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『黄金の七人』『続・黄金の七人』国内最終上映館/公開日が決定!みうらじゅん他応援コメントも到着《ルパン三世&峰不二子の元ネタのオシャレ映画の金字塔》

  • Writer :
  • 星野しげみ

60’sオシャレ映画の金字塔作品『黄金の七人』(1965)と『続・黄金の七人』(1966)の2025年3月28日(金)より国内最終上映!

ルパン三世、峰不二子、「オーシャンズ」シリーズ、渋谷系、サントラブームの元ネタ映画として有名な『黄金の七人』(1965)と『続・黄金の七人』(1966)の2作が、日本最終上映されることが決定しました。


(C)Atlantica Cinematografica Produzione Films. All Rights Reserved.

映画『黄金の七人』日本最終上映は、2025年3月28日(金)よりシネマート新宿ほかで開催

このたび、映画『黄金の七人』の日本最終上映を飾る、華やかなポスタービジュアル・予告編が解禁となりました。

さらに、小西康陽、みうらじゅんら各界のファンからの応援コメントも到着しましたのでご紹介します。

映画『黄金の七人』とは?


(C)Atlantica Cinematografica Produzione Films. All Rights Reserved.

天才的リーダー“教授”率いる7人の泥棒のプロと謎の美女が活躍する『黄金の七人』(1965)と『続・黄金の七人』(1966)。

大胆不敵な強奪の手口! “世紀の美女”ロッサナ・ポデスタに扮するジョルジャのセクシーな衣装と肢体! アイデア満載の二転三転のストーリーに、巨匠アルマンド・トロヴァヨーリの軽快でオシャレな音楽が加わった、究極のエンターテインメント作品です。

あの「ルパン三世」と「峰不二子」の元ネタ映画であり、その後のケイパー(強盗)映画の手本でもあります。

「黄金の七人」シリーズは、ピチカート・ファイヴやフリッパーズ・ギターら90年代渋谷系ブームにも影響を与えた、時代を超えた最高のエンタメ映画と言えます。

映画『黄金の七人』予告編

映画『黄金の七人』開催メッセージ

小柳帝(ライター/編集者)

『黄金の七人』と『続・黄金の七人/レインボー作戦』がスクリーンに帰ってくる! ロッサナ・ポデスタ演じる妖艶なジョルジャ、フィリップ・ルロワ演じる老獪な「教授」、そして6人の盗賊どもが繰り広げる「ルパン三世」ばりの華麗なる金塊強奪劇! そして、そこに流れる、あのフリッパーズ・ギターにも影響を与えたアルマンド・トロヴァヨーリによる、めくるめくダバダバ・スキャットをフィーチャーしたジャジーで煌びやかなテーマ曲! 1960年代の公開当時ご覧になった方も、90年代の渋谷系の時代にリバイバル公開でご覧になった方も、またその時代に憧れる若い世代の方も、最終上映となるこの機会に、このシックスティーズらしいイタリア映画の傑作を、ぜひ大画面の劇場でご堪能ください!

映画『黄金の七人』応援コメント(敬称略・順不同)


(C)Atlantica Cinematografica Produzione Films. All Rights Reserved.

小西康陽(音楽家)

『黄金の七人』ついに日本最終上映ですか。これはぜったい劇場のスクリーンでご覧になっていただきたい。脚本、キャスティング、衣裳、すべてが洗練されている、これぞエンタテインメント!もちろん音楽も最高。あのダバダバなテーマ曲ばかりが有名ですが「ロッサナ」というセカンド・テーマもチャーミングな名曲。1960年代って、20世紀って最高だったんだな、と思えてくる、「映画を好きになる」映画です。

川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)

アルマンド・トロヴァヨーリが手がけるサントラも最高な『黄金の七人』『続・黄金の七人/レインボー作戦』の日本最終上映!是非映画館のスクリーンで観たい!

みうらじゅん(イラストレーターなど)

サザンオールスターズの「エロティカ・セブン」に、『黄金の7人 1+6 エロチカ大作戦』(シリーズ4作目)を連想した人はきっといる。その中の一人が僕だもの。
今回上映される1作目と2作目は中学生の時に観た。青春ノイローゼ真っ只中で、ロッサナ・ポデスタのオシャレエロ・ファッションにクラクラ。たぶん、そういったフェチなことを覚えたのはこの映画が最初だったと思う。初見ロールな方も是非、この機会に! 

秋本鉄次(“映画は女優で見ろ”評論家)

語感もヤバい、ロッサナ・ポデスタ!“峰不二子の原型”との形容にも納得のココロ。その圧倒的特濃美貌に艶ボクロ、凹凸極まる色気ダダ漏れ悩殺姿態に遭遇した当時十代半ばの鉄次少年はイチコロパンチョス。そして…溶けたね。だって、裸身にファー一丁、黒のレザースーツ、ペチコート、金ラメなどのコスプレ攻撃、トドメは泡まみれ入浴挑発だもの…そりゃ溶けるワ。以来“欧州女性は下着を着けない”との美しき誤解を僕に植え付けさせたのは、みーんなポデスタのせいだ! 

映画『黄金の七人』の作品情報


(C)Atlantica Cinematografica Produzione Films. All Rights Reserved.

【日本公開】
1965年(イタリア・フランス・スペイン合作映画)

【製作・監督・脚本】
マルコ・ヴィカリオ

【撮影】
エンニオ・グァルニエリ

【衣装】
ガイア・ロマニーニ

【音楽】
アルマンド・トロヴァヨーリ

【キャスト】
ロッサナ・ポデスタ、フィリップ・ルロワ、ガストーネ・モスキン、ガブリエル・ティンティ、モーリス・ポリ、ジャンピエロ・アルベルティーニ、マヌエル・ザルゾ、ダリオ・デ・グラッシ&ホセ・スアレス

【あらすじ】
「教授」と謎の美女ジョルジャは、犯罪のプロである6人の仲間たちと共に、ジュネーブのスイス銀行に眠る大量の金塊を奪う計画を企てます。

教授とジョルジャは銀行の向かいのホテルの一室にこもり、残る6人は工事作業員に成りすまして銀行に接近。教授が無線で出す指示により、6人は金庫を目指して穴を掘り進めていくのですが……。

【見どころ】
コミカルなチームワークによる大胆不敵な強奪戦、“世紀の美女”ロッサナ・ポデスタ演じるジョルジャのセクシーな衣装と肢体!

二転三転のストーリーに、アルマンド・トロヴァヨーリによる軽快でお洒落な音楽。あの「ルパン三世」「峰不二子」の元ネタであり、その後のケイパー(犯罪)映画のお手本です。

ピチカート・ファイヴやフリッパーズ・ギターをはじめとする90年代渋谷系ブームにも絶大な影響を与えた、すべてが最高のエンタメ映画の決定版!

映画『続・黄金の七人』の作品情報


(C)Atlantica Cinematografica Produzione Films. All Rights Reserved.

【日本公開】
2025年(イタリア・フランス・スペイン合作映画)

【製作・監督・脚本】
マルコ・ヴィカリオ

【撮影】
エンニオ・グァルニエリ

【衣装】
ガイア・ロマニーニ

【音楽】
アルマンド・トロヴァヨーリ

【キャスト】
ロッサナ・ポデスタ、フィリップ・ルロワ、ガストーネ・モスキン、ガブリエル・ティンティ、モーリス・ポリ、ジャンピエロ・アルベルティーニ、マヌエル・ザルゾ、ダリオ・デ・グラッシ&エンリコ・マリア・サレルノ

【あらすじ】
リーダー格の教授と美女ジョルジャ、6人の仲間たちは、ローマ銀行から金塊と札束を奪い取ることに成功します。

そんな彼らのもとに、南米の軍事国家の独裁者である将軍を誘拐してほしいとの依頼がきました。

多額の報酬と引き換えに依頼を引き受けた彼らは、将軍誘拐のついでに7千トンもの金塊を奪う「レインボー作戦」に乗り出します。

【見どころ】
前作以上にロッサナ演じる謎の美女ジョルジャが大活躍します。コンタクトレンズで目を七色に変え、あふれんばかりの色香で独裁者はおろかリーダー格の“教授”までたらしこむセクシーさ!

繰り出される秘密兵器や、世紀の美女ロッサナの七変化は見ものです。

監督のヴィカリオ、音楽のトロヴァヨーリら前作のスタッフ・キャストが再集結、さらにパワーアップし、世界を悩殺した人気シリーズ第2弾!!

まとめ


(C)Atlantica Cinematografica Produzione Films. All Rights Reserved.

伝説のオシャレ“音楽・衣装・美女”のてんこ盛り映画『黄金の七人』(1965)『続・黄金の七人』(1966)が日本最終上映となります

60’sオシャレ映画の金字塔とも言われたシリーズ2作の日本最終上映に、「さらばジョルジャ」「さらば“リアル”峰不二子」と声を大にして、別れを告げる方もいるのではないでしょうか。

映画ファン、吹替ファンをはじめミュージシャン、クリエイターに愛され続ける人気シリーズの最後のスクリーン上映をお見逃しなく。

映画『黄金の七人』日本最終上映は、2025年3月28日(金)よりシネマート新宿ほかで開催

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