映画『またヴィンセントは襲われる』の日本版予告編が到着!
フランスから新たな多不条理サバイバル・スリラー『またヴィンセントは襲われる』が誕生し、日本に上陸!
本作は「ただ目が合っただけ」で周囲の人々に襲われるようになった男が、生き残りの戦いの果てに辿り着く《終末》を描いています。
映画『またヴィンセントは襲われる』は、2024年5月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他で公開決定。
映画『またヴィンセントは襲われる』の日本公開版ポスタービジュアル&予告編とステファン・カスタン監督のコメントが届きましたのでご紹介します。
CONTENTS
映画『またヴィンセントは襲われる』とは?
『またヴィンセントは襲われる』は「ただ目が合っただけ」で周囲の人々に襲われるようになった男が、生き残りの戦いの果てに辿り着く《終末》を描いたサバイバル・スリラー。
監督を務めるステファン・カスタンは、自身の現実社会に対する神経症な不安をイメージ化した作品と言い、理不尽に見ず知らずの人から襲われる恐怖を描き出しました。
原題は『Vincent doit mourir』。「ヴィンセントは死ななければならない」という意味のタイトルから、なぜそんなことになるのかという疑問と興味が沸き起こります。
映画『またヴィンセントは襲われる』の日本版予告編解禁
『またヴィンセントは襲われる』予告編
ポスタービジュアルの画面では、バックを彩る青色から、ヴィンセントの目に映る「不条理に自身の命を狙う残酷な世界」をイメージできます。
新たに解禁となった予告編では、日常のあらゆるシチュエーションの中で人々と目が合ってしまい襲撃を受けるヴィンセントの姿が描かれ、「なぜヴィンセントは襲われるのか?」という謎がより深まる内容となっています。
ステファン・カスタン監督のコメント
本作で描いた「目が合うと互いに殺し合いを始めてしまう世界」は現実社会に対する私自身の神経症な不安に基づいている。
赤の他人に対する暗黙の不信感を風刺したシニカルなユーモアが本作の特徴と言えよう。
暴力的な世界描写は『キングスマン』教会のシーンにも通底する、ドタバタ暴力過ぎて笑えるものに。
そして向けられている一直線な殺意がコミカルに見えるからこそ、この世界で日々勃発している事の深刻さがより鮮烈に伝わるだろう。
映画『またヴィンセントは襲われる』の作品情報
【日本公開】
2024年(フランス映画)
【監督】
ステファン・カスタン
【原題】
Vincent doit mourir
【英題】
VINCENT MUST DIE
【キャスト】
カリム・ルクルー、ヴィマーラ・ボンズ
映画『またヴィンセントは襲われる』のあらすじ
ヴィンセントはある日、同じ職場で働いたインターン生から突然暴行を受けました。
ケガが癒える間もなく、今度は別の同僚にも襲われたが、加害者たちは襲撃時の記憶を全く覚えていません。
「事件の原因は被害者の方にあるのでは」と疑われるヴィンセント。しかし彼に突然殺意を向けて襲いかかってくる者は後を絶たなくなり、見ず知らずの他人ですら命を狙ってくるようになります。
「自分と目線が合った瞬間に、人々は襲いかかってくる」……。
終わらない襲撃の法則をかろうじて発見したヴィンセントは、生き残りをかけた《自衛》を開始します──。
まとめ
『またヴィンセントは襲われる』は、自分と視線が合った人が襲い掛かかってくるというスリラー映画です。
主人公ヴィンセントを『バック・ノール』(2020)のカリム・ルクルーが演じています。
第76回カンヌ国際映画祭の批評家週間に選出され、ゴールデンカメラ賞にノミネート。シッチェス・カタロニア国際映画祭では最優秀主演俳優賞を獲得するなど、世界各地の映画祭で高く評価されました。
ヴィンセントはなぜ襲われるのでしょう? 襲撃に終わりはあるのでしょうか?
狂い出した世界で主人公が目撃する《終末》に注目し、映画の公開が待たれます。
映画『またヴィンセントは襲われる』は2024年5月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他で公開決定