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Entry 2021/01/21
Update

エヴァンゲリオンQ|ネタバレ解説考察と感想評価。最後ラストシーンで希望の“前進”を描くシンジとファンの“qual”の物語|終わりとシンの狭間で4

  • Writer :
  • 河合のび

連載コラム『終わりとシンの狭間で』第4回

1995~96年に放送され社会現象を巻き起こしたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』をリビルド(再構築)し、全4部作に渡って新たな物語と結末を描こうとした新劇場版シリーズ。

そして2021年公開のシリーズ完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の前作であり、シリーズ第3作にあたるのが映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』です。

その新たな物語展開や設定の登場によって、劇場公開当時は多くの「エヴァンゲリオン」シリーズファンを驚かせ、シリーズ考察と議論をさらに加速させた本作。

ネタバレを含むあらすじでその内容を改めて紹介し、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』劇場公開前に向けての考察をしていきます。

【連載コラム】『終わりとシンの狭間で』記事一覧はこちら

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の作品情報


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【日本公開】
2012年(日本映画)

【原作・脚本・総監督】
庵野秀明

【監督】
摩砂雪、前田真宏、鶴巻和哉

【総作画監督】
本田雄

【音楽】
鷺巣詩郎

【主題歌】
宇多田ヒカル「桜流し」

【キャスト】
緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、石田彰、立木文彦、清川元夢、長沢美樹、子安武人、優希比呂、麦人、大塚明夫、沢城みゆき、大原さやか、伊瀬茉莉也、勝杏里

【作品概要】
2007年の第1作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、2009年の第2作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に続いて公開された新劇場版シリーズ第3作。それまでの『序』『破』とは異なり、『新世紀エヴァンゲリオン』及び旧劇場版シリーズには存在しない新たな物語を展開していく。

総監督・庵野秀明の下、摩砂雪・鶴巻和哉・前田真宏が監督を担当。また劇場公開時には、樋口真嗣が監督を務めたスタジオジブリ製作の特撮短編『巨神兵東京に現る 劇場版』が併映された。

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のあらすじネタバレ


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前作『破』での第10の使徒との戦闘、その中で生じた「ニアサードインパクト」から14年もの時が経過した世界。エヴァンゲリオン改2号機・エヴァンゲリオン8号機にそれぞれ搭乗するアスカとマリは、宇宙空間に出撃していました。

その容姿はアスカの左目の眼帯を除き、14年前と全く変わらないものでした。

二人が現在所属するのは、ミサト・リツコをはじめ旧ネルフ職員により結成された反ネルフ組織「ヴィレ」。今回の出撃は、シンジとレイを取り込み「ニアサードインパクト」が起こしたのち、ネルフにより地球の衛星軌道上に封印されたエヴァンゲリオン初号機を強奪する「US作戦」の遂行が目的でした。

アスカとマリが乗る改2号機・8号機に対し、ネルフ側はEVANGELION Mark.04シリーズ「コード4A」数体で迎撃。2機は連携攻撃で「コード4A」を撃破し、アスカ乗る改2号機は初号機が眠るコンテナへと無理やり取り付きます。

しかし、コンテナに潜伏していた同じくEVANGELION Mark.04シリーズの「コード4B」も迎撃を開始。8号機の援護も困難となり改2号機は一転危機的状況に陥りますが、突如コンテナ内の初号機が起動し「コード4B」を殲滅したことで、アスカらは初号機の強奪に成功しました。

やがて初号機内から発見されたシンジは拘束状態の中で目を覚まし、ヴィレ所有の巨大空中戦艦「AAA ヴンダー」の艦内でミサトらに再会します。

第10の使徒との戦闘から経過した14年もの月日、周囲からの耐え難い白眼視に戸惑うシンジ。そこにEVANGELION Mark.04シリーズの「コード4C」が出現。ヴィレ艦隊に襲いかかりますが、「AAA ヴンダー」による空中戦によって無事撃破を果たします。

戦闘後、シンジは第10の使徒から救い出したはずのレイが、自身同様に初号機から発見されなかったことを聞かされます。そしてもし再びエヴァに搭乗し覚醒に至った際には、首に装着した「DSSチョーカー」によって命を奪うと脅されてしまいます。


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直後、ネルフ所有機体のEVANGELION Mark.09が「AAA ヴンダー」を襲撃。さらにその機体からは、行方不明のはずのレイの声が聞こえてきました。

シンジはミサトの警告ではなくレイの求めに応え、かつての友人トウジの妹であるサクラの言葉に後ろ髪を引かれつつも「AAA ヴンダー」とヴィレの元を離れました。

やがてレイに案内され、荒廃したネルフ本部へと着くシンジ。そこで父ゲンドウと再会を果たしますが、建造中の「エヴァンゲリオン第13号機」完成した暁には、シンジがネルフ本部で出会った少年カヲルと共にそれに搭乗することだけを命じるとゲンドウはその場を去ります。

無人に等しいネルフ本部内、再会したレイへの違和感、「エヴァに乗るな」と「エヴァに乗れ」の板挟み。心の内に迷いや葛藤が現れる中、シンジはピアノの連弾を通じてカヲルと親しくなり、少しずつ心の平静と安らぎを得ていきます。

ある朝、シンジは自動支給されたワイシャツに縫われていた「鈴原トウジ」の名に気づきます。「友達」の安否や第3新東京市の現在を知りたいと願うシンジを、カヲルは「真実」のもとへと案内します。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』ネタバレ・結末の記載がございます。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


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乱立する十字架群、「コア化」によって赤く染まり崩壊した大地。

あまりの惨状に恐怖するシンジに対し、カヲルは「サードインパクト」によってこの光景が生じ、結果としてほぼ全ての生命が絶滅したこと。そして「サードインパクト」のトリガーとなったのは紛れもなくシンジであることを告げます。

真実を知らされ塞ぎ込むシンジ。それでも自身が救い出したレイの存在を心の拠り所としていましたが、冬月が語る新たな真実がその拠り所すらも打ちのめします。

シンジの母「碇ユイ」こと旧姓「綾波ユイ」は、かつてEVAシリーズ機体の開発初期段階にてコアへのダイレクトエントリーシステムを考案。自らが被験体となるも、コアに取り込まれてしまいそのまま初号機の制御システムと化していました。

そして「綾波レイ」という存在はユイの情報を基に生み出された複製体に過ぎず、現在のMark.09パイロットであるレイも、シンジが救おうとしたレイとは別の複製体だったのです。

母とレイにまつわる真実、そして何よりも「レイを救えてなどいなかった」という現実を冬月に突きつけられ、深い絶望へと至るシンジ。

やがて第13号機が完成しますが、シンジはそれに乗ることを拒みます。それに対しカヲルは、シンジのDSSチョーカーを外し自分の首へと装着した上で、「ロンギヌスの槍」「カシウスの槍」の2本の槍による現在の世界の「やり直し」を提案しました。

カヲルに説得され、彼と共に第13号機に搭乗するシンジ。そして「レイではないレイ」のアヤナミレイ(仮称)が乗るMark.09を連れて、2本の槍が眠るとされる「サードインパクト」の爆心地・セントラルドグマ最深部へと向かいます。

槍を発見し回収へと向かうシンジとカヲル。しかしMark.06と第2の使徒「リリス」を貫く槍、リリスのみを貫く槍が2本とも「ロンギヌスの槍」であることにカヲルは気付きます。

そこへ、第13号機の起動を察知したヴィレの命により出撃したアスカの改2号機とマリの8号機が出現。第13号機による槍の使用を阻止しようとしますが、「槍によって世界を元に戻せる」と頑なに信じるシンジはカヲルの制止にも耳を傾けず、ついに2本の槍を引き抜いてしまいます。

その瞬間、リリスの骸は崩壊。またMark.06体内に潜み生き残っていた第12の使徒が再び活動を開始し、第13号機を包み込みます。そして「アダムスの生き残り」である第13号機は第12の使徒のコアを取り込み、「疑似シン化形態を越えた覚醒」へと至ります。

覚醒した第13号機は地上上空へと急浮上。「ガフの扉」が再び開かれ「フォースインパクト」が始まろうとする中、荒廃した世界はさらなる崩壊へ向かっていきます。

ヴィレは「AAA ヴンダー」によって第13号機を攻撃し「フォースインパクト」の阻止しようとしますが、「アダムスの器」ことMark.09に機体へ取り付かれ、その制御を奪われてしまいます。

アスカは改2号機を獣化第4形態(第2種)へと変形させ、制御不能に陥っていたアヤナミを脱出させた後にMark.09のコア破壊を試みますが、Mark.09の全身がコアであることが気づき、止む無く改2号機の自爆によってMark.09を破壊します。

かつてと同じように「フォースインパクト」のトリガーとなってしまったと嘆くシンジ。しかしカヲルは、今回の「フォースインパクト」はゲンドウの策略により本来の「第1の使徒」からないはずの「第13の使徒」に堕とされた自身がトリガーとなったと答えます。

2本のロンギヌスの槍を第13号機に突き刺し、「また会えるよ」という再会と希望の言葉をシンジに告げるカヲル。そしてDSSチョーカーが発動し、彼はシンジの眼前で絶命しました。

2本のロンギヌスの槍によって貫かれたことで、覚醒状態を脱した第13号機。しかし「フォースインパクト」は一向に止まらず、第13号機に搭乗し続けているシンジが原因だと気付いたマリはエントリープラグを強制的に排出します。

パイロットが不在となったことで第13号機は活動を停止し、地上へと落下。その結果「フォースインパクト」もようやく収束しました。

シンジが乗るエントリープラグは地上へと不時着。何もかもを失いただうずくまり続ける彼を引き起こしたのは、同じく地上に不時着していたアスカでした。

アヤナミとも遭遇したアスカは、立つ気力すらもないシンジの手を引きながらもリリン(人類)の活動可能領域を目指して歩き始めます。そしてアヤナミも、黙りながらも二人の後をついていきました……。

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の感想・評価


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主人公と観客が「qual」を味わう『Q』

「エヴァンゲリオン」シリーズの原点の一つであるテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の物語展開にある程度までは準拠していた『序』『破』から一転、新たな設定・物語展開が次々と描かれていった『Q』。

謎に謎を積み重ねていったかのような『Q』の物語には、『新世紀エヴァンゲリオン』の放送から長きに渡って「エヴァンゲリオン」シリーズにおける様々な謎への解答を求め続けてきたファンの間でも賛否が分かれ、それに伴って作品考察・議論もさらなる白熱を呼びました。

ただそのような事態が起こること自体は、雅楽における曲の三部構成を指す「序破急」をなぞらえていた初期タイトル『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:急』から、2009年の『破』公開時の次回予告にて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』へと変更された時点で予測できていたといえます。

まず「Q」という一字は「query(質問/紹介/疑問/尋ねる)」或いは「question(問い/課題/提案)」などの略語としても用いられており、その意味とニュアンスのみでも「疑問/課題/提案」の三要素が混ざり合う『Q』の物語を象徴しています。


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また「エヴァンゲリオン」シリーズでは度々使用されているドイツ語には、「Q」から始まる単語「qual」が存在します。音楽用語としても用いられているこの言葉は、「苦悩/苦悶/責め苦/苦痛」を意味しています。

『Q』はまさしく主人公シンジが『破』ラストにて犯してしまった罪に苦悩し続ける物語であり、映画を鑑賞する者たちもまたシンジが苦悶する様をありありと見せつけられます。そして、かつて『破』のラストを観て体験したはずのカタルシスを徹底的に破壊され、憂鬱に打ちのめされます。

「qual」としての『Q』の物語における「苦悩する者」とは、主人公シンジであると同時に『Q』を鑑賞した自身でもあり、カタルシスを否定する憂鬱と新たに突きつけられた謎に苦悩するファンの物語という一面を持っている。

その点を踏まえると、「憂鬱と謎への苦悩と苦痛を和らげるための、自己の感情の他者への共有」という目的も含まれているファンによる考察・議論の加速化(奇しくも序破急の構成における「急」は「テンポの加速による曲の収束」を担っている)は必然だったといえるでしょう。

「やり直し」はできない、けれど前には進める


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そして、シンジが苦悩の先に辿り着いた『Q』の結末は「やり直しは決してできないし、シンジにとって最も『酷い有様』が訪れる」という惨憺たるものでした。

心許したカヲルとの世界の「やり直し」に固執したことで、アスカからは「ガキ」の発想だと真っ向から否定され、意固地になった挙句の果てにカヲルすらも失ってしまう。

シンジに向けて残酷なまでに厳しく応えるその結末は、作中での冬月の「時と同じく、世界に可逆性はないからな」という台詞、『Q』の副題である「YOU CAN (NOT) REDO./君はやり直すことができる(できない)」も提示している、起こってしまった現実を「なかったこと」にしようとする世界の改竄=「やり直し」の否定でもあります。

「サードインパクト」のトリガーになったという自身の罪を「なかったこと」にし、その罪から逃避するために「やり直し」に縋ってしまったシンジ。そんな彼の行動に対し、『Q』の物語は「やり直し」という現実逃避を完膚なきまでに打ち砕くという「罰」をもって応えたのです。


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しかしその一方で、ピアノの連弾での演奏をする場面にてシンジから「もっといい音を出すにはどうすればいい?」と問われた際、カヲルは以下のように答えています。

反復練習さ。
同じことを何度も繰り返す。
自分がいいなって感じられるまでね。
それしかない。
(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』作中より抜粋)

反復練習という繰り返しの果てに、自身が納得できる場所へと辿り着く。それは連載コラム第3回でもとりあげた総監督・庵野秀明の所信表明でも語られている、「繰り返し」と「わずかな前進」の物語としての「エヴァンゲリオン」シリーズの姿と重なります。

『Q』の物語は現実を「なかったこと」にしてしまう「やり直し」は不可能と一蹴する一方で、あくまでも失敗を繰り返すこと自体は否定せず、失敗を繰り返し続ける中での「わずかな前進」を目指すべきだとカヲルの台詞を介して提示していたのです。

まとめ

映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』予告編

反復練習という繰り返しの果てに、自身が納得できる場所へと辿り着く。それは「生きる」という行為に秘められた「希望」という名の可能性でもありましたが、『Q』作中のシンジはその希望を「前進のない繰り返し」としての「やり直し」という歪んだ形で受け取ってしまいました。

それは苦悩を続けるシンジの心を救おうと「やり直し」を提案したものの、「やり直し」をどう受け取るまでは推測できずシンジの「望む幸せ」を見誤ってしまったカヲルの失敗でもあり、結果シンジは「希望」という言葉を忘れてしまうほどの絶望を味わうことになりました。

しかし『Q』の物語は、「それでも希望は残っている」と観客に提示します。

それが、『Q』ラストシーンで描かれた「コア化した大地をアスカ・シンジ・アヤナミの三人が歩いてゆく」という光景、『Q』の次回作にてシリーズ完結作である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の物語に向かっての「わずかな前進」の光景なのです。

世界の改竄としての「やり直し」をことごとく否定した先に、それでも存在する「わずかな前進」という希望。『Q』の物語は作中のラストシーンにてその可能性の提示し、アスカ・シンジ・アヤナミの三人、そして『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に希望を託したのです。

次回の『終わりとシンの狭間で』は……

次回以降はついに、2021年3月8日(月)に劇場公開を迎える『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のネタバレあり解説・考察を開始。

その第一弾として、第4回ではネタバレを含むあらすじ・物語のラスト結末を中心に、作品全体を通しての解説・考察を行います。

【連載コラム】『終わりとシンの狭間で』記事一覧はこちら







編集長:河合のびプロフィール

1995年生まれ、静岡県出身の詩人。2019年に日本映画大学・理論コースを卒業後、2020年6月に映画情報Webサイト「Cinemarche」編集長へ就任。主にレビュー記事を執筆する一方で、草彅剛など多数の映画人へのインタビューも手がける。

2021年にはポッドキャスト番組「こんじゅりのシネマストリーマー」にサブMCとして出演(@youzo_kawai)。


photo by 田中舘裕介

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