2017年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門において主演女優賞を受賞した、シャーロット・ランプリング主演映画『ともしび』。
人生の終盤、積み上げてきたものを失った一人の女の“生き直し”の物語です。
『さざなみ』『まぼろし』につづき、年輪を重ねるにつれ、未踏の美しきオーラを放つシャーロット・ランプリング主演・渾身の感動作が『ともしび』として、2019年1月よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開決定!
解禁された本作のポスタービジュアルとシーン写真を紹介致します。
ポスタービジュアルとシーン写真
ポスタービジュアルについて
ポスタービジュアルは、アンナがこれまで生きてきた人生の苦悩をそれだけで物語るような、憂いを感じさせる横顔が切り取られたもの。
まるで宙を漂う目と口元に静かに添えられた手からは、人生の終盤、さまざまな業を背負ったひとりの女性のドラマが垣間見えます。
年齢を重ねるにつれ成熟した美しさを放ち続けるランプリングの唯一無二の存在感も感じることができる1枚となりました。
シーン写真について
シーン写真は、理由もわからないまま突然収監されてしまった、長年連れ添ったアンナと夫が留置所内を2人だけで歩き続けるシーンや、日常的に参加していた演劇ワークショップ受講の様子、ひとり地下鉄で物思いにふけりながら移動するシーンなどを捉えたもの。
「何より、彼女に目を向け、彼女の悲しみを感じ、独りで新しい自分を見つける彼女のもがく姿を世間に目撃して欲しかった」と監督が語るように、老境に差し掛かった女性の陰影深い人生の心象風景を表現したものとなっています。
映画『ともしび』の作品情報
【公開】
2019年(フランス・イタリア・ベルギー合作映画)
【原題】
Hannah
【監督】
アンドレア・パラオロ
【脚本】
アンドレア・パラオロ、オーランド・ティラド
【製作】
アンドレア・ストゥコビッツ、ジョン・エンゲル、クレマン・デュヴァイン
【撮影】
チェイス・アーヴィン
【音楽】
ミケリーノ・ビシェリャ
【キャスト】
シャーロット・ランプリング、アンドレ・ウィルム他
【作品概要】
2017年、第74回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門主演女優賞受賞。
主演は、『まぼろし』『愛の嵐』などに出演し、『さざなみ』(2015)で数々の主演女優賞を受賞したことが記憶に新しいシャーロット・ランプリング。
共演は、『ル・アーヴルの靴みがき』『ラヴィ・ド・ボエーム』などで知られるアンドレ・ウィルム。
「わたしはあの時、いったい何を失ったのだろう」
老年にさしかったアンナに一体なにが起きたのか?人は一度犯してしまった罪は、二度と許されないのか?そもそも彼女は自分の人生を生きていたのか?そして「決して明らかにしてはならぬ家族の秘密」とは?
人生の終盤、さまざまな業を背負ったひとりの女性が、もう一度“生きなおし”を図るまでの、哀しみと決意を追う人生最後のドラマが、ミステリー小説のごとく描かれています。
映画『ともしび』のあらすじ
ベルギーのある小さな都市。
アンナ(シャーロット・ランプリング)とその夫(アンドレ・ウィルム)は、慎ましやかに過ごしていましたが、夫が犯したある罪により、その生活はわずかに歯車が狂い始めます。
やがてそれは見て見ぬふりが出来ないほどに、大きな狂いを生じていくのでした…。
まとめ
シャーロット・ランプリングが、ヴェネチア国際映画祭で主演女優賞受賞を受賞した渾身の感動作『ともしび』。
解禁されたポスタービジュアルやシーン画像からは、老境に差し掛かった女性の陰影深い人生の心象風景を表現した、さまざまな業を背負ったひとりの女性のドラマが垣間見えます。
2019年1月よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開される本作『ともしび』に、ぜひご期待ください。