を務めました。

2011年に『スクリーム4』の後は、しばらくテレビドラマを中心に活動の拠点を移しますが、今作『スカイスクレイパー』で7年ぶりのメジャー大作復帰となりました。

チン・ハン(ツァオ・ロン・ジー役)のプロフィール

チン・ハン は、1969年11月27日生まれ、シンガポール出身の俳優。

シンカポールで放送されたテレビドラマで、メインキャラクターとして出演したことで注目されます。

2000年以降はアメリカのテレビドラマやハリウッド映画に活動の拠点を移し、数々のドラマや映画にアジア人役として出演しました。

2014年に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ではイェン評議員役、2017年には『ゴースト・イン・ザ・シェル』ではトグサ役などメジャー作にも数多く出演しています。

映画『スカイスクレイパー』のあらすじ


(C)Universal Pictures

ビルの安全性を証明するため、元FBI人質救出チーム隊長という経歴を持ち、当時起きた事件によって片足を失い義足で暮らし、現在は高層ビルのセキュリティ監査を行っているウィル・ソーヤーとその家族が試験的に住み始めます。

ある日、突如何者かによって1100メートルを超える超高層ビル「ザ・パール」は爆破され、炎上。

高層階に愛する家族が取り残され、ウィルは爆破テロリストの容疑者として警察に追われる身になってしまう。

しかし、ビルに閉じ込められた家族のため、ウィルはビルに決死のハイジャンプをキメ、家族の救出へと乗り出します。

しかし、「ザ・パール」には想像を超えた秘密が隠されており、謎の武装組織によって占拠されてしまいます。

未曾有の高層ビル火災の中、巨大な陰謀に巻き込まれながらも命を懸けたパパの決死の家族救出劇がはじまります。

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映画『スカイスクレイパー』の感想と評価


(C)Universal Pictures

ゴジラやキングコングを扱った「モンスター・バース」や『パシフィック・リム』などを手掛け、『機動戦士ガンダム』の実写映画の製作も発表したレジェンダリー・ピクチャーズが仕掛けるアクション・エンターテイメント超大作です。

過去に『タワーリング・インフェルノ』や『ダイ・ハード』、『ザ・タワー』といった、高層ビルを舞台としたアクション映画は今までにもありましたが、『タワーリング・インフェルノ』のグラス・タワーでも約520メートルですから、約2倍の高さになります。

参考資料:パニック映画の傑作『タワーリング・インフェルノ』(1974)


© Warner Bros. Entertainment Inc. & Twentieth Century Fox Film Corporation

ちなみに世界一高いビルと言われているブルジュ・ハリファでも828メートルです。

今回舞台となる「ザ・パール」は1066メートル!!

これは映画史にも人類史にも残るほどの超・超高層ビルです。


(C)Universal Pictures

マグニチュード8までの耐震性、耐火コンクリートを使用、最新鋭のセキュリティシステムで警備も万全のビルの中で、起こるはずのない大規模火災が発生したことで大パニック。

寿命が縮まるようなシチュエーションでも暴れまわるウィルを演じているのが、ドウェイン・ジョンソンだからこその「この人なら何とかしてくれる!」という説得力。

これはドウェインがアクション・スターとして定着した証拠と言ってもいいと思います。

大迫力の超高層バトルは間違いなく、大スクリーン向けの作品です!!

まとめ


(C)Universal Pictures

映画『スカイスクレイパー』で監督を務めるローソン・マーシャル・サーバーは、コメディ映画をメインとした映画監督ですが、今回は本格的なパニック・アクション映画は初となります。

前作の『セントラル・インテリジェンス』もドウェイン・ジョンソン主演のアクション映画ではありましたが、相棒役にコメディアンを起用するなど、あくまでコメディ・アクションという位置づけだったため、本格的なアクション映画をコメディ映画監督がどう作り上げたかとう点も注目の作品です。

ローソン監督としてはこの映画がターニング・ポイントとなる作品かもしれませんね。

映画『スカイスクレイパー』は、9月21日(金)全国ロードショー


(C)Universal Pictures

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