最古で最大のファンタスティック映画の祭典
“シッチェス映画祭2020”今年も日本で開催!
1968年に創設された「シッチェス映画祭」は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催されている映画祭。
SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画に特化した「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つで、日本のホラーファンからの熱狂的な支持を集めてきました。
そして、2020年も『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2020』の開催が決定しました。
今年で7回目を迎え、東京:ヒューマントラストシネマ渋谷、名古屋:シネマスコーレ、大阪:シネ・リーブル梅田にて、10月より全国開催します。
観客を恐怖のどん底へ叩き落す強力なラインナップが日本上陸!全6作品を本映画祭でプレミア上映します。
さらに、個性あふれる全上映作品のポスターが並んだ本映画祭のポスタービジュアルが完成しましたので、映画祭の情報とあわせてご紹介します。
CONTENTS
『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2020』の開催概要
【場所と会期】
・東京…ヒューマントラストシネマ渋谷:10月30日(金)~11月12日(木)
・名古屋…シネマスコーレ:10月~より
・大阪…シネ・リーブル梅田:10月30日(金)~11月12日(木)
【料金】
一般料金:1600円
専門・大学生、シニア:1200円
高校生以下:1000円
【上映作品】
『スリー・フロム・ヘル』『ザ・ヴィジル~夜伽~』『とっととくたばれ』『ココディ・ココダ』『VS 狂犬』『恐怖ノ黒電波』
※詳細につきましては、公式サイトをご覧ください。
映画『スリー・フロム・ヘル』
『マーダー・ライド・ショー』『デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』のロブ・ゾンビ監督が務めた映画『スリー・フロム・ヘル』。
殺戮大好き一家が殺人行脚を繰り広げる、血塗れロードムービー!
映画『スリー・フロム・ヘル』の作品情報
【製作】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
3 FROM HELL
【監督】
ロブ・ゾンビ
【キャスト】
シェリ・ムーン・ゾンビ、ビル・モーズリー、リチャード・ブレイク、シド・ヘイグ、ダニー・トレホ
【作品概要】
ロブ・ゾンビ監督が『マーダー・ライド・ショー』『デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』に続いて贈るシリーズ第三弾。
【あらすじ】
殺戮大好き一家のキャプテン・スポールディング、オーティス、ベイビーは警官隊の銃撃から生き残り、刑務所に入れられます。
死刑を逃れたオーティスとベイビーはオーティスの腹違いの兄弟フォクシーの協力で脱獄、メキシコを目指します…。
狂気度を増した殺人行脚が繰り広げられる血塗れのロードムービー。
映画『ザ・ヴィジル~夜伽~』
ジャンルとしてのオカルトホラーに、ユダヤ教やホロコーストの歴史を組み合わせた異色作。
映画『ザ・ヴィジル~夜伽~』の作品情報
【製作】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
THE VIGIL
【監督】
キース・トーマス
【キャスト】
デイヴ・デイヴィス、メナッシュ・ラスティグ、マルキー・ゴールドマン、リン・コーエン
【作品概要】
本作が長編監督デビューとなるキース・トーマスが、見えないものへの恐怖をじわじわと煽る演出の冴えで魅せています。
ユダヤ教やホロコーストといった歴史とオカルトホラーが絡み合う異色作。
【あらすじ】
ユダヤ教の信仰を捨てた若者ヤコブは、死人の棺を一晩見守るというユダヤ教の慣例にある役割を謝礼目当てで引き受けます。
しかし認知症を患う未亡人は何かにひどく怯えており、ヤコブもまた恐るべき存在と対峙していることに気づいていき…。
映画『とっととくたばれ』
青年と刑事、娘の殺意が激突し血しぶき舞い散るハイテンションなコメディスリラー。
映画『とっととくたばれ』の作品情報
【製作】
2018年(ロシア映画)
【原題】
WHY DON’T YOU JUST DIE! (PAPA, SDOKHNI!)
【監督】
キリル・ソコロフ
【キャスト】
ヴィタリー・カエフ、アレクサンドル・クズネツォフ、エフゲーニヤ・クレッグツェ、ミハイル・グレヴォ
イ
【作品概要】
“ロシアのタランティーノかパク・チャヌク”と激賞されたロシアの新鋭監督キリル・ソコロフの長編デビュー作です。
激痛もののゴア描写をポップな映像とブラックユーモアで包み込むハイテンションなコメディスリラー。
【あらすじ】
恋人の父親を殺そうと決意した若者、そう簡単には殺られない筋金入りの悪徳刑事、そんな父親への復讐心を秘めた娘、それぞれの殺意がひとつのアパートメントで激突し、血しぶき舞い散るバイオレンスバトルになだれ込む…。
映画『ココディ・ココダ』
『恋はデジャ・ブ』や『ハッピー・デス・デイ』に似た“時間のループ”を使ったシュールなホラー。
本作は、3人のサイコパスと人喰い犬からエンドレスに襲撃を受ける夫婦のシュールなホラーが映されます。
映画『ココディ・ココダ』の作品情報
【製作】
2019年(スウェーデン/デンマーク合作映画)
【原題】
KOKO-DI KOKO-DA
【監督】
ヨハネス・ニーホルム
【キャスト】
ペーテル・ベッリ、レイフ・エードルンド・ヨハンソン、イルヴァ・ガロン、カタリーナ・ヤコブソン
【作品概要】
監督はデビュー作『いつも心はジャイアント』が絶賛を浴びたスウェーデンの俊英ヨハネス・ニホーム。
殺人者役のペーテル・ベッリは、60年代のデンマークで人気を博したロック歌手が演じています。
【あらすじ】
愛娘を亡くした夫婦が2人の関係を修復しようとキャンプに出かけるが、3人のサイコパスと人喰い犬に襲われて惨殺されてしまいます。
それもエンドレスに何度も繰り返され…。
映画『VS 狂犬』
人間VS狂犬!?謎のウイルスにより壮絶なサバイバルバトルが勃発!
映画『VS 狂犬』の作品情報
【製作】
2019年(スペイン映画)
【原題】
CUERDAS (ROPES)
【監督】
ホセ・ルイス・モンテシノス
【キャスト】
パウラ・デル・リオ、ミゲル・アンヘル・ジェネール、ジョルディ・アギラール
【作品概要】
密室空間での人間VS狂犬の壮絶バトルを描くサバイバルホラー。
主演のパウラ・デル・リオは撮影当時18歳。彼女に惚れ込んだ監督が脚本の年齢設定を変更してまで起用したことも納得の熱演を披露しています。
【あらすじ】
交通事故で四肢麻痺になった少女エレナ。
介護犬のアトスと林の中の一軒家で暮らすことになるが、アトスが謎のウイルスに感染してしまいました。
片方の腕しか動かせず自動車椅子に頼るしかないエレナに、凶暴化した愛犬が襲いかかります。
映画『恐怖ノ黒電波』
独裁体制が強まるトルコの現実を反映した社会派スリラー。
映画『恐怖ノ黒電波』の作品情報
【製作】
2019年(トルコ映画)
【原題】
BINA (THE ANTENNA)
【監督】
オルチュン・ベフラム
【キャスト】
イーサン・オナル、ギュル・アリヂ、レベント・ウンサル、ウシュル・ゼイネップ
【作品概要】
ジョージ・オーウェルの「1984年」的管理社会の恐怖が、摩訶不思議な展開とこだわり抜いた精緻なビジュアルで綴られる悪夢的スリラー。
【あらすじ】
ディストピアと化したトルコ。政府の主導で、古い高層アパートのテレビアンテナが新設されます。
政府のプロパガンダをすべての住人に提供するために。しかし作業をしたエンジニアが不可解な死を遂げ、裏に隠された邪悪な意図が浮かび上がります…。
まとめ
画像:上映作品『VS 狂犬』
2020年も選りすぐりの新作洋画をプレミア上映します。
殺戮大好き一家による血塗れロードムービー『スリー・フロム・ヘル』や、オカルトホラーにユダヤ教やホロコーストの歴史が絶妙に絡み合う異色作『ザ・ヴィジル~夜伽~』、恋人の父親に殺意を持つ青年と屈強な悪徳刑事と復讐心を秘めた娘の殺意が衝突するハイテンションなコメディスリラー『とっととくたばれ』、3人のサイコパスと人喰い犬の襲撃で何度も惨殺される夫婦のシュールなホラー『ココディ・ココダ』、四肢麻痺を抱える少女と凶暴化した愛犬による壮絶なサバイバルバトルを描く『VS 狂犬』、ディストピアと化したトルコが舞台の悪夢的スリラー『恐怖ノ黒電波』まで、注目作品が集結しました。
ぜひ、この機会をお見逃しなく!
『シッチェス映画祭2020』は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、名古屋・シネマスコーレ、大阪・シネ・リーブル梅田にて、2020年10月より順次開催です。