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Entry 2019/08/07
Update

ポン・ジュノ映画『パラサイト 半地下の家族』あらすじとキャスト。2020年1月に日本公開決定!

  • Writer :
  • 石井夏子

第72回カンヌ国際映画祭“最高賞”パルムドール受賞!

第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞したポン・ジュノ監督最新作『PARASITE』(英題)の日本公開タイトルが『パラサイト 半地下の家族』となり、2020年1月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開することが決定いたしました!

第72回カンヌ国際映画祭でのポン・ジュノ監督

ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

カンヌ国際映画祭では、クエンティン・タランティーノ、ペドロ・アルモドバル、ジム・ジャームッシュ監督らの並みいる話題作を抑え、審査員満場一致の決定で、韓国映画として史上初となるパルムドール受賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』。

カンヌでの熱狂をそのままに、韓国1,000万人突破、フランス150万人目前…と公開が始まった世界各国でも動員記録を塗り替える爆発的な盛り上がりをみせている本作についてお伝えして行きます。

映画『パラサイト 半地下の家族』について

ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

全員失業中、“半地下”住宅で暮らす貧しい一家の長男が、IT企業を経営する超裕福な一家の家庭教師になったことから、次第に想像を遥かに超える悲喜劇へと展開していく本作。

相反する2つの家族を軸に、いま世界が直面している貧富格差を痛烈に批判しつつ、コミカルさやサスペンス感など交え、圧倒的エンターテインメント性を持たせた物語で描き切りました。

主演を務めるのは、名優ソン・ガンホ。ジュノ監督とは『スノーピアサー』『グエムル -漢江の怪物-』『殺人の追憶』に続く4度目のタッグとなります。

共演には『最後まで行く』『ソニはご機嫌ななめ』イ・ソンギュン、『後宮の秘密』チョ・ヨジョン、『オクジャ/okja』『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチェ・ウシクら実力派の面々が脇を固めました。

カンヌを始め世界で絶賛

カンヌ国際映画祭のツイッター

第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞した本作。

審査員長であるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、本作について以下のように語りました。

予想のつかない、圧倒的な展開だ!
観た瞬間からこの映画に魅了され、観た後も自分たちの中でどんどんと育っていった。 

『アモーレス・ペロス』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を作り上げたイニャリトゥ監督の心をつかんで離さない怪作とは一体どんなものなんでしょうか。公開が待ちきれませんね。

また、「ネタバレをしたくないので詳細は言わないが、『この独創的な物語を“体験する”ことがどんなに最高か』すべての人に伝えたい」(VANITY FAIR)、「最高傑作!132分間観客の心を掴んで一瞬も離さない」(THE HOLLYWOOD REPORTER)とツイストの効いた想像を絶する展開を各国メディアも大絶賛

アメリカをはじめ公開を控える各国での期待値も高まっています。

映画『パラサイト 半地下の家族』の作品情報

ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

【日本公開日】
2020年

【原題】
기생충(GISAENGCHUNG)

【英題】
Parasite

【監督・共同脚本】
ポン・ジュノ

【撮影】
ホン・ギョンピョ

【音楽】
チョン・ジェイル 

【キャスト】
ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン

【作品概要】
2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門パルムドールを受賞したブラックコメディ。

『殺人の追憶』(2003)『グエムル-漢江の怪物-』(2006)のポン・ジュノが監督を務め、同2作に出演したポン・ジュノ組常連のソン・ガンホが主演しました。

映画『パラサイト 半地下の家族』のあらすじ

全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。

長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになります。

そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れますが…。

まとめ

貧しいキム家と裕福なパク家。相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していきます。

世界中で爆発的大ヒットし、“ネタバレ厳禁!”の想像を超える展開を各国メディアが大絶賛している本作。

『母なる証明』以降、『スノーピアサー』『オクジャ/okja』と国際的作品を手掛けてきたポン・ジュノ監督が、ジャンルにとわられない唯一無二の作風に磨きをかけ、満を持して10年ぶりにホームグラウンドで圧倒的傑作として完成させた映画『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月にTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開です!






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