出入りは自由だが離れることができない“町”。
衝撃のディストピア・ミステリー。
河瀨直美監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から準グランプリに選ばれた映画『人数の町』。
中村倫也を主演に迎えた衝撃のディストピア・ミステリー映画『人数の町』は、2020年9月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開されます。
様々な謎で溢れた“町”のお食事事情が垣間見れられる場面写真が解禁となりました。
映画『人数の町』について
本作の舞台となるのは、衣食住が保証され、セックスで快楽を貪る毎日を送ることができ、出入りも自由にもかかわらず、決して離れることはできない、という謎の“町”。
借金で首の回らなくなった蒼山(中村倫也)が、その“町”の住人となり、そこで出会う人々との交流を経て“町”の謎に迫っていく新感覚のディストピア・ミステリーとなっています。
主役となる蒼山役に、今最も勢いのある俳優・中村倫也が扮し、観客とともに“町”の謎を解き明かしていきます。
そして、令和版『東京ラブストーリー』での赤名リカ役が話題の石橋静河、本作で映画初出演となる『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』の立花恵理、『映像研には手を出すな!』に出演中の山中聡などフレッシュな面々が顔を揃えました。
監督・脚本は、松本人志出演の『タウンワーク』のCMやMVなどを多数手掛ける荒木伸二。初の長編映画に挑戦しました。
映画『人数の町』の新場面写真
今回、謎に包まれている“町”のお食事事情?が伺える新たな場面写真2枚が解禁となりました。
SNS用の画像を撮影する蒼山と、“町”のシステムで初めて食事をゲットした蒼山の姿です。
どうやらこの“町”には少しの労働=ステマで食事が支給されるシステムがある模様。その一部を捉えたのがこの2枚の写真です。
1枚目の写真は、新規オープンのハンバーガーショップへ”町”のバスで出向き、写真撮影をしてSNSに投稿している様子。
2枚目の写真は“町”の食堂が写されているようです。
電光掲示板が謎のメッセージを放つ空間には、透明のケースが埋め込まれたテーブルが設置されており、蒼山はそこで真空パックされたタマゴサンドのようなものを手にしています。
スマホに向かって何かを投稿し、目の前のケースの中から出てくる食事を貪る住人たち。
「日本一、世界一、宇宙一。さいっっっっっっこう」果たしてこの言葉は何を意味するのでしょうか。
映画『人数の町』の作品情報
【日本公開】
2020年(日本映画)
【脚本・監督】
荒木伸二
【音楽】
渡邊琢磨
【キャスト】
中村倫也、石橋静河、立花恵理、橋野純平、植村宏司、菅野莉央、松浦祐也、草野イニ、川村紗也、柳英里紗、山中聡
映画『人数の町』のあらすじ
借金取りに追われ暴行を受けていた蒼山は、黄色いツナギを着たヒゲ面の男に助けられました。
その男は蒼山に「居場所」を用意してやるといいます。
蒼山のことを“デュード”と呼ぶその男に誘われ辿り着いた先は、ある奇妙な「町」でした…。
まとめ
今回解禁された情報は、“町”を構成する様々な謎のほんの一部だそう。
バイブル、パーカー、細かく設定されたルールとシステム、一体この町は何のためにそんなことをしているのでしょうか。
後日解禁されるさらなるヒントにご期待ください。
映画『人数の町』は2020年9月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショーです。