3兄弟の圧倒的現実を描く映画『名も無い日』が6月11日全国公開決定!
5月28日より東海三県先行ロードショー!
モントリオール映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した『健さん』、樹木希林が企画・出演した『エリカ38』などで注目を集める日比遊一監督の最新作『名も無い日』の公開日が2021年6月11日に決定しました。
本作品の舞台である名古屋の皆さまにまずはご覧いただきたく、愛知県、三重県、岐阜県での先行ロードショーを開催。
映画『名も無い日』について
本作品の監督であり、カメラマンでもある日比遊一に起きた実話を元に描かれた、愛知県名古屋市発信の映画『名も無い日』。
主演は『光』(2017)『カツベン!』(2019)『パターソン』(2016)など国内外で活躍する永瀬正敏。
共演に『ある船頭の話』(2019)で監督としても期待が集まるオダギリジョー。
Netflix『FOLLOWERS』ゆる子役、大河ドラマ『麒麟がくる』佐久間右衛門尉信盛役の好演が記憶に新しい金子ノブアキ。
本作では3人が初共演にして、初めての兄弟役を演じています。さらに、「PRIDE」「PIECE OF MY WISH」などで知られる歌手で女優の今井美樹が13年ぶり実写4作目の映画出演。
NHK『龍馬伝』、映画『さよなら渓谷』『脳内ポイズンベリー』『海よりもまだ深く』など数多くの作品で強烈な印象を残す真木よう子が出演します。
物語を包み込む荘厳な音楽は、『レッドクリフ』『殺人の追憶』など、数多くの映画の音楽を努めた作曲家・岩代太郎が担当。
監督:日比遊一のプロフィール
日比遊一監督は、愛知県名古屋市出身。20歳で渡米後、ニューヨークにて写真家として活動。作品はアメリカのゲティ美術館を始め、世界各国の重要なコレクターに収集されています。
米ニューヨーク・タイムズ紙は日比の作品を「夜景に映し出されたその “沈黙と孤独” は、瞑想によって達することの出来たエクスタシーのようなものを感じさせてくれる」と評しました。
2014年に初の長編映画 『ブルー・バタフライ』 が完成(2017年日本公開)。IFP(The Independent Filmmaker Project)は本作を2014年デビュー作の中のベスト25に選びました。
高倉健の人生風儀を描いた映画『健さん』(脚本・監督)は、2016年、第40回モントリオール世界映画祭ワールド・ドキュメンタリー部門最優秀作品賞を受賞。
樹木希林が企画した映画『エリカ38』(脚本・監督)は、主演の浅田美代子が「ロンドン・イーストアジア映画祭2019」審査員特別賞を受賞。
映画『名も無い日』の予告編
この度解禁された予告編では、「なぁ、命日はいつになるんだ?」という長男・達也の言葉から始まります。
小野家の3兄弟が幼い時や生前の次男・章人の様子が映し出され、一体、弟の身に何が起こったのか。そのまわりで現実を受け止めきれずにもがく人間模様が切り取られています。
最後に達也の「俺はおまえの兄貴だ、これだけは誰にもかえられん」という印象的な言葉が響き、エモーショナルをかきたてる予告映像となっています。
映画『名も無い日』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本映画)
【原題】
【監督】
日比遊一
【キャスト】
永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキ、今井美樹、真木よう子、井上順、藤真利子、大久保佳代子、中野英雄、岡崎紗絵、木内みどり、草村礼子
映画『名も無い日』のあらすじ
名古屋市熱田区に生まれ育った自由奔放な長男の達也(永瀬正敏)は、ニューヨークで暮らして25年。
自身の夢を追い、写真家として多忙な毎日を過ごしていました。
ある日突然、次男・章人(オダギリジョー)の訃報に名古屋へ戻ることに。
自ら破滅へ向かってゆく生活を選んだ弟に、いったい何が起きたのか。圧倒的な現実にシャッターを切ることができない達也。
三男(金子ノブアキ)も、「何がアッくんをあんな風にしたんだろう?どう考えてもわからん。」「本人もわからんかったかもしれん。ずっとそばに、おったるべきだった。」と現実を受け取められずにいました。
達也はカメラを手に過去の記憶を探るように名古屋を巡り、家族や周りの人々の想いを手繰りはじめます…。
まとめ
巨匠ヴィム・ヴェンダースは本作品を”演技も非の打ち所もなく深く心が動かされた“と評しました。
永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキ共演で贈る3兄弟の人間模様に期待が高まります。
日比遊一監督の最新作『名も無い日』は、2021年6月11日に全国ロードショーです。
また、2021年5月28日より東海三県先行ロードショー!