第69回ベルリン国際映画祭にて最優秀男優賞と女優賞を受賞。
第69回ベルリン国際映画祭にて最優秀男優賞と女優賞の2冠に輝いたワン・シャオシュアイ監督最新作『SO LONG, MY SON(英題)』。
この度日本公開が、2020年4月より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマで決定、さらに邦題が『在りし日の歌』に決まりました。
映画『在りし日の歌』について
本作の監督は、『北京の自転車』(2000)『我らが愛にゆれる時』(2008)で2度のベルリン国際映画祭銀熊賞に輝く、中国第六世代の名匠ワン・シャオシュアイ。
夫婦が辿る、30年に及ぶ壮大な人間ドラマを丁寧に撮り上げました。
主人公ヤオジュンを演じるのは、『薄氷の殺人』(2015)のワン・ジンチュン。
ヤオジュンの妻・リーユンを『黒衣の刺客』(2015)のヨン・メイが熱演します。
見た目だけでなく、年齢を重ねていくにつれ現れる内面的な変化までをも繊細に演じきった二人について「観終えた後、彼ら夫婦と長年を共に過ごしたかのような親密な気持ちになる。心に寄り添う素晴らしい演技力!」(The Guardian)、「美しい映像と音楽、緻密な脚本、そして役者たちが織り成す、見事なアンサンブルだ!」(EMPIRE)と、海外メディアも絶賛。
ワン・ジンチュンとヨン・メイは、本作で第69回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞、女優賞受賞という快挙を成し遂げました。
映画『在りし日の歌』の作品情報
【日本公開】
2020年(中国映画)
【原題】
地久天長
【英題】
SO LONG, MY SON
【監督】
ワン・シャオシュアイ
【脚本】
ワン・シャオシュアイ、アー・メイ
【キャスト】
ワン・ジンチュン ヨン・メイ チー・シー ワン・ユエン ドゥー・ジャン アイ・リーヤー
映画『在りし日の歌』のあらすじ
ヤオジュンとリーユン夫婦は、中国の地方都市で幸せに暮らしていました。
一人息子のシンシンが川辺で溺れて亡くなるまでは…。
悲しみに暮れるふたりは、住み慣れた故郷を捨て、心許せる仲間とも距離を置き、誰も自分たちのことを知らない町へと移り住みます。
そして、歳月は流れ…。
まとめ
本作は改革開放後、“一人っ子政策”が進む1980年代、経済成長を遂げてきた1990年代、そして2000年代と、喜びと悲しみ、出会いと別れを繰り返し、それでも共に生きていく夫婦の姿を激動の21世紀中国を背景に映し出されます。
ある夫婦が辿る、壮大な30年に及ぶ人間ドラマ『在りし日の歌』。
映画『在りし日の歌』は2020年4月より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショーです。
今後の情報もお見逃しなく!