Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

映画版『柴公園』あらすじ。渋川清彦らキャストがドラマから飛び出しラブストーリーが展開!

  • Writer :
  • 石井夏子

公園ダベリエンターテインメント


(C)2019「柴公園」製作委員会

2019年6月14日(金)全国のイオンシネマ、シネマート新宿ほかにて公開される映画版『柴公園』

柴犬連れの中年男性3人が、公園で会話をするという、なんともゆるくて癒される本作。

このたび映画版『柴公園』の新30秒予告と場面写真が到着しましたので、本作の作品情報とあわせてご紹介致します。

映画版『柴公園』とは


(C)2019「柴公園」製作委員会

「おっさん×柴犬×会話劇」という斬新な組合せが話題となり、「2019年冬クール最強の癒しドラマ」とリピーター、中毒者が続出したドラマ『柴公園』

その劇場版が、本作の映画版『柴公園』なんです。


(C)2019「柴公園」製作委員会

主演のあたるパパ役を演じるのは渋川清彦。2018年の映画出演数は 14本を数え、2019年も『半世界』や手塚治虫の問題作『ばるぼら』など話題作に相次いで出演。独特の存在感で観る者を惹きつけます。

共演のじっちゃんパパ役を『赤目四十八瀧心中未遂』(2003)『キャタピラー』(2010)の大西信満

さちこパパ役をドラマ『この世界の片隅に』(2018)のドロンズ石本が務めます。


(C)2019「柴公園」製作委員会

渋川清彦、大西信満、ドロンズ石本扮するおっさん3人の共通点は、古い街に突如建ったタワマンに越してきた新参者で柴犬を飼っていること。

朝夕犬の散歩で顔を合わせていますが、お互いの名前も知らず愛犬の名前に“パパ”とつけ呼び合い、素性を深く詮索しない適度な距離感で繋がっています。

それ故に、普段思っている事を何でも話せる仲なんです。

彼らの妙にレベルが高い無駄話を聞いているうちに、壮大なる脳内ドラマが展開されて行きます。


(C)2019「柴公園」製作委員会

さらに、ヒロインのポチママ役を『娼年』(2018)『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(2018)の桜井ユキ

物語の鍵を握る謎の男役をBOYS AND MENの水野勝熱血校長役を山下真司

そして、「銀魂」『今日から俺は!!』(2018)など抜群の存在感を発揮する佐藤二朗ら、多彩な顔ぶれ。

監督を務めるのは、ドラマ版でもメインディレクターを務めた『人狼ゲームインフェルノ』(2018)『ゼニガタ』(2018)の綾部真弥です。


(C)2019「柴公園」製作委員会

映画版『柴公園』予告編

解禁となった予告には、あたるパパ(渋川)がポチママ(桜井)に「つかぬ事をお伺いしますが、独身ですか?」と切り出し動揺する場面から始まります。

年の差という壁も乗り越えて、あたるパパは猛アタックして行くんでしょうか。

そんなあたるパパとポチママの間に張りつめられた緊張感と反対に、退屈そうな表情で佇む柴犬たちの姿がなんとも愛らしく映ります。

その後の映像を見ると、公園でだけでなく、通勤ルートでもあたるパパとポチママは会っていたよう。

これは運命、と思いこんでしまっても不思議は無いですね。

恋の行方と、それを見守るじっちゃんパパ(大西信満)、さちこパパ(ドロンズ石本)がどう絡んでくるか、期待を抱かせる予告編となっています。

映画『柴公園』の作品情報


(C)2019「柴公園」製作委員会

【日本公開】
2019年(日本映画)

【監督】
綾部真弥

【キャスト】
渋川清彦、大西信満、ドロンズ石本、桜井ユキ、水野勝、松本若菜、寺田農、山下真司、佐藤二朗

【主題歌】
岡部力也『カンタンアイテラス』(AMG MUSIC)

【作品概要】
柴犬を連れた3人の中年男たちが繰り広げる会話劇を描いたテレビドラマ『柴公園』の劇場版。

3人の中年男を渋川清彦、大西信満、ドロンズ石本が演じ、ヒロインとなるポチママ役は桜井ユキが担当。

また、佐藤二朗が自身の主演作「幼獣マメシバ」シリーズで演じた芝一郎に扮し、ドラマ版に続き登場しました。

共演には、水野勝、山下真司ら個性豊かな面々が名を連ねています。

監督を務めるのは、ドラマ版でもメインディレクターを務めた『人狼ゲームインフェルノ』(2018)『ゼニガタ』(2018)の綾部真弥です。

映画版『柴公園』のあらすじ


(C)2019「柴公園」製作委員会

ある街の公園。

柴犬を連れてやって来る3人のおっさん、あたるパパ(渋川清彦)、じっちゃんパパ(大西信満)、さちこパパ(ドロンズ石本)は、日々壮大な無駄話を繰り広げていました。

ある日、3人の中で唯一独身のあたるパパに恋の予感が。

相手は真っ白な柴犬・ポチを連れたポチママ(桜井ユキ)。

もどかしいふたりを応援するじっちゃんパパとさちこパパでしたが、あたるパパが謎のイケメン(水野勝)と密会しているのを目撃。

イケメンの正体を探るべく、聞き込み調査をするふたりですが、さっぱり要領を得ません。

一方、豆柴の一郎をあたるパパに預けていた中年ニートの芝二郎(佐藤二朗)が、そろそろ一郎を返して欲しいとあたるパパに連絡をしてきて…。

まとめ


(C)2019「柴公園」製作委員会

犬、ダベリ、そして恋。おっさんの憩いの場に異変が巻き起こる!?

ドラマ版で十分にダベリ尽くしたと思われた柴連れおっさん3人が公園を飛び出し、スクリーンへダベリにやって来ます

狭いコミュニティで繰り広げられる宇宙規模の無駄話が劇場で展開される映画版『柴公園』。

なお本作はクラウドファンディングサイトGREEN FUNDING(グリーンファンディング)にて支援を募集中とのこと。

集まった資金の使い道としては、宣伝経費・配給経費・各地でのイベントへの出展など。協賛者への特典は、DVDエンドロールへの名前記載やドラマ・映画DVDセット、オリジナルグッズなどが用意されているそうで、映画ファン、『柴公園』ファンにはたまりませんね。

映画版『柴公園』は2019年6月14日(金)より全国のイオンシネマ、シネマート新宿ほか全国公開です。


(C)2019「柴公園」製作委員会

関連記事

新作映画ニュース

映画『グロリア 永遠の青春』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。ジュリアン・ムーア最新作は等身大の大人のラブストーリー

アカデミー賞女優と監督の豪華コンビで贈るロマンティック・ラブストーリー アカデミー賞で主演女優賞に輝いたジュリアン・ムーアと、同賞の外国語映画賞を受賞したセバスティアン・レリオ監督の豪華コンビで贈る『 …

新作映画ニュース

『ジュラシック・ワールド 炎の王国』あらすじと劇場情報。4DX体験映像公開!

『ジュラシック・パーク』シリーズ最新作となる映画『ジュラシック・ワールド 炎の王国』が2018年7月13日に公開。 火山の大噴火というステージで、恐竜か人かの究極の選択を迫られる生死をかけたアドベンチ …

新作映画ニュース

【映画(2020)予告動画】井筒和幸監督が新作『無頼』を松本利夫×柳ゆり菜の共演で戦後日本を描く

総勢400余名の俳優たちが演じる社会のはみ出し者たち、 あぶれ者たちを通して、戦後の日本の姿を描く 『パッチギ!』『黄金を抱いて翔べ』など、デビュー作以来、社会のあぶれ者、はみ出し者を冷徹かつ共感に満 …

新作映画ニュース

『天気の子』DVD発売日やレンタル動画配信の開始はいつ?新海誠映画の過去作をリサーチ

2019年7月19日(金)より全国公開された映画『天気の子』。 新海誠監督の『天気の子』が2019年7月19日より全国一斉公開され、封切りから17日目となる8月4日時点で動員433万人、興行収入59億 …

新作映画ニュース

ジャン=リュック・ゴダールが語る未来への希望とは。映画『イメージの本』日本公開日決定と予告解禁

映画『イメージの本』予告解禁 © Casa Azul Films – Ecran Noir Productions – 2018 ジャン=リュック・ゴダール監督『イメージの本』が2019年 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学