オーディションで抜擢された注目の若手俳優とは。
『君の名は。』(2016)の空前の大ヒットから3年。
期待が高まる新海誠監督の長編映画『天気の子』が、2019年7月19日より全国公開されます。
主人公・森嶋帆高を演じるのは、2000人を超えるオーディションを見事に勝ち抜いた醍醐虎汰朗(だいごこたろう)。
話題の若手俳優・醍醐虎汰朗について、本記事では紹介して行きます。
映画『天気の子』の作品情報
【公開】
2019年(日本映画)
【監督・原作・脚本】
新海誠
【音楽監督・主題歌】
RADWIMPS
【キャラクターデザイン】
田中将賀
【作画監督】
田村篤
【美術監督】
滝口比呂志
【キャスト】
醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子、小栗旬
【作品概要】
『君の名は。』(2016)が歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督が、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。
『君の名は。』に続いて川村元気が企画・プロデュース、田中将賀がキャラクターデザインを手掛け、『猫の恩返し』(2002)などスタジオジブリ作品に多く携わってきた田村篤が作画監督、『言の葉の庭』(2013)の滝口比呂志が美術監督を担当しました。
『兄に愛されすぎて困ってます』(2017)に出演した醍醐虎汰朗と、『地獄少女』(2019)『Last Letter』(2020)など話題作への出演がひかえる森七菜という新鋭の2人が、帆高と陽菜の声をそれぞれ演じます。
他にも、小栗旬、本田翼、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子らが出演し、『愛にできることはまだあるかい』など複数の主題歌を含む全ての音楽を人気ロックバンドRADWIMPSが担当しています。
映画『天気の子』のあらすじ
高校1年の帆高は、離島から家出し、東京にやってきます。
生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業でした。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会います。
ある事情を抱えながらも、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。
彼女には、祈るだけで空を晴れに出来る力があり…。
映画『天気の子』帆高役は醍醐虎汰朗
参考:醍醐虎汰朗の公式ツイッター
神木隆之介さんに書いて頂いた「すきだ」が嬉しすぎて、落ちるまで手を洗わないそうです✋
明日は料理番組の生配信ですが。。。Mg👨🏻💻#君の名は #天気の子#AbemaTV #cookpadTV pic.twitter.com/e1A8bO4qVS
— 醍醐虎汰朗 (@daigokotaro) June 30, 2019
映画『天気の子』にて主役の帆高を演じる醍醐虎汰朗(だいごこたろう)は2000年9月1日生まれ、東京都出身の俳優です。
身長は167cmで、特技はサッカー・水泳・ボクシングと、スポーツ万能。
中学のサッカー部の引退をきっかけに芸能事務所「A-LIGHT(エーライツ)」のオーディションに応募。見事に合格し2016年に芸能界入りを果たしました。
2017年に舞台『弱虫ペダル』の『新インターハイ篇~スタートライン~』の一般公募オーディションにて、初の舞台出演ながら主人公・小野田坂道役(3代目)を射止め、同公演の座長も務めます。
その後も舞台『弱虫ペダル』では同役を『新インターハイ篇~ヒートアップ~』(2017)『新インターハイ篇~箱根学園王者復格(ザ・キングダム)~』(2018)と続投。
映画『兄に愛されすぎて困ってます』(2017年)では土屋太鳳演じるヒロインの中学時代の思い人・山田先輩を演じ、短い出番ながらも強い印象を残しました。
2019年には出演映画『セブンティーン モータース』も公開予定で、ますます注目を集めています。
映画『天気の子』主役の森嶋帆高はどんな役?
物語の主人公は、離島から家出し、東京にやってきた高校1年生の森嶋帆高(もりしまほだか)。
ひとりで生活をしていくには高校1年生という年齢はまだ幼く、仕事もなかなか見つからず、孤独な生活を送ることに。
新海誠監督は「主人公の男の子は模範的な少年ではなく、世の中の規範から外れていってしまう」と明かし、演じる醍醐虎汰朗についても、「初々しくて、一生懸命にやっているけどから回っている」「思い描いている主人公・帆高に似てる」と絶賛しています。
醍醐虎汰朗の演技力の評価は
舞台で主演を務め、本作で多くのライバルに打ち勝ってきた醍醐虎汰朗。
チャンスを確実に物にする強運の持ち主ですが、彼の魅力はなんといってもひたむきな向上心です。
本作でも、声のみの演技が初めてだったため、声優の梶裕貴と木村良平から、マイク前での演技の方法を教わったそう。
解禁された『天気の子』スペシャル予報でも、人の心を動かす彼の演技の魅力や、不器用ながらも一所懸命な人柄が伝わってきますね。
大きな役をつかみ取ったことに驕らず、さらなる高みを目指すために続けた努力が開花しています。
本作でますます注目を集めること必至な若手有望俳優です。
まとめ
参考:新海誠監督の公式ツイッター
『君の名は。』テレビ放送、Abemaの #君の名はノチ天気の子実況特番 を見てくださった皆さま、本当にありがとうございました! 萌音ちゃん神木くん、七菜ちゃん醍醐くん、ありがとう&おつかれさまでした!4人が揃った姿をナマで見たかったなー。こちらは『天気の子』仕上げ作業中、あと一息です! pic.twitter.com/PywSC2HsbK
— 新海誠 (@shinkaimakoto) June 30, 2019
自らにしか描けない世界を探求し続ける新海誠監督。
彼が3年ぶりの新作長編アニメーションの主役に抜擢したのは、俳優の醍醐虎汰朗です。
数々の舞台・コマーシャル・映画などで演技力を磨いてきた若手実力派・醍醐虎汰朗が、新海監督の表現をいっそう豊かに彩ります。
映画『天気の子』は、2019年7月19日より全国公開です。