2020年緊急事態宣言下の東京。
自転車配達員となった僕が駆け抜けた街から“新しい日常”は見えるだろうか?
2017年『ひいくんのあるく町』で爽やかなデビューを飾った青柳拓監督が、自らの自転車配達員としての活動を全編スマートフォンとGoProで撮影したドキュメンタリー映画が誕生しました。
(c)2021 水口屋フィルム、ノンデライコ
映画『東京自転車節』が、ポレポレ東中野にて2021年7月より公開されることが決定しました。
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映画『東京自転車節』について
参考:青柳拓監督のツイッター
— 青柳 拓 @ 東京自転車節 (@otogisyrupz) May 4, 2020
2020年緊急事態宣言下の東京を自転車で駆け巡った臨場感と親近感あふれる本作の映像は、これまでのセルフドキュメンタリーの手法を踏襲しながらも、YouTubeやTikTokといったSNS動画に慣れ親しんだ感覚でまとめあげています。
またタイトルにもなっている主題歌「東京自転車節」(秋山周)のペーソス漂うメロディも強い印象を残します。
ゆとり世代といわれる監督自身と何かが欠けた“焼け野原”の様な東京、そして現代を取り巻く得も言われぬどん詰まり感とそこを突破せんとする活力をドキュメンタリーで見つめます。
ときに観客は映画と共に東京の街を駆け巡り、そこで監督と共に新しい日常とは何かを考え発見していくことでしょう。
映画『東京自転車節』の作品情報
(c)2021 水口屋フィルム、ノンデライコ
【日本公開】
2021年(日本映画)
【監督】
青柳拓
【キャスト】
青柳拓
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映画『東京自転車節』のあらすじ
(c)2021 水口屋フィルム、ノンデライコ
山梨県で映像作家として活動していた青柳拓監督は、生活費を稼ぐために上京してデリバリーサービス「Uber Eats」の配達員(公式名称は「配達パートナー」)に登録。
2020年5月6日から、都内を自転車で行き来しながら配送する自分の姿を映像に残した『東京自転車節』と題した短い映像を自身のTwitterやFacebookで投稿し始めました。
まとめ
(c)2021 水口屋フィルム、ノンデライコ
勢いだけではない現代への批評性も兼ね備えた意欲作『東京自転車節』。
青柳拓監督が緊急事態宣言下にあった東京を映像作家として「今の東京の緊張感を記録しておきたいと思ったんです」と映し出された東京の風景とは?
青柳拓監督が、自らの自転車配達員としての活動を全編スマートフォンとGoProで撮影したドキュメンタリー映画『東京自転車節』は、ポレポレ東中野にて2021年7月よりロードショーです。