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【ネタバレ】ザ・フォーギブン 襲撃地帯|あらすじ感想と結末の評価解説。ルアトキ集落事件をもとに描いたハード・アクション《新宿カリコレ2023映画》

  • Writer :
  • 秋國まゆ

ニュージーランドの実在の事件をもとに描くハード・アクション!

テアレパ・カヒが脚本・監督を務めた、2022年製作のニュージーランドのハード・アクション映画『ザ・フォーギブン 襲撃地帯』。

先住民マオリ系トゥホエ族が暮らすルアトキ集落には、サバイバル技術の訓練と部族のアイデンティティの存続を目的としたキャンプ「ラマ」が存在していました。

このラマを首相暗殺を企てるテロ集団だと疑うニュージーランド警察は、ある事件をきっかけにエリート特殊戦術部隊(STG)を投入した集落への強制捜査を開始。

地元の警官タフィは、国家と民族の間で板挟みとなりながら運命の決断を迫られます。

映画『ザ・フォーギブン 襲撃地帯』のネタバレあらすじと作品解説をご紹介いたします。

映画『ザ・フォーギブン 襲撃地帯』の作品情報


(C) 2022 October 15 Limited

【公開】
2023年(ニュージーランド映画)

【監督・脚本】
テアレパ・カヒ

【キャスト】
クリフ・カーティス、ジェイ・ライアン、マヌー・ベネット、タメ・イティ、シモーヌ・ケッセル、リア・テ・ウイラ・パキ

【作品概要】
自らも先住民マオリの血をひくテアレパ・カヒ監督が、2007年ニュージーランド東部のルアトキ集落で起こった実在の事件をもとに描いたニュージーランドのハード・アクション作品。

新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2023/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2023」(2023年7月14日~8月10日、新宿シネマカリテ)にて上映された作品です。

『クジラの島の少女』(2003)などのニュージーランド映画から『アバターウェイ・オブ・ウォーター』(2022)などのハリウッド大作まで幅広く活躍するクリフ・カーティスが出演。そのほか、『IT イット THE END“それ”が見えたら、終わり』(2019)のジェイ・ライアンや、「ホビット」シリーズのマヌー・ベネットら豪華キャスト陣が出演しています。

映画『ザ・フォーギブン 襲撃地帯』のあらすじとネタバレ

(C) 2022 October 15 Limited

父の看病のため、先住民マオリ系トゥホエ族が暮らすニュージーランド東部のルアトキ集落に帰郷した警官のタフィ・ウィリアムズ巡査部長は、警官業務の傍ら、スクールバスの運転手を務めていました。

ルアトキ集落には、活動家のタメ・イティが主宰するキャンプ「ラマ」が存在しました。

ウレウェラ渓谷の森で行われるラマの目的は、サバイバル技術の訓練と、トゥホエ族のアイデンティティの存続。

しかしこれを首相暗殺を企てるテロ集団と疑うニュージーランド警察は、この半年間、密かに監視していました。

監視チームの報告によると、このラマで戦闘訓練が行われていることと、26種以上の銃器を所持していることが確認されました。

さらに10月13日の夜、村の不良少年ラスティが父親と口論の末、ライフルを発砲。この監視映像を引き金に、捜査当局はニュージーランド警察のエリート特殊戦術部隊(STG)を投入したルアトキ集落への強制捜査に乗り出すことに決めました。

10月14日。STGのチームリーダーであるギャラガーが現地に到着し、監視チームのマリアとジャロッドと合流。

爆弾の専門家として、タメと共にベトナム戦争に参戦していた父をもつタフィを調査していることを知ります。

タメがタフィの家をよく出入りしていることと、タフィがラマに参加することが確認されましたが、これまで彼が戦闘訓練に参加したことはなく、現段階では彼が味方かテロの一味か判断がつきませんでした。

その日の夜。タフィは村のパン屋の窓ガラスを破壊するラスティを発見。彼をラマに連れていきます。

ラマの最中、タフィはこちらを監視するスパイの存在に気づき、追跡しました。スパイの正体はなんと、タフィの同僚ポウタカでした。

ポウタカの背後にあるバンから出てきたギャラガーはタフィに、ラマで戦闘訓練が行われていることを知っているかどうか、今朝家の前でタメと何を話していたのか問い詰めます。

実は今朝、タメが友人であるタフィの父の見舞いに訪れていました。その時タフィは、タメにラマについての説明を求めました。

タメは「一度君も来るといい。当局による攻撃への備えだ」と答え、実は警官であるタフィの様子も見に家に立ち寄ったことを明かして去っていきました。

タフィはただ、ラスティをラマに連れていっただけだと答えました。そしてニュージーランド警察の監視期間中の4月2日に起きたことを教えました。

その日は、警察がトゥホエ族の予言者ルア・ケナナを襲撃。彼の息子と親類を殺した日でした。

ギャラガーはそれと今回の件は無関係だと言い、もう一度タフィに尋ねます。自分たちの味方か、それともテロの一味かどうか……。

タフィはギャラガーの話を冗談だと受け取り、聞く耳を持ってくれませんでした。

タフィが自宅に帰ると、ポウタカがいました。ニュージーランド警察の情報提供者である彼はギャラガーの指示を受け、彼に作戦への協力を求めにきたのです。

同じ部族の仲間と村の子供たちの安全を考え、頑なに拒否するタフィ。ポウタカは「タメはラスティたち、心に迷いのある若者を誘い込んだ」「君はタメの言葉を聞いていないからそう言えるんだろ」と言い、無線機とタメの言葉を録音したボイスレコーダーを置いて立ち去りました。

タフィはその無線機を使って、捜査当局のウィルソン局長に向けて警告を発しました。

「この会話を遠く離れた、安全な場所で聞いているんだろう」「部族の仲間に何かあったら許さない。そちらの名前と住所を突き止め、死ぬまで後悔させてやる」と。

以下、『ザ・フォーギブン 襲撃地帯』ネタバレ・結末の記載がございます。『ザ・フォーギブン 襲撃地帯』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

(C) 2022 October 15 Limited

10月15日。ギャラガーは待機していた50人のSTGの隊員と共に、ルアトキ集落への強制捜査を開始。この早朝の強制捜査で数人の村人を逮捕しました。

タフィとの約束でパン屋の窓ガラスの掃除をしに家を出たラスティは、その現場を目撃。自分を逮捕しようとするSTGの隊員を箒で叩き、馬に乗って逃走します。

タフィの運転するスクールバスを押さえたSTGの隊員レンは、この箒を武器だと勘違いし、ラスティを追跡します。

他のSTGの隊員に監視されているため、スクールバスから離れられないタフィは、駆けつけたポウタカにラスティの保護を頼みました。

するとその直後、ラスティの家から一発の銃声が。一目散に駆けだすタフィを、ギャラガーとSTGの隊員キミオラが追いかけます。

先に到着したポウタカは、射殺されたレンの死体と、彼の銃を持って逃走するラスティの姿を発見。ラスティを川まで追いかけ、銃を手放すよう説得します。

2人の様子を川にかかる橋の上から見ていたキミオラは、ラスティがポウタカに銃を手渡そうとするのを、彼に銃を向けたと勘違いして銃を発砲。

ラスティは銃を手放さず抵抗したため、代わりにポウタカが撃たれて死んでしまいました。

そこへギャラガーが遅れて到着。川に流れるポウタカの死体と、川から逃げるラスティの姿を見て、ポウタカを殺したのは彼だと思い込み銃を発砲。

左肩を負傷したラスティでしたが、叔母のブレイクの助けによりその場から脱出。両親がいるカラカ・ポイントという村の製粉所に連れて行かれました。

レンの位置情報から、ラスティの家の前に横たわる彼の死体を発見したギャラガーたち。ギャラガーはマリアに、ラスティの家に作戦本部の設置と、その設置に必要な人員の要請、村の道路の封鎖を指示します。

そしてウィルソン局長に、ポウタカとレンの死亡と、ラスティ・ブレイク・タメのテロリスト3人が逃走中であること、このルアトキ集落はテロリストの巣窟だと報告しました。

上空を飛行するSTGのヘリを見つけたタメは、タフィに電話します。しかしタフィは拘留され、携帯電話を押収されていました。

なので代わりに部族の言葉が分かるマリアが電話に出て、逆探知のための時間を稼ぎます。その結果、タメの居場所を突き止めたギャラガーが乗るSTGのヘリは、彼のもとへ向かいました。

その頃タフィは、拘留されていた部族の仲間に裏切り者と罵られ、自分のナイフを使って手錠を外して外に出た彼らに置き去りにされてしまいました。

その際、タフィはボイスレコーダーに録音された「無能な首相をやっつけろ。奴らを打ち負かそう」という声を聞きました。彼らは冗談だと笑っていました。

タフィもまた、自力で手錠を外し車を奪取。その車に載っていたポウタカの遺体を見に来たマリアを拘束し、そのまま警察と睨み合う村人たちのもとへ向かいました。

その道中、タフィはタメに電話をかけ、警察の監視の事実と、ラスティが撃たれたことを話します。この電話を受け、タメは自分を支持する部族の仲間を率いて警察の前に姿を現し、自首しました。

その隙に父を迎えに行こうとしたタフィでしたが、マリアから父はすでに連行されたことを知らされて激怒。ギャラガーたちに父を返せと訴えます。

これに対しギャラガーたちは、銃撃犯であるラスティの身柄の引き渡しを要求。タフィはレンの死の真相を明かし、ラスティの無実を訴えます。

レンは銃を抜き取った時、ラスティの家の飼い犬に腕を噛まれ、階段で転んでしまいました。そのはずみで銃が暴発し、レンは自らの頭を撃ってしまったのです。

その証拠に、レンの腕には犬に嚙まれた痕がありました。さらにタフィは、ポウタカの遺体に埋め込まれた銃弾は、大口径の弾だと言いました。

このやり取りを聞いていたウィルソン局長は、警察のミスを認めず、タメの自白とラスティの肩にある弾丸の回収をもって事態を丸く収めるよう、ギャラガーに命じました。さらにウィルソン局長は、ミスを犯したキミオラに指示を徹底するよう言いました。

その後、ギャラガーとキミオラはタメを連れてSTGのヘリに乗り、タフィのもとへ向かいました。そしてキミオラはタメを人質に取り、ラスティの居場所を吐けとタフィを脅迫します。

タフィはカラカ・ポイントにいると答えましたが、そこにブレイクとラスティたち家族の姿はありません。病院に行けば警察に捕まると思った彼らは、村の女性医師フーンに助けを求めたのです。

タフィは、フーンのクリニックにいるはずだと答えました。クリニックへ向かう道中、ギャラガーたちはラスティたちが乗る車を見つけ追跡します。

キミオラが威嚇射撃を行うはずでしたが、彼の放った弾丸は威嚇にとどまらず、車を運転していたラスティの父ムークスの頭に当たり、殺してしまいました。

それを咎めるギャラガーに、キミオラは「ミスを帳消しにするためだ」と言い、事故を起こし横転した車から出てきたラスティたちを撃とうとします。

タフィはそんなキミオラを体ごとヘリの外へ押し出しました。ヘリから落下した2人は重傷を負いました。

上官からの指示を徹底しようとするキミオラから守るため、ギャラガーはタメを解放し、すぐそこまで駆けつけていたフーンの車へ、ラスティとその母とタメを避難させます。

キミオラと格闘するギャラガーに、ブレイクが助太刀するも、2人がかりでも彼を押さえることができません。するとキミオラはタメの名を叫び、首相暗殺を企てたテロリストだと自白させます。

そこへラスティが自身の肩から摘出された弾丸を持ってきて、「自分自身を解き放て」と部族の言葉でキミオラに言いました。

その言葉でやっと落ち着いたキミオラから銃を奪い、彼を宥めるギャラガー。一方タメは、この様子を見守ってから静かに息を引き取ったタフィの死を悼みました。

「行くがいい、わが兄弟よ。我らの聖なる山へ、清らかな水の流れる川へ、我らの先祖のもとへ」「ルア・ケナナが呼んでいる。永遠に続く天井の楽園に帰るがいい」

「タフィ。我らの息子、我らの守護者よ。なぜお前は死なねばならなかったのか」と………。

その後、警察は道路の封鎖を解除し撤退していきました。スクールバスに閉じ込められていた子供たちは、無事親のもとへ帰っていきました。

スクールバスに戻ってきたのが慕っていたタフィではなく、ブレイクだったことに何かを悟った村の少年マイタラ。ブレイクは彼を抱き締め、涙を流しました。

映画『ザ・フォーギブン 襲撃地帯』の感想と評価


(C) 2022 October 15 Limited

ルアトキ集落への強制捜査当日に起きた、STGの隊員レンと情報提供者のポウタカの死。それまではまだタフィを介して、事態を解決するために話し合う余地があったかもしれなかったのに、この出来事をきっかけに両者の緊張感が一気に高まってしまいます。

視聴者もギャラガーたちと同様、ラスティがレンの銃を奪って逃走した姿を見て、彼がレンを殺した銃撃犯だと考えたことでしょう。ですが、物語の終盤、タフィからレンの死の真相が語られた時、警察側のミスが発覚します。

しかし作中でマリアがタフィに言ったように、警察は自分たちのミスを認めませんでした。それどころか、銃撃の現場にいたタフィかブレイクに罪を擦りつけようとするのです。

ミスを犯したギャラガーたちは、任務を遂行して国民と首相を命を守った国の英雄となる、というシナリオで終わるために。

ギャラガーはキミオラの凶行をきっかけに、揺らいでいた己の正義を取り戻します。その一方で、キミオラは自分の勘違いでポウタカを殺してしまったというミスを帳消しすることに躍起になり、ウィルソン局長の指示に徹底しようとするのです。

そんな2人に、部族の盾となって対峙し続けたタフィが、作中で一番正義感が強かった彼が、ことの顛末を見てから静かに息を引き取ってしまったのはとても悲しいです。

彼の死を悼むタメの叫びにあったように、なぜタフィが死ななければならなかったのかと登場人物たちも視聴者も誰もがそう悔やんだことでしょう。

まとめ

(C) 2022 October 15 Limited

2007年、ニュージーランド東部のルアトキ集落で実際に起きた、武装警察による先住民への強制捜査事件をもとに描かれたニュージーランドのハード・アクション作品でした。

平和活動家の逮捕に、一般市民をも巻き込んだ家宅捜査や道路の封鎖。行き過ぎた当局の捜査による国内での反発は大規模な抗議デモへと発展し、ニュージーランド国民に深い傷を残しました。

ですが、物語の冒頭に流れたテロップによると、ニュージーランド警察は本作の見解を否定しているとのこと。さらに本作は、警察による襲撃を再現したものではなく、被害者側の認識であるとされています。

自らもマオリの血をひくテアレパ・カヒ監督は、この事件を決して風化させてはならないと考え、本作を製作されました。

そんなテアレパ・カヒ監督の強い信念のもと、数々のハリウッド大作でも活躍するクリフ・カーティスら豪華な国際派キャストにスタッフが集結。見事、第95回アカデミー賞国際映画賞ニュージーランド代表に選出された本作をぜひ一度ご鑑賞ください。



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