Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2019/06/10
Update

金子大地&石川瑠華『猿楽町で会いましょう』あらすじとキャスト。未完成映画予告編大賞作品がクランクイン!

  • Writer :
  • 河合のび

金子大地×石川瑠華のビタースイートな恋愛ストーリー

第2回「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」にてグランプリを受賞し、映画の製作も決定された児山隆監督の『猿楽町で会いましょう』。

この度、金子大地石川瑠華の二人の若手俳優を主演に迎え、2019年6月17日、ついにクランクインを果たしました。

本記事では、主演・金子大地と石川瑠華、児山隆監督のプロフィールと本作に寄せたコメントなどをご紹介いたします。

映画『猿楽町で会いましょう』とは?

「未完成映画予告編大賞」受賞時の児山監督のツイート

未完成映画予告編大賞 MI-CAN」とは、堤幸彦監督や大根仁監督を擁し次々と話題作を産み出してきた映像制作会社オフィスクレッシェンドが主催している映像コンテストです。

ある地域を舞台にした「3分以内の予告編映像」というテーマで制作・審査を行い、次世代を担うクリエイターの発掘・育成を目指したプロジェクトとして、各方面から熱い注目を集めています。

その第2回にて見事グランプリを獲得し、その予告編映像を原案に映画の製作も決定されたのが、映画『猿楽町で会いましょう』です。

嘘つきの女の子・ユカと彼女の“本当の顔”を撮ろうとするフォトグラファー・小山田の恋の顛末を描くビタースイートな恋愛ストーリーである本作。

監督を務めるのは児山隆。助監督として多数の作品に参加し、その後広告を中心とした映像ディレクターとして活躍。本作は彼にとって初の監督作となります。

主人公の小山田を演じるのは、ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」(NHK総合)や「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で注目を集める期待の若手俳優・金子大地

また、小山田の元に転がり込んでくるヒロイン・ユカを演じるのは、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督による話題の新作映画『イソップの思うツボ』の主演に抜擢された石川瑠華です。

映画『猿楽町で会いましょう』のあらすじ

駆け出しのフォトグラファー・小山田(金子大地)は、とある撮影現場で読者モデルのユカ(石川瑠華)と出会いました。

コケティッシュでピュアなユカに惹かれ、彼女を被写体に次々と作品を撮り始める小山田。

やがて二人は付き合い始め、猿楽町で撮った作品もコンテストで賞を獲得。小山田は周囲に認められ始めます。

しかし、元カレの存在を知った小山田は次第にユカの言動を疑い始め…。

小山田役・金子大地のプロフィール

1996年生まれ、北海道出身。

2014年、アミューズオーディションフェスで俳優・モデル部門を受賞、デビューを果たします。

主な出演作は、ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」(NHK総合)、「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)、映画『ナラタージュ』、『家族のはなし』など多数。

2019年には、映画『劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』(8月23日公開予定)、『殺さない彼と死なない彼女』(今秋公開予定)の公開が控えています。

金子大地が寄せたコメント

『猿楽町で会いましょう』の予告編を観たとき、石川さん演じるユカに惹きこまれて、物語がますます気になりました。また、脚本を読んだときは、恋愛をしたような気分と、怒りと、何かもどかしい感情が生まれました。この作品に参加できることが凄く嬉しいです。3分間の予告から生まれたこの作品がどう大きくなっていくのか、その過程を小山田という役を通して見れることが僕自身とても楽しみです。

ユカ役・石川瑠華のプロフィール

1997年生まれ。

2019年8月に劇場公開される映画『イソップの思うツボ』(上田慎一郎、浅沼直也、中泉裕矢監督)の主演としてオーディションで大抜擢。

その他にも、福島中央テレビ制作のドラマ「絶景探偵。SP」(2019)や、第41回モスクワ国際映画祭参加作品である平林勇監督の映画『Shell and joint』(2019)、「MOOSIC LAB2018」参加作品である石橋夕帆監督の映画『左様なら』(2019)、JR東日本のテレビCMなどに出演。そして現在も、6本の映画が公開を控えています。

石川瑠華が寄せたコメント

予告編『猿楽町で会いましょう』は、私の初めての映像の現場でした。当時たくさん支えてくださった監督、スタッフの方々と再会でき、こうして『猿楽町で会いましょう』を映画化できることが本当に嬉しいです。私の役は嘘ばかりつく女の子。そんな彼女と今作品を通して、真正面からぶつかりたいと思っています。力強いキャストの方々も加わり、撮影が楽しみです。最後まで児山監督を信じて頑張りたいと思います。

監督・児山隆のプロフィール

1979年生まれ、大阪府出身。

映画助監督を経験したのち、CMのオフラインエディターを経てディレクターとして活動。TOYOTA、LINE、Google、マクドナルドなどの数々の有名企業の広告作品を監督しました。

『猿楽町で会いましょう』は、監督にとって初の監督作となります。

児山隆からのコメント

僕はわりと映画が好きでよく映画を観に行くんですが、そんな僕が「観たい!」という映画にどうやらなりそうです。素晴らしい(本当に)スタッフの皆さんに、最高な(とんでもなく)キャストが集まりました。この最高なメンバーと一緒に面白い映画をつくりに行ってきます。

まとめ

第2回「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」にてグランプリを受賞し、映画の製作も決定された児山隆監督の『猿楽町で会いましょう』。

金子大地石川瑠華の二人の若手俳優を主演に迎え、クランクインに至った本作。

監督&主演キャスト二人のコメントからも読み取れるように、最高のスタッフと最高のキャスト陣が集結し、本作を「面白い映画」へとすべく製作に臨みます

果たして、映画『猿楽町で会いましょう』はどのような作品になるのでしょうか?

本作が無事クランクアップを迎え、完成し、劇場で公開されることでそれは明らかになります。

関連記事

新作映画ニュース

【一般試写会プレゼント】映画『いちごの唄』抽選で30組60名様ご招待!6月21日(金)にニッショーホールにて

映画『いちごの唄』は2019年7月5日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー! 二度と会えない親友がいた。大好きな人ができた。ロックの曲を憶えた。超豪華キャスト・スタッフが集結! この夏最高の …

新作映画ニュース

韓国映画『世宗大王 星を追う者たち』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。朝鮮王朝に実在した科学者が時代を動かす!

社会現象を巻き起こした韓国映画『シュリ』のハン・ソッキュ × チェ・ミンシク20年ぶりの共演。 ハングルを創製し朝鮮王朝最高の名君と謳われた国王“世宗大王”と、レオナルド・ダ・ヴィンチやコペルニクスら …

新作映画ニュース

映画『ジェシカ』あらすじ。キャストのアオミ・ムヨックが女戦士を演じた近未来SFアクション【未体験ゾーンの映画たち2020】

謎に満ちたニューヒロインが降臨する近未来SFアクション。 ベルリン映画祭短編部門金熊賞受賞のキャロリーヌ・ポギ&ジョナタン・ヴィネル監督長編デビュー作『ジェシカ』。 (C) 2018 Ecce fil …

新作映画ニュース

『コカイン・ベア』あらすじ/公開日。まさかの実話が映画化《クマがコカインで大暴れする!?》特報&劇場ムビチケ前売り情報解禁!

「このクマ、最高にキマってる。」 クマがコカインを食べてしまい森で大暴れする全米でバズりまくったワイルド・パニック・アドベンチャー映画『コカイン・ベア』(原題:COCAINE BEAR)が、2023年 …

新作映画ニュース

【第33回東京学生映画祭】8月20・21日に渋谷ユーロライブにて開催!審査を映画監督の瀬々敬久・細田守らが行い若手監督を発掘する

第33回東京学生映画祭が渋谷ユーロライフで開催に! 「東学祭」の名で知られる、日本で最も長い歴史を持つ国内最大規模の学生映画祭の東京学生映画祭。 この映画祭は、映像制作を行う全国の学生から作品を募集し …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学