少女と愉快な仲間たちが魔女と対決する傑作ファンタジー!
少女ドロシーが夢の世界を旅する、アメリカ映画を代表する傑作ファンタジー・ミュージカル『オズの魔法使 4K版』。
監督を『風と共に去りぬ』(1952)のヴィクター・フレミングが務めます。
第12回アカデミー賞では作曲賞、歌曲賞、特別賞を受賞した本作。劇中歌「虹の彼方に」は今も変わらず愛され続ける名曲です。そして主人公・ドロシーを『スタア誕生』(1954)のジュディ・ガーランドが演じます。
オズの国に迷い込んだドロシーは、カカシ、ブリキ、ライオンと共に、魔法使いに会うために旅に出ます。恐ろしい魔女にも負けない勇気が感動を呼ぶ本作の魅力をご紹介します。
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映画『オズの魔法使 4K版』の作品情報

(C)1939 Turner Entertainment Co. All rights reserved.
【公開】
1939年(アメリカ映画)
【原作】
L・フランク・ボーム
【監督】
ヴィクター・フレミング
【脚本】
ノエル・ラングレー、フローレンス・ライアソン、エドガー・アレン・ウルフ
【編集】
ブランシュ・セーウェル
【キャスト】
ジュディ・ガーランド、レイ・ボルジャー、バート・ラー、フランク・モーガン、ジャック・ヘイリー、ビリー・バーク、マーガレット・ハミルトン、チャーリー・グレープウィン
【作品概要】
アメリカの児童文学作家ライマン・フランク・ボームの名作小説『オズの魔法使い』を、『風と共に去りぬ』(1952)のヴィクター・フレミングが実写映画化。
少女ドロシーが、仲間のカカシ、ブリキ、ライオンと共に魔法の国を旅する傑作ミュージカルです。大ヒット曲「虹の彼方に」をはじめとする名曲の数々や豪華な美術、鮮やかなカラー映像が話題を呼び大ヒットしました。
主演は『イースター・パレード』(1948)『スタア誕生』(1954)のジュディ・ガーランドが務めます。共演はレイ・ボルジャー、バート・ラー、ジャック・ヘイリー、マーガレット・ハミルトン。
1940年・第12回アカデミー賞で作曲賞と歌曲賞、主演のガーランドが特別賞を受賞しました。
映画『オズの魔法使 4K版』のあらすじとネタバレ

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少女ドロシーはカンザスの農場でエムおばさんとヘンリーおじさん、下働きのハンク、ヒッコリー、ジークと一緒に暮らしていました。かわいい愛犬・トトも一緒です。
少女は虹の彼方のどこかに素敵な場所があることを夢見ていました。
ある日、トトと一緒に巨大な竜巻に家ごと巻き込まれたドロシーは、魔法の国オズにたどり着きます。
すると、目の前に北の良い魔女が現れました。悪い東の魔女は、落ちてきたドロシーの家に押しつぶされて死んでしまいます。そこに、東の魔女の姉である西の魔女が現れました。
西の魔女は妹の履いていた魔法のルビーの靴をとろうとしますが、北の魔女がドロシーに靴を履かせてしまいます。魔力のある靴に西の魔女は手出しができず、悔しがりながら姿を消しました。
エメラルド・シティに住むオズの魔法使いに頼めばカンザスに戻してもらえると北の魔女から聞いたドロシーは、教えられた通り黄色いレンガの道を辿って歩き出します。
道中でドロシーは、知恵のない案山子、心を持っていないブリキ男、そして臆病なライオンと出会いました。かかしは脳みそを、ブリキ男は心を、ライオンは勇気を授けてもらうために、ドロシーと一緒に魔法使いに会いに行きます。
映画『オズの魔法使 4K版』の感想と評価

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虹の彼方にある夢いっぱいのオズの国
子供も、そして昔子供だった大人も、夢の世界に連れて行ってもらえるとびきり素敵なキラキラ光る夢の物語です。
竜巻に巻き込まれた少女ドロシーは、愛犬トトと一緒に家ごと吹き飛ばされ、不思議な世界に迷い込みました。モノクロで描かれた現実の世界から、一転して突然色鮮やかなカラー映像に切り替わり、美しい夢の世界が目に飛び込んできます。
まだ幼いながらも、ドロシーは言いたいことははっきり言える、芯の強い女の子でした。
ドロシーの前に現れたのは、美しい北の魔女と、緑の肌をした悪い西の魔女。突然魔法の国に来てしまったことに驚きながらも、彼女はひるむことなく、オズの大魔法使いに会うために、魔法のルビーの靴を履いて勇敢に旅立ちます。
道中出会った、カカシとブリキ、そしてライオンと仲間になり、さまざまな困難を乗り越えてドロシーはオズを目指します。肩を組んでスキップしながら歩く一行の姿から、楽しい旅のときめきが伝わってくることでしょう。
ほうきに乗って空を飛ぶ緑色の悪い魔女や、鮮やかな黄色いレンガの道、リンゴを渡そうとしない意地悪な動く木々、眠りを誘う赤いケシの花畑、遙か遠くに見えるエメラルドグリーンのオズの国。
キラキラと光るファンタジーの世界は、強く郷愁を誘い、こんな不思議な世界に憧れていた幼い頃を、くっきりと思い出させてくれるに違いありません。
ドロシーと仲間たちとの強い絆

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本作の見どころは、何といってもドロシーと旅する個性的な仲間たちです。
ドロシーが出会った仲間は、脳みそが欲しいカカシと、心が欲しいブリキ、勇敢な心が欲しいライオンでした。ドロシーはカカシにわらを詰めてやったり、錆びたブリキに油をさしてあげたり、臆病なライオンを勇気づけたり大忙し。彼らは強くてやさしいドロシーと共に、魔法使いの住むエメラルド・シティを目指します。
いつの間にか、カカシは賢さを、ブリキはとても優しい心を、臆病なライオンもそれなりの勇気を持つようになりました。彼らは旅を通して、自分の力で欲しいものを手に入れたのです。
ドロシーもまた、魔女に襲われる恐怖にも打ち勝つほどに成長し、何にも負けない強さを身につけます。どんなピンチでも助けに来てくれる仲間との強い絆と信頼が、お互いを成長させたのです。
大好きな3人組が、実は現実世界の下働きのハンク、ヒッコリー、ジークと瓜二つだとドロシーが気づくシーンには、思わずクスッと笑ってしまうことでしょう。
忘れてはならない大切な仲間は愛犬トトです。
トトが敵から逃げ出すたびに、事態が大きく動きます。大地主ガルチに囚われた時もあっさり逃げて帰ってきましたし、西の魔女に囚われた時は、城を飛び出して仲間に助けを呼びに行ってくれました。誰より強い味方といえるでしょう。
ついには、カンザスに帰るための気球からも飛び出してしまいますがこれはご愛敬。
ドロシーを泣かせてしまったものの、最後に北の魔女と再会させ、大切な仲間とゆっくりお別れを言わせてくれたのですから、これもトトの愛情と思っていいのかもしれません。
まとめ

(C)1939 Turner Entertainment Co. All rights reserved.
ぎっしり夢の詰まった愛あふれるファンタジー・ミュージカル『オズの魔法使』。子供の純粋な心を大切に思う大人たちが生み出した、永遠に残したい宝物のような名作です。
最初は魔女や魔法使い、カカシ、ブリキ、ライオンという不思議な仲間たちに驚かされながらも、いつの間にかすっかりなじんでしまい、彼らとの旅がかけがえのないものに変わっていることに気づかされることでしょう。
どうぞ童心に帰って、オズの国の旅をドロシーたちと思い切り楽しんでください。


































