Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

まとめ記事

Entry 2017/02/02
Update

ジェイク・ジレンホール映画おすすめ5選!最新作を見る前に!

  • Writer :
  • Yuko

jg
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation, Demolition Movie, LLC and TSG Entertainment Finance LLC. All Rights Reserved.
『ドニー・ダーコ』『ブロークバック・マウンテン』で注目を浴び、その後も様々な映画に出演、幅広い役をこなす実力派俳優、ジェイク・ジレンホール。

彼の出演した映画はハズレ無しともいわれるほど、名作ばかりです。

そんな彼の最新作『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』が2017年2月18日にいよいよ日本で公開されます。

見逃せない最新作も含めて、ジェイク・ジレンホールの出演映画の中からおすすめの5作品をピックアップしました!

1.カウボーイの切ない愛の物語『ブロークバック・マウンテン』(2005)

『ブロークバック・マウンテン』の作品概要

2005年アメリカ映画。「グリーン・デスティニー」のアン・リー監督作品。出演は、ジェイク・ジレンホール、ヒース・レジャー。

『ブロークバック・マウンテン』のあらすじ

1963年の夏。ワイオミング州のブロークバック・マウンテンでイニスは羊番の仕事を始めました。

たまたま一緒に組んで仕事をしていたジャックとの間に友情が芽生えますが、2人だけの厳しいキャンプ生活の中でやがて愛し合うようになります。

『ブロークバック・マウンテン』のおすすめポイント

男同士の友情を超えた愛の物語です。

この作品のジェイク・ジレンホール、そしてヒース・レジャーの圧巻の演技には誰もが驚かされるはずです。

愛というものは異性であっても同性であっても変わらないのかもしれませんが、この二人はあまりにも周囲を傷つけ、苦しんでしまいます。

ただただ切ない愛と、壮大な大自然がとてもマッチし、深い余韻の残る感動ラブストーリーです。

2.ポリスの日常と友情を描いた『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)

『エンド・オブ・ウォッチ』の作品概要

2012年アメリカ映画。監督は「トレーニング デイ」の脚本を手がけたデビッド・エアー。出演は、ジェイク・ジレンホール、マイケル・ペーニャ。

『エンド・オブ・ウォッチ』のあらすじ

ロサンゼルスの重犯罪多発地区サウス・セントラルを担当する白人巡査テイラーとメキシコ系巡査ザヴァラは、固い絆で結ばれた警官コンビ。

ある日パトロール中に通報を受けて向かった家で、図らずもメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまいます。

組織の怒りを買った二人は命を狙われることに…。

『エンド・オブ・ウォッチ』のおすすめポイント

常に死と隣り合わせの警官たちの日常と友情をリアルに描いた作品です。

今回はパトロール警官役ということで、ジレンホールはかなり肉体を鍛え上げて挑んでいて、アクションもとてもパワフル!

カメラワークもドキュメンタリーを見ているかのような臨場感、緊迫感がさく裂しています。

3.ジェイク・ジレンホールの怪演に注目『ナイトクローラー』(2014)

『ナイトクローラー』の作品概要

2014年アメリカ映画。監督は「ボーン・レガシー」などの脚本家として知られるダン・ギルロイ。出演は、ジェイク・ジレンホール、レネ・ルッソ。

『ナイトクローラー』のあらすじ

人脈も学歴もなく、なかなか仕事にありつけないルイス。

偶然事故現場に出くわした彼は、そこで衝撃的な映像を撮ってはマスコミに売るナイトクローラーと呼ばれるパパラッチの存在を知ります。

ルイスもやってみようと早速ビデオカメラを手に入れ、警察無線を傍受しては事件現場や事故現場に駆け付けます。

過激な彼の撮った映像は、高値でテレビ局に買い取られるようになり、やがて局の要望はエスカレート…。それに応えようとルイスもとんでもない行動を取ってしまいます。

『ナイトクローラー』のおすすめポイント

この映画でジェイク・ジレンホールは、凄まじい怪演を見せ話題になりました。

始めはさえない男だったルイスが、次第に何かにとりつかれたように狂っていく姿は必見です。目ヂカラが半端ありません!

ルイスを演じるためにジレンホールは12キロも減量し、また、夜通し起きて昼に眠るという、役になりきった生活を続けて撮影に挑んだのだそうです。

【「映画『ナイトクローラー』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も」の詳細な解説はこちら!

4.すべてを無くした元ボクサーの愛の物語『サウスポー』(2015)

『サウスポー』の作品概要

2015年アメリカ映画。監督は、「トレーニング・デイ」などを手掛けたアントワン・フークア。出演は、ジェイク・ジレンホール、フォレスト・ウィテカー。

『サウスポー』のあらすじ

怒りをエネルギーに相手を倒すというスタイルのボクサー、ビリー・ホープは、試合にまつわるいざこざが原因で妻を亡くしてしまいます。

生きる気力をなくした彼は世界チャンピオンの座から転落し、娘とも離れ離れに。

全てを失ったビリーはアマチュアボクサーのトレーナーを務めるティックの協力を得て、栄光と娘の信頼を取り返すため再起を図ります。

『サウスポー』のおすすめポイント

すべてを亡くしたボクサーが過去の自分と決別し、再び家族との絆を取り戻そうとする姿を描いた感動のヒューマンドラマです。

ボクシングをテーマにした映画はいろいろありますが、この作品はビリー・ホープというボクサーの人間性がよく描かれていて、ストーリーは王道ではありますが、誰もが感情移入しやすい映画になっています。

ジェイク・ジレンホールはこの映画で見事な肉体美を披露しています。またビリー・ホープに完全になりきった圧倒的な演技も見どころです。

5.ジェイク・ジレンホール最新作『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2015)(2017年2月18日公開)

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』の作品概要

2015年アメリカ映画。「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・バレ監督。出演は、ジェイク・ジレンホール、ナオミ・ワッツほか。

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』のあらすじ

ウォール街のエリート銀行員ディヴィスは順調に出世し、リッチで何不自由のない生活を送っていました。

ある日交通事故で妻が他界するが、一滴も涙を流すことができず、悲しみの感覚すら失っていることに気付きます。

義父のある言葉をきっかけに、身の回りのあらゆるものを破壊し、自分の心の在り処を探し始めますが、その過程で彼は妻が残していたメモを見つけます。

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』のおすすめポイント

妻を亡くしてしまった主人公が他者とのかかわりの中で、再生していく姿が描かれています。

原題は『Demolition』、つまり「破壊」です。

文字通りジェイク・ジレンホールが身の回りの物を次々と破壊していきます。

でもなぜ『雨の日は会えない、雨の日は君を想う』という日本語タイトルが付けられているのかは、映画をご覧いただければわかると思います。

ジェイク・ジレンホールは、主人公ディヴィスの複雑な心情を見事に表現しています。

誰かとつながることによって悲しみを少しずつ乗り越えていける、という希望を感じられる傑作です。

まとめ

ジェイク・ジレンホールが出演した映画の中から、5作品をピックアップしてみましたが、いかがでしたか?

ジェイク・ジレンホールが出ている映画はどれも傑作揃いです。

今やどんな役もできる名俳優の一人!今後の活躍にも期待したいですね。

まずは『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』をぜひスクリーンで!

関連記事

まとめ記事

デスノートミュージカル2017キャスト評判と公演日程一覧

週刊少年ジャンプに連載された大場つぐみ原作、小畑健作画の人気少年漫画『DEATH NOTE』。 テレビアニメ、映画、テレビドラマ、ミュージカルと、ありとあらゆるビジュアルを展開していますが、2015年 …

まとめ記事

今週おすすめ最新映画!上映する邦画洋画の人気ランキングは?【2018/06/15より公開】

今週6月15日(金)より、劇場公開されるオススメの新作映画を、恒例の映画ライターさんイチオシまとめ! 「映画鑑賞をゼッタイ失敗はしたくない!」 「動画配信サイトで何を見たらいいの?」などといった問題を …

まとめ記事

2017年3月公開の邦画メジャー&ミニシアター映画おすすめ4選!

(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会 2017年3月公開のおすすめ邦画を、Cinemarche編集部のスタッフが、ズバリ!満足度のある4作品をピックアップして、あなたにお届けします! 神木 …

まとめ記事

池松壮亮オススメ映画5選!洋画『ラストサムライ』から邦画『セトウツミ』まで

若手演技派として知られる俳優・池松壮亮オススメ映画5選。 池松壮亮は2000年の10歳の時に、劇団四季のミュージカル『ライオンキング』の子役オーディションでヤングシンバ役を勝ち取り、舞台デビューしまし …

まとめ記事

バレンタインデーに観たい2021年新作ラブストーリー映画おすすめ5選!「はな恋」から『ベイビーティース』まで

恋の季節にぴったりなピュアなラブストーリー5選! クロックワークス配給作品『ベイビーティース』が、2021年2月19日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国で公開となります。 映画館 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学