世界の映画祭を席巻。
人間の暗部を描き出す数々の北欧傑作に続く、新たな衝撃作が誕生。
サンダンス映画祭の観客賞受賞を皮切りに、圧倒的評価でアカデミー賞デンマーク代表作品に決定、そして女性初のデンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)作品賞受賞ほか圧巻の主要9部門受賞した映画『罪と女王』(英題:Queen of Hearts)。
本作は2020年2月のトーキョー ノーザンライツフェスティバル2020では『クィーン・オブ・ハーツ』のタイトルで特別上映され、即時チケット完売の満員盛況。
この大反響を受けて、タイトルを『罪と女王』と改め、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺、シネ・リーブル梅田にて、2020年6月5日(金)より公開することが決定しました。あわせて本ビジュアルと予告編が解禁となりました。
映画『罪と女王』について
本作は、男性の権力者〈王〉から若い女性への性的虐待への非難は明快だが、女性権力者〈女王〉と若い男性の関係となると判断がグレーゾーンになることへの着目を起点に、メイ・エル・トーキー監督が挑戦した意欲作。
その衝撃はサンダンス映画祭の観客賞受賞で始まり、圧倒的国内評価でアカデミー賞デンマーク代表作品に決定、そしてデンマークが誇る偉大な女性監督スサンネ・ビア、ロネ・シェルフィグですら成し得なかった女性初のデンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)作品賞受賞ほか圧巻の主要9部門受賞しました。
さらに北欧最大の映画賞であるヨーテボリ国際映画祭で最優秀ノルディック賞・観客賞・最優秀俳優賞の3冠受賞、北欧5カ国から選出されるノル
ディック映画賞でもグランプリに輝き、堂々2019年の北欧を代表する映画となりました。
知的な女性がモンスターへと変貌する難役を、ベルリン映画祭最優秀女優賞を受賞したこともある国際的名女優トリーヌ・ディルホムが見事に演じます。大人の嘘を受け入れられない真っ直ぐな少年を演じた新星グスタフ・リンは鮮烈な印象を焼き付けました。
映画『罪と女王』のビジュアル
この度公開された本ビジュアルはヒロインのアンネと少年が抱き合うシーンと、幻想的な森の光の中にいる二人の姿が切り取られています。
「女は、守るために、残酷になるー」のコピーと相まって、官能的かつ衝撃的な物語を想起させるビジュアルになりました。
映画『罪と女王』の予告編
予告編では、仕事も私生活も完璧な女性が、禁断の関係にのめり込む姿が映し出されます。
その後、ふたりの関係が暴露されかかった時に彼女が取った驚くべき行動が示唆され、本編への期待と想像が掻き立てられる映像に仕上がりました。
映画『罪と女王』の作品情報
【日本公開】
2020年(デンマーク・スウェーデン合作映画)
【原題】
Dronningen(英題:Queen Of Hearts)
【監督・脚本】
メイ・エル・トーキー
【共同脚本】
マレン・ルイーズ・ケーヌ
【キャスト】
トリーヌ・ディルホム、グスタフ・リン、マグヌス・クレッペル、スティーヌ・ジルデンケルニ、プレーベン・クレステンセン
映画『罪と女王』のあらすじ
児童保護を専門とする優秀な弁護士のアンネは、優しい医者の夫と幼い双子の娘達と完璧な家庭を築いていましたが、夫と前妻との息子である17歳の少年グスタフが問題を起こし退学になったため、スウェーデンからデンマークに引き取ることに。
グスタフは衝動的な暴力性があり家族に馴染もうとしませんでしたが、アンネは根気よく彼を家族として迎え正しい方向へ導こうと努めました。
しかし、グスタフと少しずつ距離を縮めていくうちに、親密さが行き過ぎ、アンネは彼と性的関係を持ってしまいます。
そして、そのことが大切な家庭とキャリアを脅かし始めた時、アンネは残酷な選択をし…。
まとめ
仕事、家庭、すべて完璧な女性が犯した、義理の息子への禁断の誘惑。大人の欲望の犠牲となり、狡猾な裏切りに絶望した少年の心は…。
本国&北欧の映画賞を制覇した息をのむ衝撃作が、いよいよ劇場公開です。
映画『罪と女王』はヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺、シネ・リーブル梅田、他にて2020年6月5日(金)より公開。