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Entry 2019/02/08
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SFドラマおすすめ5選!宇宙人や超能力者との戦いからタイムスリップまで【糸魚川悟セレクション】

  • Writer :
  • 糸魚川悟

Cinemarche内で連載コラム「SF恐怖映画という名の観覧車」を担当連載させていただいている、糸魚川悟です。

新年が始まり1ヵ月が経過し、徐々にエンジンのかかってきた2月。

しかし、寒い日もまだまだ続き、3連休は暖かい家でゆっくりとすると言う方も多いかもしれません。


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今回は【糸魚川悟セレクション】として、「SFドラマおすすめ5選!宇宙人や超能力者との戦いからタイムスリップまで」と銘打ってご紹介。

連休のお供に最適な、思わず一気見してしまいたくなるドラマを集めてみました。

おすすめのSFドラマ①『X-ファイル』


© 2018 Fox and its related entities. All rights reserved.

ドラマ『X-ファイル』の作品情報

【原題】
The X-Files

【公開】
1993年(アメリカ)

【製作総指揮】
クリス・カーター

【キャスト】
デイヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン、ミッチ・ピレッジ

【作品概要】
1993年にクリス・カーター製作総指揮のもと製作され、社会現象を巻き起こした大人気SFドラマ。

主演のデイヴィッド・ドゥカヴニーとジリアン・アンダーソンは本作の出演で世界的な知名度を得ました。

ドラマ『X-ファイル』のあらすじ

FBIきっての才女と呼ばれる捜査官スカリー(ジリアン・アンダーソン)は、組織内でも疎まれる部署「X-ファイル課」への転属を命じられます。

そこで出会った「変人」捜査官モルダー(デイヴィッド・ドゥカヴニー)は、未解決となった事件や闇に葬られた事件の裏には「宇宙人」や「超常現象」が関わっていると信じていて…。

「宇宙人」ブームの火付け役!「SF」と様々なジャンルを融合させた名作ドラマ


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1993年から現在に至るまでにドラマが11シーズン、そして劇場版2作が製作されるほどの人気を誇る長寿ドラマ『X-ファイル』。

海外では爆発的な人気を記録し、「宇宙人」を始めとした「都市伝説」ブームに火をつけた作品とも言われています。

封印された事件や未解決事件の裏側を、「宇宙人」や「超常現象」と言う観点から捜査するモルダーと、あくまでも科学的な目線から捜査するスカリー。

この2人の掛け合いやコンビ性も魅力的なのですが、事件の真相が時に「宇宙人」によるものであったり、「人為的」に起こされたものであったりと驚きが詰まった脚本にも惹き込まれます。

未知の物体を調査する恐怖感を演出する「ホラー」要素や、事件の真相を追う「サスペンス」としての面白さなど、様々なジャンルを「SF」と融合させた名作と言える作品です。

おすすめのSFドラマ②『The 100/ハンドレッド』


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ドラマ『The 100/ハンドレッド』の作品情報

【原題】
The 100

【公開】
2014年(アメリカ)

【製作総指揮】
ジェイソン・ローゼンバーグ

【キャスト】
イライザ・テイラー、ボブ・モーリー、ペイジ・ターコー、リッキー・ウィトル、マーカス・ケイン、イザイア・ワシントン

【作品概要】
カス・モーガンによる小説シリーズ「The 100」をジェイソン・ローゼンバーグが映像化したSFドラマシリーズ。

イライザ・テイラーや『ソウ6』(2009)に出演したデヴォン・ボスティックなど、20代と言う若い世代の俳優が中心となり人気を集めました。

ドラマ『The 100/ハンドレッド』のあらすじ

核戦争により地球に人間が住むことが出来なくなってから凡そ100年後。

戦前に作られた軌道上の宇宙ステーションで生きる僅かな人間たちはあらゆる資源に困窮していました。

やがて訪れる崩壊の前に、未成年の犯罪者100人を地球を送り込み、地球が人間の住める場所であるかを確認する「ハンドレッド計画」が実行に移されますが…。

荒廃した世界を生き残れ!「ポストアポカリプス」を描いた意欲作


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「マッドマックス」シリーズを代表に、世界が終わりを迎えた後の世界を描いた人気のジャンル「ポストアポカリプス」。

今を生きる私たちの文明が名残となっている世界観や、様々な知恵と工夫で生き延びる「サバイバル」な要素が人気のジャンルですが『ハンドレッド』ではそこに「ハードSF」が加わっています。

寄せ集めの未成年犯罪者たちが団結と分裂を繰り返しながら生き残り、その道程で「世界が滅びたきっかけ」や「再生に向けての手がかり」を掴むと言う、類似の作品ではあまり描かれなかった「終焉」に立ち向かう「SF」的な物語。

「ポストアポカリプス」な世界観が大好きな人は必見のドラマです。

おすすめのSFドラマ③『タイムレス』


© 2017 Sony Pictures Television Inc. and Universal Television LLC. All Rights Reserved.

ドラマ『タイムレス』の作品情報

【原題】
TIMELESS

【公開】
2016年(アメリカ)

【製作総指揮】
エリック・クリプキ

【キャスト】
アビゲイル・スペンサー、マット・ランター、マルコム・バレット、ゴラン・ヴィシュニック

【作品概要】
ドラマ『スーパーナチュラル』を手掛けたことで有名なエリック・クリプキが製作した「SF」タイムスリップドラマ。

主なキャストに『オズ はじまりの戦い』(2013)などに出演したアビゲイル・スペンサーや、「スター・ウォーズ」のアニメシリーズで主人公アナキン・スカイウォーカーの声を担当するマット・ランターなど。

ドラマ『タイムレス』のあらすじ

天才科学者アンソニー(マット・フリューワー)が秘密裏に開発した、時間を飛び越えるタイムマシンがNSAの元スパイであるガルシア(ゴラン・ヴィシュニック)に盗まれます。

過去の様々な歴史を改変し、現実の世界を危機に陥れようとするガルシアに対抗すべく、歴史学者のルーシー(アビゲイル・スペンサー)たちは過去へと向かいますが…。

歴史好き必見!楽しみながらアメリカ史を勉強できる必見「SF」ドラマ


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半村良の小説を原作とした「戦国自衛隊」が映画やテレビドラマなど形を変え長く愛されてきたように、現代の人間が「タイムスリップ」する物語は世界的に人気があります。

今回ご紹介させていただく『タイムレス』もそんな「タイムスリップ」がメインとなるドラマシリーズ。

アメリカの大統領「リンカーン」や、名をはせたギャング「アル・カポネ」など1話完結型の物語の中で、様々な偉人たちと「タイムスリップ」した主人公たちが出会いながら、改変された歴史を修正しようとします。

しかし、「歴史を正しい道に導く」と言うことは、「非業の最期」を迎える偉人を見捨てると言うこと。

「現代」を救うために、救えるはずの過去の人間を救わない。

歴史学者のルーシーたちと共にアメリカ史を体験しながら、その辛い「別れ」に想いを馳せることの出来る歴史「SF」ドラマです。

おすすめのSFドラマ④『FRINGE/フリンジ』


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ドラマ『FRINGE/フリンジ』の作品情報

【原題】
Fringe

【公開】
2008年

【製作総指揮】
J・J・エイブラムス

【キャスト】
アナ・トーヴ、ジョン・ノーブル、ジョシュア・ジャクソン、ランス・レディック

【作品概要】
リブート版「スター・トレック」シリーズや『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)を手掛け、「SF」映画界の新たな巨匠となったJ・J・エイブラムスが製作した「SF」ドラマ。

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003)で息子を亡くし狂気に走るデネソールを演じたジョン・ノーブルや、「ジョン・ウィック」シリーズで印象的なコンシェルジュを演じるランス・レディックらが出演しています。

ドラマ『FRINGE/フリンジ』のあらすじ

旅客機の乗員乗客が溶ける変死事件が勃発。

FBIのオリビア(アナ・トーヴ)は事件の全容を解き明かすため、「非主流科学(フリンジ・サイエンス)」を用いる科学捜査チームと共に捜査を進めていく…。

説明がつかない現象を説明づける!突飛な科学で解き明かす「SF」サイエンスドラマ


TM&© Warner Bros. Entertainment Inc.

最先端の科学で犯罪者を追い詰めるサイエンスドラマ『CSI:科学捜査班』。

「CSI」シリーズは「こんな技術があるんだ」と思いながら観つつも、事件の内容と魅力的なレギュラーキャラクターが人気に惹き込まれる長寿ドラマですが、2008年に新たな分野を開拓したドラマが現れました。

この『FRINGE/フリンジ』と言うドラマは例えて言うなら、「CSI」に「X-ファイル」を足したような作品です。

「超能力」や「超常現象」、そしてその全てが繋がる「パラレルワールド」を題材にしながらもあくまでも「科学的」に物語が進んでいく今作。

「そんな馬鹿な」と頭では思ってしまう理論でも、壮大な演出と拘りぬいた世界観設定に思わず納得してしまいます。

第2シーズンでは「パラレルワールド」を跨いだ複数の世界で物語が交差する練りに練られた物語が秀逸で、一度ハマると抜け出せないような「SF」ドラマです。

おすすめのSFドラマ⑤『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』

ドラマ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』の作品情報

【公開】
2010年(日本)

【監督】
堤幸彦

【キャスト】
戸田恵梨香、加瀬亮、竜雷太、椎名桔平、神木隆之介、福田沙紀、城田優、安田顕

【作品概要】
阿部寛、仲間由紀恵のブレイクのきっかけともなった「TRICK」シリーズを監督した堤幸彦が手掛けたバディドラマ。

「LIAR GAME」シリーズで主演を務めた戸田恵梨香と、『それでもボクはやってない』(2007)で主人公を演じオールラウンダーな名俳優として人気の高い加瀬亮がダブル主演を務める。

ドラマ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』のあらすじ

任務中、突如発狂した部下の撃った弾が部下自身に当たると言う異常な状況を目の当たりにしたSITの部隊長の瀬文焚流(加瀬亮)は、警視庁内の「未詳」と呼ばれる部署に移動を命じられます。

通常では考えられない事件を担当させられる「未詳」で、瀬文は並外れた頭脳を持つ当麻紗綾(戸田恵梨香)と共に「SPEC」と言う「超能力」を持つ人間たちと対峙することになり…。

和製「SF」ドラマの新境地!様々な小ネタと「ミステリ」+「アクション」が癖になる

堤幸彦が手掛けた、迷宮入りした事件を追う中谷美紀と渡部篤郎主演のミステリドラマ『ケイゾク』。

その流れを組む作品として製作されたドラマが、今回ご紹介させていただく『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』です。

前作の順当な「ミステリ」ドラマとは打って変わり、「SPEC」と呼ばれる「超能力」を題材としていますが、その本質はあくまでも「ミステリ」。

出自も背景も違う凸凹コンビが、事件の犯人はいったいどんな「SPEC」を持っているのか、犯人は誰なのか、どうすれば対処できるのか、を推理し立ち向かっていきます。

堤幸彦らしい小ネタの数々と、テンポの良い掛け合いが「SF」好き以外の人をも魅了するドラマで、がっつりした「SF」作品は苦手、と言う人にもオススメです。

まとめ

【糸魚川セレクション】は、いかがでしたか。

長寿海外ドラマから、壮大な世界観を持つ和製SFドラマまで様々な作品をご紹介させていただきました。

どの作品も面白さの保証された名作ばかりなので、3連休があっという間に過ぎてしまう危険性を含めていますが、何卒ご了承くださいませ。

【連載コラム】『SF恐怖映画という名の観覧車』記事一覧はこちら

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