予告編解禁&カンヌ国際映画祭総代表コメント到着!
ナンニ・モレッティ監督、待望の最新作映画『3つの鍵』が2022年9月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、UPLINK吉祥寺ほかにて全国公開されます。
この度、予告編が解禁となりました。
併せて、カンヌ国際映画祭総代表ティエリー・フレモーから賞賛コメントも到着!
映画『3つの鍵』について
イタリアが世界に誇る巨匠ナンニ・モレッティ監督、待望の最新作『3つの鍵』。
第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、「モレッティの大いなる帰還」「開かれた世界への招待」と海外メディアからも高い評価を受けました。
『息子の部屋』(2001)でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞以来、カンヌの常連となったモレッティ監督。
本作では衝撃の事故をきっかけに、隣人たちの隠された素顔があらわになる様をスリリングな展開で描きます。
ナンニ・モレッティ監督の卓越した演出で見せる緊迫のドラマに日常が歪みだす…。
映画『3つの鍵』の予告編
この度解禁になった予告編では、ローマの高級住宅街のアパートに暮らす3つの家族が、ひとつの事故をきっかけに、扉の向こうに隠している素顔があらわになる様を、スリリングな展開で描きます。
ある夜、アパートに車が衝突し、女性が亡くなります。幸せな家族らの日常に、歪みが生じはじめました。車を運転していたのは、3階に暮らす息子アンドレア(アレッサンドロ・スペルドゥティ)。
犯罪者となった息子のことで苦しむヴィットリオ(ナンニ・モレッティ)とドーラ(マルゲリータ・ブイ)夫妻。
一方、仕事場が事故で崩壊した1階のルーチョ(リッカルド・スカマルチョ)とサラ(エレナ・リエッティ)夫妻は、娘を隣の老紳士レナード(パオロ・グラツィオージ)に預けます。
しかし、レナードは壊れているという娘の言葉に耳を傾けずにいたために、娘とレナードは行方不明に。
公園で無事発見されるものの、ルーチョはレナードが娘に危害を加えたと疑い、「娘に何をした」と掴みかかります。
2階のモニカ(アルバ・ロルヴァケル)は、夫が不在でひとり育児をする孤独を吐露。部屋に現れる不吉なカラスを見つめ、怯えていました。
あの日、どこで道を見失ったのか……。
「夫か息子かの選択を強いるなんてむごすぎる、でも私は選んだ」と力強く宣言する3階のドーラ。
〝人生の謎を解く鍵はいくつもある″のキャッチコピーとともに、アルゼンチンタンゴを踊る人々を、アパートの門の前で見守る3つの家族。
それぞれの選択がもたらす運命の行方、そして苦しみの末に、人生を切り開いていく未来を予感させる。巨匠モレッティ、熟練の演出で見せる緊迫したドラマに、期待が高まる予告編に仕上がっています。
映画『3つの鍵』の作品情報
【日本公開】
2022年(イタリア・フランス合作映画)
【原題】
Tre piani
【原作】
エシュコル・ネヴォ「3つの鍵」(仮題)五月書房新社
【監督・脚本】
ナンニ・モレッティ
【キャスト】
マルゲリータ・ブイ、リッカルド・スカマルチョ、アルバ・ロルヴァケル、ナンニ・モレッティ
映画『3つの鍵』のあらすじ
ある夜、建物に車が衝突し女性が亡くなりました。
運転していたのは、3階に住む裁判官夫婦の息子アンドレアでした。
2階のモニカは夫が長期出張中のため一人で出産のため病院に向かう最中で、1階の夫婦は仕事場が崩壊したので、娘を朝まで向かいの老人に預けることにしました。
小さな選択の過ちが、予想もしなかった家族の不和を引き起こし、彼らを次第に追い詰めていくのですが…。
まとめ
第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式上映作品『3つの鍵』。
ローマの高級住宅街の同じアパートに住む3つの家族。顔見知り程度の隣人の扉の向こう側の顔を誰も知りませんでした。
ある事故をきっかけに、それぞれの選択がもたらす運命の行方とは…。
カンヌ国際映画祭総代表ティエリー・フレモーは、「ナンニ・モレッティは存命する最も偉大な映画監督のひとりであり、俳優・作家・詩人でもある。全力で戦う方法を知っている、敗北を恐れないアーティストだ」と、賞賛のコメントを寄せました。
映画『3つの鍵』は、2022年9月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、UPLINK吉祥寺ほかにて全国ロードショーです。