主演:赤井英和・上西雄大『ひとくず』×監督:上西雄大
2020年6月現在上映中断中で、秋に公開再開を目指す、数々の映画祭で受賞し注目されている映画『ひとくず』。
『ひとくず』の監督・主演を務めた上西雄大の最新作『ねばぎば 新世界』(英題:OSAKA BROS)が、2020年6月22日からオンライン開催された第8回ニース国際映画祭(フランス)にて外国語部門最優秀作品賞(グランプリ)と最優秀脚本賞(上西雄大)を受賞しました。
2021年に公開を目指している『ねばぎば 新世界』のメインビジュアルと、主演の赤井英和と上西雄大よりコメントが届きました。
映画『ねばぎば 新世界』について
参考:上西監督のツイッター
ねばぎば新世界
順調に撮影始まりました! pic.twitter.com/fjszNxXrT8— 上西雄大 (@10antsyoudai) September 15, 2019
本作は大阪新世界を舞台に繰り広げられる、かつての大映映画作品、勝新太郎・田宮二郎の「悪名」シリーズを彷彿とさせる痛快アクションドラマです。
新世界・⻄成に棲む人間味溢れる個性と、今も残る浪速の人情を織り交ぜ、社会の明と暗、善と悪、表と裏の世界観の中、若かりし頃ヤクザの組を潰して回った悪名高い二人がストレートに【悪】に立ち向かい、弱者を痛快に救い出します。
赤井英和・上西雄大がダブル主演を務め、西岡徳馬、有森也実、坂田聡のほか、田中要次、小沢仁志、菅田俊、神戸浩など豪華出演陣が作品を彩りました。
脚本・監督は主演を務めた上西雄大です。
赤井英和のコメント
大阪新世界の路地は隅から隅まで知ってる。身体のどこ切っても、大阪しかでてこない。大阪を世界の人に感じてもらいたい。感じてもらえる作品として評価されたっちゅうことは、ごっついことや!
上西雄大のコメント
今、世界が変わり想像もしなかった環境へと引き込まれても人間の生きる世界から映画は決して消える事は無いと信じております。オンライン開催となった今回のニース国際映画祭にもその想いは根底にあり、その映画祭に僕の作品が栄えある賞を頂きました事は心からの喜びであります。
本作『ねばぎば新世界』は子供の頃、小さな座席の映画館で観た大好きな日本映画の世界を、尊敬する赤井英和さんと共に描こうと心を注いだ作品です。
その作品を海外の映画祭に評価頂きました事を人生の宝と胸に抱きしめる想いです。世界がどのようになろうと映画は永遠に人のそばにあり永遠に人と共に生きる事に祈りと喜びを感じ、受賞の喜びと重ねております。
映画『ねばぎば 新世界』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本映画)
【監督・脚本】
上西雄大
【プロデューサー】
上山勝也、柴山勝也、草刈健太郎
【キャスト】
赤井英和、上西雄大、西岡徳馬、有森也実、徳武未夏、古川藍、堀田眞三、坂田聡、國本鍾建、リー村山、田中要次、小沢仁志、菅田俊、神戸浩、金子昇
映画『ねばぎば 新世界』のあらすじ
大阪新世界。
かつてヤクザの組を潰して廻っていた村上勝太郎(通称・勝吉)は、自身のボクシングジムを営んでいましたが、練習生がジムで覚醒剤取り引きをし逮捕されたことでジムを畳みました。
その後、幼馴染みの経営する串カツ店で働き出す勝吉。
ある日、勝吉が串カツ屋で働く折、新世界を逃げる少年・徳永武に出会い、声を掛けるが逃げられてしまいます。
またある日、勝吉は刑務所の慰問に誘われ、訪れた刑務所で、かつて、共にヤクザを潰して廻った弟分・神木雄司(通称・コオロギ)と再会。
コオロギは釈放され、勝吉と共に串カツ店で働きだします。
慰問から戻ると、武が悪徳宗教団体に捕まっていました。
勝吉とコオロギは再びコンビを組んで、悪徳宗教団体へ乗り込みます。
しかしそこには、かつて勝吉をボクシングへ導いた元チャンプの娘の琴音が、女幹部チャマリとして立ちはだかるのでした。
まとめ
参考:上西監督のツイッター
ねばぎば新世界
大阪での撮影は本日アップ!明日から宮古島や! pic.twitter.com/D45RgthuMH
— 上西雄大 (@10antsyoudai) September 28, 2019
個性的な人間たちの協力を得て、勝吉とコオロギの2人が軽快に悪と立ち向かいます。
第8回ニース国際映画祭(フランス)にて外国語部門最優秀作品賞(グランプリ)と最優秀脚本賞(上西雄大)を受賞した映画『ねばぎば 新世界』の続報をご期待ください。
映画『ねばぎば 新世界』は2021年公開予定です。