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『タイムマシンガール』あらすじ感想と評価レビュー。タイムスリップに驚き過去に戻ってしまうヒロインが奔走するSFコメディ

  • Writer :
  • 谷川裕美子

映画『タイムマシンガール』は2025年1月25日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

『サイキッカーZ』(2022)などのインディーズ映画を手がける木場明義監督作『タイムマシンガール』が2025年1月25日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開となります。

びっくりすると少しだけ過去にタイムスリップしてしまう特異体質になってしまった主人公が、元に戻るため奔走する姿を描くSFコメディです。

主人公のOL・可子役を、本作が映画初主演となる葵うたのが演じます。共演は高鶴桃羽、遠山景織子ほか。

驚かされるたびに少しだけ過去に遡ってしまう可子と、そのバディとなるおっちょこちょいで頼りない同僚の千鶴。二人の時空を越える旅は、無事終止符を打つことができるのでしょうか。チャーミングな女子二人の奮闘ぶりから目が離せない本作の魅力をご紹介します。

映画『タイムマシンガール』の作品情報


(C)2025 イナズマ社

【日本公開】
2025年(日本映画)

【監督・脚本・編集】
木場明義

【キャスト】
葵うたの、高鶴桃羽、木ノ本嶺浩、立川志の太郞、重岡サトル、遠山景織子、嶋村太一、安川結花/惡斗、鹿目凛

【作品概要】
『サイキッカーZ』(2022)『エスパーX探偵社 さよならのさがしもの』(2023)などのインディーズ映画を手がける木場明義監督によるSFコメディ。

驚くと時間が巻き戻ってしまう特異体質になってしまった主人公が、元に戻るため奔走します。

主人公の可子役は映画『レッドブリッジ』(2022)やテレビドラマ『パリピ孔明』などに出演し、本作が映画初主演となる葵うたのが演じます。

可子と行動をともにする千鶴役は、アイドルグループ「君と見るそら」のメンバーで、バレリーナ、モデル、俳優などさまざまな分野で活躍する高鶴桃羽。

そのほか遠山景織子、木ノ本嶺浩、女子プロレスラーの惡斗こと安川結花、「でんぱ組.inc」の鹿目凛ら個性的な共演者が顔を揃えます。

映画『タイムマシンガール』のあらすじ


(C)2025 イナズマ社

ごく普通のOLの可子(かこ)は、ひょんなことがきっかけで、ある特異な体質になってしまいます。

それは、不意に驚くことがあると、彼女を驚かせた相手と一緒に数十分ほど過去にタイムスリップしてしまうというものでした。

そのため彼女は、なるべく他人との関わりを避けるようにしていましたが、おっちょこちょいな職場の同僚・千鶴にたびたび驚かされ、意図しないタイムスリップを何度もしてしまいます。

やがてその能力を利用しようとする者も現れはじめました。可子はタイムスリップの能力をなくそうと、体質改善のために奔走しますが……。

映画『タイムマシンガール』の感想と評価


(C)2025 イナズマ社

とにかく楽しいドタバタSFコメディです。主演の葵うたのが、突然タイムスリップできるようになってしまった主人公・可子の悲喜こもごもを、ほどよい脱力感で好演しています。

あることがきっかけで突然時空を越えられるようになった可子。それは、自分を驚かせた相手と共に、数十分ほど過去に戻るというものでした。

この「ほんの数十分」というのがなんとも秀逸で、戻るたびに「ここからかぁー」とへこむヒロインの姿に何度も笑ってしまいます。何度も思いがけない展開を迎えるので、一時も目が離せません

本作はゆるいバディものでもあります。可子を驚かせたために一緒にタイムスリップしてしまった同僚の千鶴は、可子の悩みを解決するために一緒に奔走。

生来おっちょこちょいな千鶴に可子は振り回され続けますが、根っからの明るさと気立てのよさに次第に心を開き始めます。奇想天外なストーリーと共に、女2人の絆にも注目です。

特別出演する遠山景織子の怪演も必見です。

まとめ


(C)2025 イナズマ社

平凡なOLが、びっくりするたびに過去にタイムスリップしてしまう面白コメディ『タイムマシンガール』

とてもすごい能力のはずなのに、毎回「またかー」とか「しんどい」とぼやく脱力ヒロイン・可子がとても魅力的です。

そして、明るさと勢いでぶんぶん可子を振り回す同僚の千鶴。彼女なら問題を解決してくれるのではないかというパワーに満ちています。笑いに満ちた展開の中、女子たちの純粋さにも胸打たれる一作です。

映画『タイムマシンガール』は2025年1月25日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開です。



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