あの音はどうやって作られたのか?
ハリウッド100年の音の歴史がすべてある!
音楽、声、効果音など、映画を彩る様々な“音”はどのように作られ、どういった効果を生んでいるのか、映画音響の歴史を網羅した世界初のドキュメンタリーが誕生しました。
ハリウッドの映画音響に焦点を当てたドキュメンタリー映画『ようこそ映画音響の世界へ』(原題:Making Waves)が、2020年8月28日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、立川シネマシティほか全国順次公開することが決定しました。
あわせまして、ポスタービジュアルも解禁されましたのでご紹介します。
映画『ようこそ映画音響の世界へ』について
映画音響と一言でいっても、その中身は広く、登場人物の声はもちろん、環境音や効果音、音楽など、映画における“音”の全てを指します。本作は、その“音”の知られざる全貌を明らかにします。
ジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、ソフィア・コッポラ、デヴィッド・リンチ、ライアン・クーグラー、アン・リー、クリストファー・ノーランといった著名で独創的な監督たちや、『スター・ウォーズ』(1977)などを手掛けたベン・バート、『地獄の黙示録』(1979)などで知られるウォルター・マーチ、『ジュラシック・パーク』(1993)などに携わったゲイリー・ライドストロームといった映画音響界のレジェンドを始めとした、その道の“スペシャリストたちへのインタビューと共に、音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていきます。
1927年に初めてのトーキー映画『ジャズシンガー』が誕生し、人々は“音”に熱狂しました。
それ以降、映画音響は今現在も日々発展し続けています。
そんな映画音響の進化において、大きな偉業を残した、『キング・コング』(1933)、『市民ケーン』(1941)、『鳥』(1963)、『ゴッドファーザー』(1972)といった往年の傑作から、第91回米アカデミー賞で最多ノミネートとなったことでも注目を集めた『ROMA/ローマ』や、2020年に続編が公開されることでも話題の『ワンダーウーマン』(2017)といった近年の名作映画の映像をふんだんに使って知られざる映画音響の歴史を紹介。
また、裏方として名作映画を支えてきた音響技術者たちが、オーソン・ウェルズやアルフレッド・ヒッチコックがもたらした革新、ビートルズが映画音響に与えた影響、『スター・ウォーズ』のチューバッカやピクサーアニメの人気キャラクターたちが生き生きとして見える秘密など、実際の創作と発見にまつわる貴重な体験談を語ります。
現代では、優れた女性技術者の活躍も目覚ましく、性別問わず仕事に誇りを持ってエネルギッシュに働く姿は、観る者に感動を与えることでしょう。
映画『ようこそ映画音響の世界へ』のポスタービジュアル
このたび解禁されたポスタービジュアルでは、『スター・ウォーズ』をはじめとした人気映画から、『鳥』、『ゴッドファーザー』といった往年の傑作、また、『ワンダーウーマン』といった近年の名作映画の名がずらりと並んでいます。
「あの音はどうやって作られたのか?ハリウッド100年の音の歴史がすべてある!」というコピーとともに明かされる映画音響の知られざる仕事の秘密に期待が高まりますね。
映画『ようこそ映画音響の世界へ』の作品情報
【日本公開】
2020年(アメリカ映画)
【原題】
Making Waves
【監督】
ミッジ・コスティン
【キャスト】
ウォルター・マーチ、ベン・バート、ゲイリー・ライドストローム、ジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、デヴィッド・リンチ、アン・リー、ライアン・クーグラー、ソフィア・コッポラ、クリストファー・ノーラン、アルフォンソ・キュアロン、バーブラ・ストライサンド
映画『ようこそ映画音響の世界へ』のあらすじ
音楽、声、効果音など、映画を彩る様々な“音”はどのように作られ、どういった効果を生んでいるのか、映画音響の歴史を網羅。
また、ジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、ソフィア・コッポラ、デヴィッド・リンチ、ライアン・クーグラー、アン・リー、クリストファー・ノーランといった著名で独創的な監督たちや、『スター・ウォーズ』(1977)などを手掛けたベン・バート、『地獄の黙示録』(1979)などで知られるウォルター・マーチ、『ジュラシック・パーク』(1993)などに携わったゲイリー・ライドストロームといった映画音響界のレジェンドを始めとした、その道のスペシャリストたちへのインタビューを収めました。
映画愛、仕事愛に包まれた感動と興奮の映画音響ドキュメンタリーです。
まとめ
本作のインタビューに登場しているジョージ・ルーカスは「音は感情を伝える。映画体験の半分は音だ」と語るほど、映画音響とは、観客を作品世界に引き込んでいく未知なる音作りなのでしょう。
それに挑み続ける音響技術者たちの飽くなき挑戦と奥深き仕事の秘密を知れば、これからの映画鑑賞も違ったものになるはず!
映画愛、仕事愛に包まれた感動と興奮の映画音響ドキュメンタリー映画『ようこそ映画音響の世界へ』は、2020年8月28日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、立川シネマシティほか全国順次ロードショーです。