第30回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)上映作品決定!
LGBTQなどのセクシュアル・マイノリティをテーマとした映画を、ジャンルを問わず国内外からセレクションして上映する「第30回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)」。
3年ぶりにスパイラルホールでの開催も復活した30回映画祭の上映プログラムが決定!
2022年7⽉8⽇(⾦)から始まり、7月18⽇(⽉・祝) までの合計14⽇間において、東京2会場・⼤阪1会場の計3会場で 全10作品を⼀挙上映します。
本記事では、第30回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)の開催概要も併せてお伝えしていきます。
CONTENTS
第30回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)の開催概要
【期間】
2022年7⽉8⽇(⾦)〜14⽇(⽊) @シネマート新宿
2022年7⽉15⽇(⾦)〜21⽇(⽊) @シネマート⼼斎橋
2022年7⽉16⽇(⼟)〜18⽇(⽉・祝) @スパイラルホール(スパイラル3F)
【会場】
シネマート新宿
東京都新宿区新宿3-13-3 新宿⽂化ビル6F
シネマート⼼斎橋
⼤阪府⼤阪市中央区⻄⼼斎橋1-6-14 ビッグステップビル4F
スパイラルホール
東京都 港区南⻘⼭5-6-23 スパイラル3F
【主催】
NPO法⼈レインボー・リール東京
第30回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)上映作品
作品名:『ロザリンドとオーランドー』
【日本公開】2022年(台湾映画)
【原題】揭⼤歡喜
【英題】As We Like It
【監督】チェン・ホンイー(陳宏⼀)、ウェイ・インチェン(魏瑛娟)
【あらすじ】
近未来の台北・⻄⾨町。⾏⽅不明の⽗親を捜すために外国から戻ったロザリンドは、レーシングドライバーのオーランドーと出会い、互いにひと⽬惚れ。しかし、真実の愛を信じていないロザリンドは男性に変装し、オーランドーの気持ちを試すことに…。
作品名:『秘密のふたり』
【日本公開】2022年(フランス映画)
【原題】Les Meilleures
【英題】Besties
【監督】マリオン・デセーニュ=ラヴェル
【あらすじ】
ネジュマはパリの公営団地で⺟と妹と暮らすアルジェリア系移⺠のティーンエイジャー。同じ移⺠仲間のグループとつるんでいる彼⼥は、敵対するグループのジーナと夏休みに地元のコミュニティセンターで出会う。互いに惹かれていきながらもグループ同⼠の対⽴により近づけない⼆⼈は、団地の屋上で夜な夜な密会を続けるが、やがて現実と向き合う時が来て……。
作品名:『遠地』
【日本公開】2022年(韓国映画)
【原題】정말 먼 곳
【英題】A Distant Place
【監督】パク・グニョン(박근영)
【あらすじ】
姪を育てながら⽥舎の牧場で静かに⽺飼いとして働いているジヌ。素朴ながらも満たされた⽣活を送っていた⼆⼈の元に、ジヌの⼤学時代の恋⼈と、姪の⺟親である双⼦の妹がやってくる。彼らの来訪によって⽣活が⼀変したジヌは、愛と家族にまつわる⼈⽣の選択を迫られることになり……。
作品名:『フィンランディア』
【日本公開】2022年(スペイン、メキシコ合作映画)
【英題】Finlandia
【監督】オラシオ・アルカラ
【あらすじ】
スペイン⼈ファッションデザイナーのマルタは、⺠族⾐装の流⾏に⽬をつけた上司の命令でメキシコのオアハカに送り込まれる。デザインの盗⽤のため市場でリサーチを始めた彼⼥は、刺繍で⽣計を⽴てる「ムシェ」(第三の性)の⼈々と出会い、差別を受けながらも情熱的に⽣きる彼らの姿に感化されていく。
作品名:『アグネスを語ること』
【日本公開】2022年(カナダ、アメリカ合作映画)
【原題】Framing Agnes
【監督】チェイス・ジョイント
【あらすじ】
1958年に性障害に関するUCLAの研究に参加したトランス⼥性のアグネス。彼⼥の存在は⻑年例外だと思われてきたが、2017年に他の参加者の未公開の記録が発⾒されます。
作品名:『大いなる自由』
【日本公開】2022年(オーストリア、ドイツ合作映画)
【原題】Große Freiheit
【英題】Great Freedom
【監督】セバスティアン・マイゼ
【あらすじ】
戦後ドイツ、性的指向を理由にハンスは繰り返し刑務所へと送られる。刑法175条によって男性同性愛が禁⽌されるなか、ハンスは愛する⾃由を刑務所で探し求めていく。
作品名:『サブライム 初恋の歌』
【日本公開】2022年(アルゼンチン映画)
【原題】Sublime
【監督】マリアーノ・ビアシン
【あらすじ】
海辺の⼩さな町に住む16歳のマヌエルは、親友たちと組んだロックバンドでベースを弾いている。バンドのメンバーの⼀⼈であるフェリペとは、幼い頃から固い友情で結ばれていた。ガールフレンドとの初体験を迎えようとした時、マヌエルはフェリペに対する友情とは異なる気持ちに気づくが、関係が壊れることを恐れて⼀歩を踏み出せず…。
作品名:『スウィートハート』
【日本公開】2022年(イギリス映画)
【原題】Sweetheart
【監督】マーリー・モリソン
【あらすじ】
AJ(エイプリル)は⼈付き合いが苦⼿で環境問題に頭を悩ませる不機嫌なティーンエイジャー。⺟のティナは停学になったAJを家族旅⾏に連れていくが、Wi-Fiもない海辺のキャビンで1週間も過ごすなんてAJにとっては拷問でしかない。サイテーな休暇を覚悟していたAJだったが、⾃由気ままなライフガードのアイラと出会い、次第に⼼を開いていく。
作品名:『沖縄カミングアウト物語』
【日本公開】2022年(日本映画)
【英題】Okinawa Coming out Chronicles “Mama” Katsuki’s Hug-Filled Road Trip
【監督】 松岡弘明
【あらすじ】
「⼤好きな家族には、いつかカミングアウトしたいと思ってた」と語るのは、新宿⼆丁⽬のゲイバー「九州男」の⼆代⽬店主、かつきママ。⾃分らしく⽣きるために、故郷の沖縄を離れた20代後半。それから10年後、両親にゲイであることをカミングアウトし、⼾惑わせ、悩ませた。そして今は「⼀番仲がいい」と⾔えるまでになった。現在の家族のカタチになるまで、⼀体ど
んな対話があったのか。
作品名:『ボクらのホームパーティー』
【日本公開】2022年(日本映画)
【英題】Our House Party
【監督】川野邉修⼀
【あらすじ】
都内で開かれたゲイオンリーのホームパーティー。集まったのは、⼤学⽣の智也、ゲイバー店員の将⼀、ゲイクラブ店員の直樹とその友達の正志、カメラマンの健⼀、そしてパーティー主催者カップルの彰⼈と靖。飲んで、⾷べて、騒いで、笑って、泣いて、また飲んで、楽しいパーティーは永遠に続く…はずだったのですが……。
まとめ
第30回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)は、2022年7⽉8⽇(⾦)から7月18⽇(⽉・祝) まで開催されます。
7⽉8⽇(金)〜7⽉14⽇(木)はシネマート新宿で、7⽉15⽇(金)〜7⽉21⽇(木)はシネマート⼼斎橋で各7作品、7⽉16⽇(土)〜7⽉18⽇(月)はスパイラルホールで、計10作品を上映。
全10作品の内、8作品が⽇本初上映となり、世界各国で受賞、評価された作品が並ぶ充実のラインナップとなっています。
どうぞお見逃しなくご覧ください。