これぞ王道インド映画。
歌って!踊って!気分スッキリのハートウォーミング・マサラムービー。
2019年、日本でもスマッシュヒットを記録した『バジュランギおじさんと、小さな迷子』のサルマン・カーン主演作『Prem Ratan Dhan Payo』が、邦題『プレーム兄貴、王になる』に決定しました。
『プレーム兄貴、王になる』は2020年2月21日(金)より新宿ピカデリーほか、全国順次ロードショーされます。
日本版のポスターや予告編も解禁されましたので、本作の魅力とともにお伝えしてまいります。
CONTENTS
映画『プレーム兄貴、王になる』について
古き良きボリウッド映画の再来
年間製作本数2000本の映画大国インド。経済の隆盛と共に年々洗練されていく映画界では、社会問題を描くドラマや、ド派手なCGやアクションを重視する作品が増え、実は、歌とダンスを贅沢に盛り込んだ映画が減少していると言われています。
しかし、そんな時代の流れに、インド映画界で最も影響力のある3大カーンの一人、サルマン・カーンが敢然と立ちあがりました。
全編通じて7シーンにも及ぶ絢爛豪華な歌とダンスと、喜怒哀楽のドラマを全力で注ぎこんだインド映画原点回帰の本作は、「古き良きボリウッド映画の再来」と注目を集め、2015年のインド国内興収No.3の大ヒットを記録。
幾度も世界中の舞台や映画で親しまれてきたイギリスの古典名作小説『ゼンダ城の虜』をベースに、総製作費18億円、1,000日以上の準備期間をかけて荘厳な宮殿や、鏡の城のセットが組まれ、5,000人のエキストラを動員して15か月間200日に及ぶ撮影が敢行され、おとぎ話の様に華やかで美しい世界が作り上げられました。
魅力的なキャストたち
日本でもスマッシュヒットを記録した『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を彷彿とさせる、純粋で世話焼きな下町のアニキ、プレームと、頑固で尊大なヴィジャイ王子の2役を演じたサルマン・カーン。
まったく正反対の二人を演じ分けた主演のサルマン・カーンに加えて、『パッドマン 5億人の女性を救った男』のソーナム・カプールが、聡明なマイティリー王女役でその美貌を存分に発揮。
そして『ホテル・ムンバイ』に出演したアヌパム・ケールなど、日本でも馴染みのある顔ぶれが集結しました。
映画『プレーム兄貴、王になる』日本版ポスター
本記事冒頭に掲載した、解禁されたポスター。
王子の替え玉となって、持ち前の純粋さで王家の確執を解いていくプレーム(サルマン・カーン)と、フィアンセのマイティリー王女(ソーナム・カプール)の、いまにも踊りだしそうな姿が華やかな場面写真を背景に浮かびあがります。
「これぞインド映画!歌って、踊って、気分スッキリのハートウォーミング・マサラムービー!」のキャッチコピーと共に、王道のインド映画らしく豪華絢爛な歌とダンスや、華やかな衣裳やセットが満載の多幸感に満ちたビジュアルとなっていますね。
映画『プレーム兄貴、王になる』日本版予告編
また、日本版の予告では痛快アニキが歌って踊ります。
王子の命を狙う弟、王子を憎む姉妹…王子の替え玉になってみたものの周りは問題だらけ。
そんな中、遂に下町育ちの純粋な心意気を発揮して、王家の命運を背負って立ち上がるプレーム兄貴。
すると、王子に心を閉ざしていた婚約者マイティリー王女が「あなたが今までと違って見えるわ」と盛大なハグ!
果たして王女との恋の行方は?王家のお家騒動は丸く収まるのか?!プレーム兄貴はいったいどうなるのか!!
公開まで待ちきれない多幸感MAXな予告映像ですね。
映画『プレーム兄貴、王になる』の作品情報
【日本公開】
2020年(インド映画・ヒンディー語)
【原題】
Prem Ratan Dhan Payo
【監督】
スーラジ・バルジャーティヤ
【キャスト】
サルマン・カーン ソーナム・カプール ニール・ニティン・ムケーシュ ディーパク・ドブリヤル アヌパム・ケール
映画『プレーム兄貴、王になる』のあらすじ
面倒見が良くて、曲がった事が大嫌い、周囲からアニキと慕われる下町の貧乏役者のプレームの願いは、憧れのマイティリー王女に一目でいいから出会うこと。
王女が、婚約者のプリータムプル王国のヴィジャイ王子の王位継承式にやってくることを聞きつけたプレームは、相棒と出かけた街中で、王子の家来にスカウトされます。
なんと、王子のヴィジャイは、継承者争いの暗殺事件に巻き込まれ意識不明。しかもプレームとヴィジャイは瓜二つだったんです。
4日後に迫る王位継承に向けて王子の替え玉に仕立てあげられたプレーム。
しかし、異母兄弟だらけで複雑な関係の王家の弟妹も、フィアンセのマイティリー王女も、尊大で頑固な王子に心を開いてくれません。
はじめは大人しく王子を演じていたプレームでしたが、次第に下町育ちの本領を発揮。
真っすぐな心で、頑なな人々の心を溶かしていきますが…。
まとめ
参考:本国版『Prem Ratan Dhan Payo』ツイッター
#Prem and #Maithili ki chemistry humko lagi pyaari! RT karo agar aapko pasand ayi ye jodi:)@BeingSalmanKhan pic.twitter.com/1o2BSIZ36s
— Prem Ratan Dhan Payo (@prdp) November 28, 2015
貧乏役者が王子の替え玉!?痛快アニキの純心が、みんなの笑顔を取り戻すために奔走します。
インドのスター俳優サルマン・カーンが古き良きボリウッド映画を復活させました。
“プレーム”とはヒンディー語で「愛」の固有名詞でもあり、「本作は、家族のいないプレーム(愛)が、家族ではあるが愛のない王家に入り込むことで、家族が愛を取り戻すという愛(プレーム)の物語だ」とバルジャーティヤ監督は語っています。
2015 年のインド公開という事もあり、既に観たインド映画ファンの間では「古今東西見渡しても珍しいぐらい綺麗な映画」「楽し
くて、笑えて、泣けて、幸せになる」「キングオブ大好きインド映画」など絶賛の声が 寄せられる本作。
多幸感溢れるインド映画のあらゆる要素をてんこ盛りに詰めこんだハートウォーミング・マサラムービーが、遂に日本上陸です。
『プレーム兄貴、王になる』は2020年2月21日(金)より、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー。