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インド映画『ドゥランダル作戦』あらすじ感想と感想評価。ランビール・シン主演で描く実際の事件を基にしたスパイアクション

  • Writer :
  • 菅浪瑛子

『ドゥランダル作戦』は2026年7月10日(金)から新宿ピカデリー他にて全国上映

『ガリーボーイ』(2019)、『パドマーワト 女神の誕生』(2019)などのボリウッドスターであるランビール・シンが主演を務めたインドのスパイアクション『ドゥランダル作戦』。

1999年の航空機ハイジャック事件、そして2001年のインド国会議事堂襲撃事件。相次ぐテロに揺れるインド政府が極秘に打ち立てたのは「ドゥランダル作戦」です。

その作戦とは、パキスタンの都市カラチで最も危険な都市リヤリに巣食う最凶ギャング組織に潜入し、テロの情報を事前に掴むことでした。

国家を揺るがす巨大な陰謀を一手に託されたのは、一人の死刑囚——。

監督・脚本を務めたのは、『URI サージカル・ストライク』(2019)がヒットを記録し、『ドゥランダル作戦』もヒットしたことでボリウッド界において存在感を増すアーディティヤ・ダール監督。

本作は、1999年12月24日~31日のインディアン航空814便ハイジャック事件、2001年12月13日のニューデリーでのインド国会襲撃事件、そして2008年11月26日~29日のムンバイ同時多発テロ事件と実際の事件を元に描かれました。

映画『ドゥランダル作戦』の作品情報


(C)Reliance Industries Limited, Mumbai, 2025. All Rights Reserved.

【日本公開】
2026年公開(インド映画)

【原題】
Dhurandhar

【監督、脚本】
アディティア・ダール

【製作】
アディティア・ダール、ジョーティー・デーシュパーンデー、ローケーシュ・ダール

【キャスト】
ランビール・シン、アクシャイ・カンナー、サンジャイ・ダット、アルジュン・ラームパール、R・マーダバン、サーラー・アルジュン、ラーケーシュ・ベーディー

【作品概要】
1999年12月24日~31日のインディアン航空814便ハイジャック事件、2001年12月13日のニューデリーでのインド国会襲撃事件、そして2008年11月26日~29日のムンバイ同時多発テロ事件と実際の事件を元に描かれた『ドゥランダル作戦』。

監督・脚本は『URI サージカル・ストライク』(2019)のアディティア・ダール、主演は『ガリーボーイ』(2019)、『パドマーワト 女神の誕生』(2019)のランビール・シン。

他のキャストには『赤と白とロイヤルブルー』(2023)のアクシャイ・カンナー、『K.G.F: CHAPTER 2』(2023)のサンジャイ・ダットなど。

映画『ドゥランダル作戦』のあらすじ


(C)Reliance Industries Limited, Mumbai, 2025. All Rights Reserved.

1999年の航空機ハイジャック事件、そして2001年のインド国会議事堂襲撃事件——相次ぐテロに揺れるインド。

インド政府は、極秘裏に「ドゥランダル作戦」を発動させます。

その作戦とは、パキスタンの都市カラチで最も危険な都市リヤリに巣食う最凶ギャング組織に潜入し、事前にテロの情報を掴むことでした。

潜入という最高難度の任務に選ばれたのは、死刑囚ハムザ(ランヴィール・シン)。

身分を偽り組織に入り込んだ彼は、血塗られた抗争と裏切りの連鎖に巻き込まれながら、徐々に組織の中枢へと迫っていきます。

だがその先で待っていたのは、国家を揺るがす巨大な陰謀でした。

任務か、信念か。逃げ場なき極限の中、彼が下す決断とは。

映画『ドゥランダル作戦』の感想と評価


(C)Reliance Industries Limited, Mumbai, 2025. All Rights Reserved.

ランビール・シン主演、実在の事件を元にしたスパイアクション映画『ドゥランダル作戦』。

本作で映し出されるのは、1999年12月24日~31日のインディアン航空814便ハイジャック事件、2001年12月13日のニューデリーでのインド国会襲撃事件、そして2008年11月26日~29日のムンバイ同時多発テロ事件と3つの時間です。

中でも、ムンバイ同時多発テロ事件は、『ホテル・ムンバイ』(2019)や『パレス・ダウン』(2016)、『ジェノサイド・ホテル』(2018)など、元にした映画が制作されています。

日本においても、映画等を通してムンバイ同時多発テロ事件について知っている人も多いのではないでしょうか。

インド政府の作戦によって、パキスタンの都市リヤリを牛耳っているギャングに主人公は潜入していきます。

主人公が目にするのは、警察と政治家の癒着や、警察とギャングの癒着、そして血で血を洗うギャングの抗争です。

その恐ろしい様子は、決して遠い昔の話ではありません。15年前のインドとパキスタンの様子なのです。

それだけでなく、インドとパキスタンの対立、それによる武力衝突は今もなあ続く問題です。

社会の問題や凄惨な事件をベースに描く本作において、ギャングも警察も容赦ない暴力を繰り広げ、複雑に人間関係が絡み合っていきます。

その中で暗躍するスパイを『ガリーボーイ』(2019)、『パドマーワト 女神の誕生』(2019)のランビール・シンが魅力的に演じます。

豊かな髭を蓄え、たくましい肉体、圧倒的な存在感で、見事なアクションを魅せてくれます。

それだけでなく、ヒロインとの愛の歌を交わす場面も。飲み込まれてしまいそうな世界で、主人公が最後に下した決断とは。

まとめ


(C)Reliance Industries Limited, Mumbai, 2025. All Rights Reserved.

実際の事件を元に暗躍するスパイを、ランビール・シンが演じたアクション大作『ドゥランダル作戦』。

ランビール・シンの魅力と存在感が詰まった本作ですが、パキスタンのギャングのトップを演じたアクシャイ・カンナーや、残虐無慈悲な警部、自分の地位のためなら何でも切り捨てる政治家など、インパクトのある人物ばかり。

それぞれの勢力が複雑に絡み合いながら、互いを蹴落としていく恐ろしさ。

恐ろしく重厚な映画を、アクションと音楽を駆使してスピーディーに展開させていく監督の手腕も見事です。



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