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映画『キングダム』あらすじネタバレと感想。中国ロケによる画面の説得力に圧倒される

  • Writer :
  • 村松健太郎

2019年4月19日(金)ロードショー!

コミックス通算50巻を超える原泰久の人気コミック『キングダム』がついに映画化

主役コンビの信役と漂役に山崎賢人と吉沢亮が。

共演に長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、石橋蓮司、満島真之介、高嶋政宏、要潤、宇梶剛士、加藤雅也、大沢たかおなどオールスターキャストと言うべき面々が集結しました。

実写不可能と言われた壮大な歴史エンターテイメント作品の完成です。

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映画『キングダム』の作品情報


(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

【公開】
2019年(日本映画)

【原作】
原泰久『キングダム』(集英社)

【脚本】
黒岩勉、原泰久、佐藤信介

【監督】
佐藤信介

【キャスト】
山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、阿部進之介、深水元基、高嶋政宏、要潤、橋本じゅん、坂口拓、宇梶剛士、加藤雅也、石橋蓮司、大沢たかお

【音楽】
やまだ豊

【主題歌】
ONE OK ROCK『Wasted Nights』

【作品概要】
中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のベストセラー漫画を山崎賢人主演で実写映画化。

山崎が主人公の信を演じ、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、高嶋政宏、要潤、大沢たかおらが顔をそろえました。

監督は「図書館戦争」シリーズでアクションとドラマの融合を見せた佐藤信介監督が務めます。

アクション監督は「GANTZ」「図書館戦争」シリーズで佐藤監督と組んでいる下村勇二。

下村と長年共作しているアクション俳優の坂口拓が最強の悪役左慈を演じるほか、映画『刀剣乱舞』(2019)やNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で強いインパクトを残した阿見201も巨漢の処刑人ランカイ役で出演しています。

映画『キングダム』のキャラクターとキャスト


(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

:山﨑賢人
奴隷として生まれ育ちながら、剣の腕を磨きやがて大将軍を目指すようになる

嬴政:吉沢亮 
後の始皇帝。謀反により玉座を追われるもの、再興をめざす。

:吉沢亮 
信と兄弟同然に育った青年。嬴政とうり二つだったことから身代わり役となる。

楊端和:長澤まさみ 
山の民の王、美しい女性。日頃は大きな面と衣装に身を包んでいるので素顔を伺うことができない。 

河了貂:橋本環奈 
鳥を模した蓑に身を包んでいる少女。山の出身で解毒など様々な知識がある。

成蟜:本郷奏多 
嬴政の弟。踊り子の母を持つ兄を、王の血統を継ぐ者として認めていない。

昌文君:髙嶋政宏 
嬴政に仕える文武両道に秀でた大臣。漂を宮中に召し上げた。

:満島真之介 
昌文君の副官。嬴政のために信と共に戦う。漂のことを知っている武将。

ランカイ:阿見201 
処刑人と呼ばれる巨漢の男。成蟜に仕える。

左慈:坂口拓 
元将軍であったが、残虐な性格が災いして職を解かれ、今は成蟜の暗殺者となっている。

魏興:宇梶剛士 
成蟜の軍を率いる武人。

竭氏:加藤雅也 
成蟜に仕える武人。

肆氏:石橋蓮司 
成蟜の腹心で、王弟派を率いる。

王騎:大沢たかお 
秦の六大将軍、血沸き肉躍る戦場にだけ興味が湧く。政治的な事柄には興味がないとされていたが、突如王宮に姿を見せる。

:要潤 
王騎の副官。

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映画『キングダム』のあらすじとネタバレ


(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

春秋戦国時代の中国大陸。

奴隷少年の信と漂は兄弟同然に育ちながら、いつかは天下の大将軍になることを夢見て日々を過ごしていました。

ある日、秦の大臣昌文君によって漂が王宮に召し上げられますが、王弟の成蟜によるクーデーターが起こります。

そして、信のもとに重傷を負った漂が駆け込んできます。瀕死状態にありながら、ある場所を記した地図を信に託す漂。

信は漂の命がけの願いを聞き入れ、地図に記された場所に駆け付けます。

そこにいたのは漂と同じ顔をした青年でした。


(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

青年の名は嬴政、王宮を追われた秦の若き王です。

漂が身代わりになり死んだことを許せない信でしたが、漂の願いを叶えるために嬴政を助けることを決意します。

道中知り合った河了貂の案内で包囲網を脱出した信と嬴政は、山の民の領域の境界にある隠れ家で、昌文君の一団と合流。

数の面で圧倒的に不利な状態にある嬴政は、今は関係が途絶えている山の民と新たな同盟を結んでクーデーターに対抗するという奇策に打って出ます。

以下、『キングダム』ネタバレ・結末の記載がございます。『キングダム』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

山の民の王楊端和との会談を実現させた嬴政は、クーデーターを起こした王弟派を打倒するため協力すると約束を取り付けました。

嬴政は王宮に直接乗り込むという大胆な作戦を立てます。

楊端和と山の民に扮した嬴政、昌文君、副官の壁、そして清と貂たちの限られた精鋭が王宮に入ります。

宮城の内部に入り込めた一団は更に分裂して、王宮の最深部につながる秘密の抜け道を通って信が一気に進みます。

途中には王弟派の誇る最強の刺客左慈や処刑人ランカイが立ちはだかりますが、これを何とか凌いだ信は、兵を引き付けていた漂の前に成蟜を突き出します。


(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

クーデーターの失敗を宣言する嬴政ですが、引くに引けない王弟派は矛を収めません、そんな時に秦の六大将軍の王騎が現れました。

圧倒的な力で王弟派の動きを止めた王騎将軍、彼は嬴政にどのような国づくりを目指すのかと問いかけます。

これを聞いた嬴政は秦だけでなくすべての国を制圧して中華統一を目指すと宣言。

嬴政の信念を認めた王騎は、自軍を引き上げていきます。

玉座を取り戻した嬴政、その両脇には信と貂がいます。若者たちの闘いは始まったばかりです。

映画『キングダム』の感想と評価


(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

やはり本物は違う、本格中国ロケ

『キングダム』は日本のコミックではありますが、秦の始皇帝の若き日の物語でもあり、舞台は中国です。

ということもあって二十日に渡って中国で本格的な撮影を行っています。

その規模は、スタッフだけでも700人以上でエキストラの延べ人数では1万人以上が参加しました。

クライマックスの咸陽宮のセットは塗装を変更したものの既存のもので、とてもではありませんが、日本国内にこれだけのセット組める土地はまずないでしょう。

本物の問答無用の説得力は他に代えがたいものになっています。

同じ時代を描いた中国映画『HERO』(2002)や『始皇帝暗殺』(1998)を思い起こさせる画を吊り上げることに成功しています。

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まとめ


(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

2019年4月19日(金)ロードショーの映画『キングダム』。

脚本に原作者の原泰久も参加し、漫画の世界観を損なわず、かつ映画としてより楽しめるダイナミックなアレンジがなされています。

日本映画界を代表するスタッフ・キャストをそろえ、中国や国内でのロケを行った本作は、その壮大さによる説得力に唸らされました。

撮影前から取り組んでいたという、主演の山﨑賢人の立ち回りも見どころのひとつ。

野性味を感じさせるスピーディーで軽やか、それでいて力強いアクションには息を飲みます。

まだまだ続いて行くこの歴史絵巻、今後の展開も楽しみです。

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