2018年12月9日に誕生日を迎え、84歳になった英国演劇界を牽引し続ける女優ジュディ・デンチ。
彼女が主演をするの映画『ヴィクトリア女王 最後の秘密』は、2019年1月25日(金)よりBunkamuraル・ シネマほかで全国公開されます。
英国ヴィクトリア女王が晩年にインド人の青年と友情を育んだという、歴史に埋もれた知られざる感動秘話を描く本作で、ジュディ・デンチは2度目のヴィクトリア女王役に挑みました。
映画公開に先駆けて、ヴィクトリア女王を演じたジュディ・デンチのインタビュー付きの特別映像が公開されました。
大女優ジュディ・デンチのインタビュー付き特別映像
本作で1997年の作品『Queen Victoria 至上の恋』以来、20年ぶり2度目となるヴィクトリア女王を演じたジュディ・デンチ。
公開された特別映像では、長い女優人生で別の映画で同じ人物、しかも英国が誇るヴィクトリア女王を2度も演じるという稀有な体験について語っています。
またこの作品の出演依頼のオファーを即決したという、ジュディ・デンチだからこそ分かるヴィクトリア女王の魅力を語っています。
これまでに公開されている映画の予告編からみてもわかるように、ジュディ・デンチの演じる威厳と繊細さを併せ持ったヴィクトリア女王は、誰もまねできませんね。
映画『ヴィクトリア女王 最後の秘密』の作品情報
【公開】
2019年(イギリス・アメリカ合作映画)
【原題】
Victoria&Abdul
【原作】
シャラバニ・バス
【監督】
スティーヴン・フリアーズ
【キャスト】
ジュディ・デンチ、アリ・ファザル、エディ・イザード、アディール・アクタル、マイケル・ガンボン
【作品概要】
主演は「007」シリーズや『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(2012)で知られるイギリスが誇る名優ジュディ・デンチ。『Queen Victoria 至上の恋』(1997)以来、2度目のヴィクトリア女王役を熱演しました。
インド人従者アブドゥルに抜擢されたのは、インドの若手実力派俳優アリ・ファザル。
英領インドからイギリスにやってきたアブドゥルは、孤独を感じていたヴィクトリア女王と少しずつ心を通わせていき、彼女の晩年を輝かせていきます。
監督は『ハイロー・カントリー』で第49回ベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞したスティーヴン・フリアーズ。
また、『リトル・ダンサー』のリー・ホールが脚本を手掛け、『英国王のスピーチ』のダニー・コーエンが撮影。イギリス最高峰のスタッフによる贅をつくした、壮大なスケールの映像となっています。
2017年に第90回アカデミー賞衣装デザイン賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞ノミネート、第75回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディー部門)ノミネート、第24回全米映画俳優組合賞主演女優賞ノミネートされました。
映画『ヴィクトリア女王 最期の秘密』のあらすじ
1887年、ヴィクトリア女王の在位50周年記念式典。
記念硬貨の贈呈役に選ばれたアブドゥルは、英領インドからイギリスへとやってきます。
最愛の夫と従僕を亡くし、心を閉ざし生きてきた女王ヴィクトリア。
孤独で気難しい彼女が心を許したのは、インドから来た名もなき使者アブドゥルでした。
王室のしきたりを無視し、まっすぐに自分へ微笑みかけてくる彼に、ヴィクトリア女王はインドの文化について教わります。
身分も年齢をも超えた絆が2人の中に芽生えていき、新たな世界に人生が輝いていきます。
しかし、そんなふたりを引き離そうと大反対する周囲の人々によって、英国王室を揺るがす騒動へと発展してしまい…。
まとめ
イギリス王室から“ナイト”に相当する“デイム”の称号を授与されているジュディ・デンチは、現在の英国ロイヤルファミリーとも仲が良いことでも知られています。
そんな彼女の最新作は、イギリスで2番目に長く在位についたヴィクトリア女王の晩年の物語です。
本作は孤独を感じていたヴィクトリア女王と、彼女に“友人”と言わしめた身分も年齢も文化もまるで違うインド人青年との心の交流を描いています。
今回公開された特別映像でもわかるように、役が染みついているといったジュディ・デンチには当時のヴィクトリア女王の気持ちが手に取るようにわかるようです。
ジュディ・デンチを起用したスティーヴン・フリアーズ監督や共演したエディ・イザードがヴィクトリア女王役は彼女でなければ成しえなかったと言わんばかりに絶賛していたのも納得がいきます。
王室も一目置く英国随一の大女優の渾身の演技を、ぜひスクリーンでチェックしてみてください!
映画『ヴィクトリア女王 最期の秘密』は、2019年1月25日(金)よりBunkamuraル・シネマほかで全国ロードショー!
ぜひお見逃しなく!