ソフィー・ターナーが明かすX-MEN最終章秘話!
2019年6月21日(金)より日本公開の映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』。
本作でタイトルロールである、ジーン・グレイ/ダーク・フェニックスを演じたソフィー・ターナーが、シリーズ愛や役作り、憧れの女優ジェシカ・チャステインとのエピソードを語りました。
パリのプロモーションツアーで見せたジェシカ・チャステインとの仲睦まじい2ショット写真とともにお届けいたします。
CONTENTS
ソフィー・ターナーの特別インタビュー
ジーン・グレイ(ソフィ・ターナー)が巨⼤な脅威・アポカリプスへの壊滅的な⼀撃を与え、⼈類を救った戦いから10年。
宇宙ミッションでの事故によってジーンのダークサイドが増殖し、内に封じ込められていたもう一つの人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまい、世界の危機が訪れます。
全宇宙の破滅を止めるため、X-MENがジーンの〈悪〉に⽴ち向かう…。
そんな物語の中心となるジーン・グレイ/ダーク・フェニックスを演じるのは、デビュー作「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011~)のサンサ・スターク役で人気を博したイギリス出身の若手女優ソフィー・ターナー。
今最も注目される彼女が、パリで行われたインタビューに応じ、今回の役作りや憧れの女優との共演について語りました。
2つの顔を持つジーンの役作り
ジーン役に選ばれたのはとてもラッキーだったと語るターナーは「わたしはずっとこのシリーズが好きで、つねに演じたいと思っていた」と自身もX-MENのファンであると明かしました。
そして、「X-MENはスーパーヒーローものでありながら、すごくアウトサイダーで、他と異なるものばかりだから。とても風変わりな者たちを描いている」とシリーズの魅力を考察。
参考映像:『X-MEN: ダーク・フェニックス』ソフィー・ターナーのコメント
本作の脚本については、「今回のストーリーはこれまでととても異なる。たとえば『ローガン』ぐらいに異なるかしら。キャラクターがたっていてエモーショナルで、すごく地に足のついたリアルな感情を扱っている。わたしたちは今回の映画を、すごくシリアスなものにしたかった。だからこれはスーパーヒーロー映画でありながら、ファミリー・ドラマのようでもあるの」と、ジーンに起こった異変がX-MENの家族のような絆に影響を及ぼすシリアスなドラマだと語ります。
続けて、「監督と相談して、ジーンの苦悩をできるだけリアルなものとして表現することを目指した。それで分裂症やアンデンティティの混乱について研究したの。そして超能力を人々にとってなにか感動的なものとして描こうとした。とにかくたくさんリサーチをして、とても興味深い経験だったわ。」と、監督のサイモン・キンバーグとともに二面性に苦悩するジーンの複雑な演技を作り上げたと述べました。
ジェシカ・チャステインとの共演について
さらに、ジーンの前に現れる“謎の女”を演じたジェシカ・チャステインの大ファンだったというターナーは、「とても多くのことを学んだわ。女優としても。人間としても。一番勉強になったのは、臆することなく自分の意見をのべるということ。わたしはシャイだから、つねに目上の人に対しては臆してしまう。でもジェシカはそういった点でとても助けになってくれた。とても母性的で、ゴッドマザーのような人。人々に安心感を与えて、守られているように感じさせてくれる。とてもオープンで暖かくて、気遣いに溢れた人よ」とその人柄を大絶賛。
「わたしもいつか、彼女ぐらい自分の意見をはっきり言えるようになりたいと思う。彼女は自分よりももっと高い位置にいる人たちに対しても、主張することを恐れない。本当に素敵だわ」と、夢の共演を経てより憧れと信頼が深まった様子を見せました。
映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』の作品情報
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
X-Men: Dark Phoenix
【監督・脚本】
サイモン・キンバーグ
【キャスト】
ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、タイ・シェリダン、ジェシカ・チャステイン
【作品概要】
原作コミックの中でも最重要作と言われ、その後のアメコミ界隆盛の礎となった『ダークフェニックスサーガ』に基づく、「X-MEN」シリーズの決定版。
テレビドラマ「ゲーム·オブ·スローンズ」のメインキャラクター、サンサ役でブレイクを果たしたソフィー・ターナーが前作『X-MEN:アポカリプス』(2016)からジーン役を続投。
2度のアカデミー賞ノミネートを誇るマイケル·ファスベンダー、『ミスター·ガラス』(2019)の怪演も記憶に新しいジェームズ·マカヴォイ、オスカー女優ジェニファー·ローレンスら、おな
じみの人気俳優陣にが人気キャラクターに扮します。
『ゼロ·ダーク·サーティ』(2012)の演技派女優ジェシカ·チャステインがジーンをダークサイドへ導く物語の鍵を握るキャラクターとして加わりました。
10年以上にわたりシリーズの脚本を手がけ、「X-MEN」を知り尽くしているサイモン·キンバーグが本作では監督も務めます。
映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』のあらすじ
⼈類を救う戦いから10年。
ジーン・グレイは、X-MENのリーダーであるプロフェッサーXの右腕として、メンバーからの信頼も厚い優等生でした。
ある宇宙ミッションでの事故をきっかけに、彼女の抑え込まれていたもうひとつの人格“ダーク・フェニックス”が解放されてしまいます。
ジーン自身にも制御不能な“ダーク・フェニックス”は暴走をはじめ、地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れ…。
まとめ
シリーズ史上最もシリアスでエモーショナルな物語に、渾身の役作りで挑んだソフィー・ターナー。
憧れのジェシカ・チャステインとの共演も叶えた彼女が披露するジーンの悪=ダーク・フェニックスの暴走をめぐるドラマはどんな展開を見せるのか、期待せずにはいられません。
また、本作の雰囲気とは打って変わって、とても仲睦まじく、楽しげな表情を見せてくれた彼女たちのキュートなオフショットに、目が釘付けになりますね。
X-MENの新たなる戦いを描く待望のシリーズ最新作『X-MEN: ダーク・フェニックス』は、2019年6月21日(金)日本公開です。