Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

連載コラム

Entry 2024/11/29
Update

映画『アルケミストのダンス』あらすじ感想と評価レビュー。天才フラメンコダンサーのマリア・パヘスの情熱に満ちた人生に迫る|トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024へようこそ2

  • Writer :
  • 谷川裕美子

唯一無二の《異種格闘技》な映画祭「トーキョー・スキヤキ・シアターズ」が新たに誕生!

世界各国で制作されたインディーズ映画を紹介する、唯一無二の《異種格闘技》な映画の祭典「トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024(Tokyo Sukiyaki Theaters 2024)」。

2024年11月に「todoiF」動画配信サイトにてオンライン開催、同年12月には東京・高円寺シアターバッカスでリアルイベントを開催というハイブリッドな映画祭です。


トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024

本特集コラムでは、2024年12月に初開催を迎える同映画祭の上映作品を紹介。第2回は、最優秀芸術貢献賞(スキヤキアワード)と最優秀ドキュメンタリー賞をW受賞した映画『アルケミストのダンス』です。

類い稀なフラメンコダンサー、マリア・パヘスの創作にかける情熱に迫ったドキュメンタリーである本作は、2024年12月7日(土)・8日(日)高円寺シアターバッカスにて上映されます。

連載コラム『トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024へようこそ』記事一覧はこちら

映画『アルケミストのダンス』の作品情報


トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024

【日本公開】
2024年(スペイン映画)

【監督】
アランチャ・ベラ・ブエンディア

【キャスト】
マリア・パヘス、エル・アルビ・エル

【作品概要】
スペイン・アンダルシア出身のフラメンコダンサー、マリア・パヘスの創作の源泉に迫るドキュメンタリー。監督はアランチャ・ベラ・ブエンディア。

実際の舞台映像と、パートナーである詩人・演出のエル・アルビ・エルによるコメントを交えながら、マリアのステージにかける情熱とインスピレーションを映し出します。

映画『アルケミストのダンス』のあらすじ


トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024

メリダのローマ劇場でマリア・パヘスの最新ショーの「De Scheherezade」が始まろうとしていました。

マリア・パヘスの思考はどのように機能するのでしょうか? 彼女の動きはどこから来るのでしょうか? 彼女のダンスのインスピレーションは何なのでしょうか?彼女の創作プロセスを詳しく探ります。

映画『アルケミストのダンス』の感想と評価


トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024

情熱の国スペインはアンダルシア出身の天才的フラメンコダンサー、マリア・パヘスの人生に迫るドキュメンタリー作品です。

まさに踊るために生まれてきたマリアは、ステージに命のすべてを捧げてきました。誰より早くステージ入りして自分と向き合い、指先一本に至るまで細心の注意を払って感動を生み出します。第一線で活躍してきたプロの姿にただ圧倒されます。

芸術の女神そのもののようなマリアを支えるのは、詩人で演出を務めるパートナーのエル・アルビ・エルです。二人の深い絆にも心揺さぶられます。

ステージで踊る神々しいまでに美しいマリアの姿しかし、その踊りを生み出すために、一人カメラの前で白髪を振り乱して鬼気迫る表情で自分の限界に挑む様はさらに美しいと感じずにはいられません。

こんな風に自分のすべてを絞り出し、崇高な何かを生み出した経験を持つ人がこの世にどれだけいることでしょうか。マリアは一生かけてこの偉大な仕事に挑んできたのです。

山ほどアイデアを書きこんだ創作ノートを見せながら、ワクワクする思いを語るマリアの光り輝く瞳に魅了されることでしょう。

まとめ


トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024

命を燃やして芸術を生み出す姿に圧倒される魂のドキュメンタリー『アルケミストのダンス』

ステージ上ではまるで神の領域に足を踏み入れているかと思わせるほど神々しい存在となるマリアが、パートナーの隣では安心してくつろいだ微笑みを見せてくれるのもとても印象的です。

「トーキョー・スキヤキ・シアターズ」『アルケミストのダンス』は、2024年11月には「todoiF」動画サイトで全世界オンライン上映後、2024年12月7日(土)・8日(日)東京・高円寺シアターバッカスにて上映されます。

トーキョーに集いし、世界の才能煌めくインディーズ映画をお見逃しなく。

連載コラム『トーキョー・スキヤキ・シアターズ2024へようこそ』記事一覧はこちら







Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/demachi2026/cinemarche.net/public_html/wp-content/themes/stinger8-child/single.php on line 150

関連記事

連載コラム

『義足のボクサー GENSAN PUNCH』あらすじ感想と評価解説。フィリピンの名匠監督ブリランテ・メンドーサによる“初挑戦のスポーツ映画”|広島国際映画祭2023リポート5

広島国際映画祭2023・特別招待作品『義足のボクサー GENSAN PUNCH』 2009年に開催された「ダマー映画祭inヒロシマ」を前身として誕生した「広島国際映画祭」は、世界的にも注目されている日 …

連載コラム

【今野健太インタビュー動画】シアターモーメンツ新作『#マクベス』マルカム役への意気込みと劇団への想いを語る| THEATRE MOMENTS2019⑦

連載コラム『THEATRE MOMENTS2019』第7回 ©︎Cinemarche 「日本発のワールドスタンダード演劇」をモットーに、これまで精力的な取り組みを展開してきた劇団シアターモーメンツ。 …

連載コラム

映画『クローブヒッチ・キラー』感想評価とレビュー考察。結末の展開が読めない連続殺人事件の真相に俳優チャーリー・プラマーの演技が光る|サスペンスの神様の鼓動41

サスペンスの神様の鼓動41 映画『クローブヒッチ・キラー』は2021年6月11日(金)より新宿武蔵野館ほかロードショー予定!! 10年前に、ある小さな町で起きた未解決事件「巻き結び(クローブヒッチ)連 …

連載コラム

映画『モルグ 死霊病棟』ネタバレ感想と考察評価。実話だったらガチ怖!死体安置所の夜に何かがおこる。|未体験ゾーンの映画たち2020【延長戦】見破録6

連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2020【延長戦】見破録」第6回 佳作から怪作・激コワ映画まで、世界のあらゆる映画を紹介する「未体験ゾーンの映画たち2020【延長戦】見破録」。第6回で紹介するのは、 …

連載コラム

映画『あなたにふさわしい』感想レビューと考察。夫婦である理由を“名づけ”の視点から読み解く|映画道シカミミ見聞録48

連載コラム「映画道シカミミ見聞録」第48回 こんにちは、森田です。 今回は6月12日(金)よりアップリンク吉祥寺ほかでロードショー公開予定の映画『あなたにふさわしい』を紹介いたします。 1つの別荘をシ …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学