映画『キャラクター』は2021年6月11日よりロードショー
菅田将暉と本作が俳優デビューとなる人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseの共演によるダークエンタテインメント。
『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』の永井聡監督が、『20世紀少年』など数多くの浦沢直樹作品のストーリー共同制作者を務めた長崎尚志によるオリジナル脚本を映画化。
主人公の未熟な漫画家・山城圭吾役を数々の映画賞を受賞してきた演技派・菅田将暉、美しき殺人鬼・両角役を、人気アーティスト「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが演じます。
共演には高畑充希、中村獅童、小栗旬ら実力派が集結。
この記事では殺人鬼・両角役の「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseについて詳しくお伝えしていきます。
CONTENTS
映画『キャラクター』の作品情報
【上映】
2021年(日本映画)
【原案】
長崎尚志
【監督】
永井聡
【キャスト】
菅田将暉、Fukase、高畑充希、中村獅童、小栗旬
【作品情報】
浦沢直樹作品を数多く手がけた長崎尚志が、10年の歳月をかけて構想を練って生み出した完全オリジナルのダーク・エンターテインメント・ストーリー。
もしも売れない漫画家が、殺人犯の顔を見てしまい、その顔を「キャラクター化」して漫画を描いて売れてしまったら?
そんなアイデアをもとに、幾重にも”キャラクター”が交錯する物語が紡がれます。
監督を務めるのは、『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』など、作品ごとに新しい映像世界を生み出してきた永井聡。
偶然殺人事件現場で犯人を目撃してしまう主人公の漫画家・山城圭吾を演じるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀男優賞を受賞した人気実力派俳優のトップを走る菅田将暉。殺人事件の犯人との出会いから運命に翻弄される山城を繊細に演じます。
天才的な殺人鬼の両角を演じるのは、人気アーティスト「SRKAI NO OWARI」のボーカル・Fukase。俳優デビューとなる本作で、独特の存在感と美しさで観る者を魅了します。
共演にも超豪華キャストが集結。山城の漫画と事件の関連に気づいた刑事・清田を小栗旬、清田の上司・真壁を中村獅童、山城を支える恋人・夏美を高畑充希が演じます。
映画『キャラクター』のあらすじ
漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾。
画力があるものの、お人好しな性格からリアルな悪役を描けず苦悩していました。
そんなある日、スケッチに出かけた先で、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまいます。
しかし、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく山城。その後、自分だけが知っている犯人をキャラクターにしたサスペンス漫画「34」を描き始めます。
山城が初めて本物の悪を描いた漫画は異例の大ヒットとなり、一躍売れっ子漫画家に。恋人の夏美とも結婚します。
しかしそんな中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生。
事件と漫画の内容が酷似していることを不審に思った清田刑事は山城に目をつけ…。
映画『キャラクター』両角役はFukase
参考映像:『RPG』(2013)
映画『キャラクター』で殺人鬼・両角役を演じるFukaseは1985年10月13日生まれのシンガーソングライター、ボーカリスト、ギタリスト、俳優。東京都出身。
結成10周年を迎える大人気4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカルを務めています。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)による困難な生活、閉鎖病棟への入院、勉強した記憶が薬の副作用で消えるなどの辛い経験があり、絶望の中残ったのが音楽と今の仲間だけだったことから、「世界の終わり」から始めようというポジティブな意味をバンド名にこめたそうです。
「Dragon Night」「Hey Ho」「RPG」「RAIN」などヒット曲多数。
メンバー内で最も多く作詞・作曲を手掛けていますが、好きな自転車に乗りながら行うことが多いそうです。
高校中退後アメリカンスクールに通い、アメリカ留学予定でしたが、言語や生活習慣の違いからパニック障害に陥り入院治療。病気不安症や強迫性障害を併発し、3年ほど通院治療後に寛解。
2016年にヤマハ発売の『VOCALOID4 Library Fukase』のモデル声優を担当。
2020年、自身がデザイン監督を勤めるBADMOODというブランドを創設。
俳優デビュー作となる本作『キャラクター』では、美しき殺人鬼を演じています。
映画『キャラクター』両角はどんな役?
Fukase演じる両角は天才的な連続殺人犯。謎に包まれた異質な存在。
菅田将暉演じる主人公・山城に偶然犯行現場と顔を見られたことから、山城の運命を狂わせていきます。
今回俳優に初挑戦のFukaseは、オファーに正直とても悩んだことを吐露。しかし、1年以上の時間をかけて準備できたおかげで、撮影開始から程よい緊張感の中で楽しく過ごすことができ、クランクアップでは涙が溢れそうになったと語っています。
Fukaseの演技力の評価は
参考映像:麒麟麦酒CM『淡麗グリーンラベル「雨篇」「GREEN JUKEBOX 雨篇」』(2018)
本作が俳優デビューとなる、大人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukase。ボーカルにとどまらず、数多くあるヒット作の作詞・作曲も手掛ける才能にあふれたミュージシャンです。
本作からのオファーにとまどい、自分に果たして務まるのだろうかと悩んだというFukase。
原案・脚本の長崎尚志は、天使の声を持つ少年のイメージだったFukaseが両角役だと聞かされた時は理解不能だったのが、映像を見て一気に納得したといいます。Fukase演じる非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせていたと感じたそうです。
共演の菅田将暉は、Fukaseから初映画という感じは全くなく、学ぶところだらけだったとコメント。物作りと向き合うFukaseはとてもかっこよく、少し儚げで美しく、見たら驚くだろうと語っています。
実力派・小栗旬も、作品のキーとなる両角役のキャラクターに、Fukaseの独特の存在感がぴったりとはまっているように感じたそうです。
独特の存在感と美しさ、そしてクリエーターとしての稀有な才能を持つFukaseの魅力が本作に見事にマッチし、物語の世界を奥深いものにしていることは間違いありません。
Fukaseの公式SNSの紹介
Fukaseの公式SNSをみつけましたのでご紹介させて頂きます。
まとめ
『20世紀少年』など数多くの浦沢直樹作品のストーリー共同制作者を務めた長崎尚志のオリジナル脚本を、『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』の永井聡監督が映画化した『キャラクター』。
未熟な漫画家が殺人犯を目撃し、犯人をキャラクター化して生み出した漫画が大ヒットしたことから、悲劇へと突き進んでいく様を描く衝撃作です。
主人公・山城を演じるのは、今もっとも注目される演劇界のトップランナー・菅田将暉。
本作が俳優デビューとなる「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが、異常な殺人鬼・両角を独特の存在感で演じ、作品世界を盛り上げています。
共演にも、高畑充希、中村獅童、小栗旬という超豪華演技派が集結。
注目の映画『キャラクター』は、2021年6月11日よりロードショーです。