「神戸インディペンデント映画祭2023」は2023年11月24日(金)〜26日(日)に新開地アートひろばで開催!
「映像クリエイターの発表と交流の場を、神戸に」というコンセプトのもと、インディペンデント映画にチャレンジするクリエイターを応援し、今まで世界になかった作品の上映を続ける「神戸インディペンデント映画祭」。
2019年から始まった本映画祭が、本年度も2023年11月24日(金)〜26日(日)に新開地アートひろばで開催されます。
このたび、神戸インディペンデント映画祭2023における「コンペ」部門・14作品、「ヤング」部門・6作品の上映プログラムと作品情報が解禁されました。
本記事では、神戸インディペンデント映画祭2023の開催情報、「コンペ」部門・14作品の各作品情報をご紹介いたします。
CONTENTS
「神戸インディペンデント映画祭2023」とは?
行政によるまちおこし映画祭でもなく、企業による才能発掘プロジェクトでもない「映像クリエイターの発表と交流の場を、神戸に」というコンセプトのもと有志によって始められた「神戸インディペンデント映画祭」。
「For Creative Challenge」をミッションとして掲げる本映画祭は、商業映画とは一線を画す“自主性”と“多様性”という魅力を持つインディペンデント映画にチャレンジするクリエイターを応援し、今までの世界にはなかった作品の上映を常に目指しています。
「観る人(映画ファン)」「作る人(監督・製作者)」「観せる人(映画館)」の三者によって成立する映画。神戸地域に生きる三者の協力・連携が、神戸インディペンデント映画祭の開催を実現し続けてきました。
2023年度の本映画祭では応募総数286作品の中から、年齢不問のもと5分以上〜60分以下の映画を対象とする「コンペ」部門・14作品、25歳以下の監督による5分以上〜25分以下の映画を対象とする「ヤング」部門・6作品の計20作品を選出・上映。
さらに「ヤング」部門での入選を逃したものの、今後に期待したい若手監督の作品を特別に上映する「ヤング部門ネクスト」や、本年で3回目となる、神戸で短編映画を制作し本映画祭でプレミア上映する「神戸短編プレミア」も企画しています。
「神戸インディペンデント映画祭2023」の開催情報
【開催期間】
2023年11月24日(金)〜26日(日)
【開催会場】
新開地アートひろば(旧:神戸アートビレッジセンター)2階ホール
兵庫県神戸市兵庫区新開地5丁目3−14
【チケット料金】
プログラムA・C・D・E・F・G・H:前売1000円/当日1500円
プログラムB:前売1500円/当日2000円
【前売チケット販売期間】
2023年11月10日(金)12時00分~11月22日(水)12時00分
*前売チケットはパスマーケットでお求めください。
*座席指定はございません。
*満席の場合は入場をお断りする場合がございます。
*プログラムごとの入替制です。
*会場内で無断で勧誘等の営業行動をする行為を禁じます。
《「神戸インディペンデント映画祭2023」公式サイト・上映プログラム紹介ページはコチラ→》
「コンペ」部門・上映作品紹介
『回復タイム』
【監督】
山口智誠
【キャスト】
向里祐香、浅見紘至、碧木愛莉、門間航、朝香賢徹、工藤孝生
【作品概要・あらすじ】
会社員の飯田早苗は仕事が上手くいっていない様子。
会社から少し離れた公園で母親と電話をしていると、傷だらけのおじさん・辰巳エンジが今にも倒れそうな感じでやってくる。
心配しておじさんに声をかける早苗だが……。
『通夜のまえに』
【監督】
木村緩菜
【キャスト】
早狩駿、深谷五朗、生野和人、赤染萌、古本美優、遠藤隆太
【作品概要・あらすじ】
映像業界で働く男・長谷川(30)が多忙の中、親友の自殺を知る。
上司の反対を押し切って田舎に帰り通夜に参加しようとするのだが、親戚や同級生たちの様子がおかしくて……。
『アリの使命』
【監督】
松本壇
【キャスト】
内藤裕志、希志真ロイ、横田愛佳、八代崇司、井上喜介、荒木真一
【作品概要・あらすじ】
元記者の蓬莱に一通の封書が届く。
手紙の場所へ赴くと一人の男から突拍子もない情報を得る。数日後その情報は現実となり、蓬莱は改めて男の元へ。蓬莱は驚くべき真実を聞く。
「この世界の始まりから終わりまで……」
『ボクたちの宇宙戦争』
【監督】
木場明義
【キャスト】
鹿目凛(でんぱ組.inc)、木田悠雅、大山華怜、松岡夏輝、嶋村太一
【作品概要・あらすじ】
昼間から一人呑んだくれている夏子。
そこに一人の少年が現れ、ひょんなことから宇宙戦争ごっこに付き合わされることになるのだが、その後少年が抱える悩みを聞くことになる。
ある夏の日の、ちょっと不思議な物語。
『あなたが言うなら』
【監督】
八木橋ゆり
【キャスト】
浜田あさみ、松木孝明、堀井美喜、小波津龍平、高羽快、畑美紗起
【作品概要・あらすじ】
「好きになっちゃいけない人を、好きになったことはありますか?」
深夜ラジオの電話相談。少女と中年パーソナリティの電話越しの恋愛相談が始まる。
一見よくある恋バナは、「よくある話」ではなくなっていき……。
『遠まわりする青』
【監督】
木村凌
【キャスト】
森砂織、渡辺佑太朗、日影舘まい、上村歩未、石川古都、小西貴大
【作品概要・あらすじ】
風俗嬢として働く詩織。ある日の仕事帰り、同僚の檸檬と送迎車で乗り合わせ、都内の夜道を遠回りしながら帰る事になる。
車窓から見える風景や人物を眺めながら詩織は11年前の高校時代を思い出す。
『そうとうまぬけ』
【監督】
加藤也大
【キャスト】
佐咲日菜、濱仲太、ノブイシイ、上林三夏
【作品概要・あらすじ】
目の前に広がる映像、そこに映る女性、それを自分だという女性の物語。
その映像とは一体何なのか。
『地雷大怪獣イヴァラ-case of extra-』
【監督】
黒須祐基
【キャスト】
斎藤杏花里、櫻井理沙
【作品概要・あらすじ】
人助けのできる大人になりたいと考えながらも、一歩踏み出すことのできない女性。
そんな彼女の前に、突如地中より巨大怪獣が姿を現す。
街が破壊され、人々が逃げ惑う中で、彼女が取る行動とは。
『ゴミ屑と花』
【監督】
大黒友也
【キャスト】
植木祥平、花柳のぞみ、岩本淳、中野剛、木村知貴、ステファニー・アリアン
【作品概要・あらすじ】
パイロットを辞め、ゴミ収集の仕事を始めた浩一。
指導員・花とともに深夜にゴミ収集を始める。
ゴミを回収していく中で様々な眼差しを受けながらも、ひたむきに働く花に浩一は生き方にある種の「美しさ」を感じる。
『融解セヨ思考』
【監督】
武子直樹
【キャスト】
上原剛史、水野絵里奈
【作品概要・あらすじ】
興味本位でSMの女王様を呼んだ30過ぎの男。
期待していたプレイとは違う方向に……。
青春の後始末がいつまでもできない男の小さくも卑しい悲哀物語。
『鳥も死にきれないよ』
【監督】
山村もみ夫。
【キャスト】
緑川静香、橋龍さん、高村竜馬、萩原正道、山下ケイジ
【作品概要・あらすじ】
日下美紀の働く喫茶店は、青梅駅前にあるビルに入っている。
ある日、美紀がビルの屋上で煙草を吸っていると、同僚である小林が看板に書かれた鳥と会話をしている……。
青梅駅前地区市街地再開発前夜。
『寄り鯨の声を聴く』
【監督】
角洋介
【キャスト】
穂紫朋子、久保田メイ、山口森広、岡崎森馬、渡邊雛子
【作品概要・あらすじ】
不登校になったユーキのもとに、ある日従姉妹のエリコが訪ねてくる。
海獣学者のエリコは、鯨のストランディングの調査にユーキを連れ出すことになる。
『幻夢釣行』
【監督】
川部直人
【声のキャスト】
折原深緒莉
【作品概要・あらすじ】
一人で釣りをして生活をしている男がいた。
彼はその昔、ある大切な物を海に亡くしてきた……。
川部直人監督による、日本を舞台に制作した短篇アニメーション第3作。日本画や水墨画の持つ神秘的な魅力を映像化すべく、和紙をスキャニングしてPCで彩色する技法を採用した。
『レミニセンス・バンプ』
【監督】
吉本啓太
【キャスト】
藤本木音、和音、山田健人、崎本紗衣、神戸誠治、高木公佑
【作品概要・あらすじ】
3年前の事故が原因で父の顔を思い出せないリリ。
帰省した北海道でアクシデントに見舞われながらも、母との時間を通して父との記憶を集め続ける。
しかし、リリの記憶をめぐる旅は再び脳内に仕舞われていく……。
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まとめ
2019年から5回目の開催となる神戸インディペンデント映画祭。
このたび、2023年11月24日(金)〜26日(日)に新開地アートひろばで開催される本映画祭の「コンペ」部門・14作品、「ヤング」部門・6作品の上映プログラムと作品情報が解禁されました。
メジャー・インディーズ問わずクリエイターの東京への一極集中が続く中で、「いわゆる“地方”である神戸から、何かできることはないのか」という想いを抱いた有志によって始められた神戸インディペンデント映画祭。
本映画祭で上映されるのはいずれも、誰にも頼まれていないのに人々が文字通り「自主的」に作る……創作意欲を抑え切れないクリエイターたちの情熱が凝縮されたインディペンデント映画の数々です。
果たして今回の開催にて上映される作品は、映画祭に訪れた人々にどんな“今までにない世界”を見せてくれるのでしょうか。
「神戸インディペンデント映画祭」は2023年11月24日(金)〜26日(日)に新開地アートひろばで開催!
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