イギリスの俳優ピーター・ターナーが1987年に発表した同名の回顧録を映画化した『Film Stars Don’t Die in Liverpool』。
日本公開に向けて邦題を『リヴァプール、最後の恋』として2019年3月30日(土)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国ロードショー!
1981年、乳がんのために57歳の若さで亡くなったアカデミー賞女優グロリア・グレアム。
映画から舞台に活躍の場を移した彼女と、駆け出しのイギリス人若手舞台俳優ピーター・ターナーとの最後の恋を中心に描いた回顧録を、ドラマ「SHERLOCK」シリーズ、『ラッキーナンバー7』のポール・マクギガン監督が映画化しました。
『Film Stars Don’t Die in Liverpool(原題)』を『リヴァプール、最後の恋』とし、2019年3月30日より全国ロードショーが決まり、そのポスタービジュアルが解禁されました。
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映画『リヴァプール、最後の恋』のポスタービジュアル解禁
今回解禁となったポスタービジュアルは、スポットライトにあたること・女優であることに最後までこだわるグロリアとその彼女に寄り添い続けるピーターの姿をピックアップしています。
「美しく生きた。美しく演じた。」というコピーでは、自らの意思を貫いたグロリアの、女性として、また女優としての潔さや強さを表現しています。
柔らかい光の中で額を寄せ合う2人でも、その表情は全く違います。
まるで子供をたしなめるようなグロリアと、愛しい人を思い顔を寄せるピーター。
胸を締め付ける切なさとあたたかさが同居するビジュアルとなっています。
映画『リヴァプール、最後の恋』とは
『素晴らしき哉、人生!』(1946)で映画デビューし、『悪人と美女』(1952)でアカデミー賞助演女優賞に輝いた往年の大女優グロリア・グレアム(1923-1981)。
1950年代ハリウッドで活躍し、4度の結婚歴もある自由奔放な彼女と、駆け出しの若手舞台俳優ピーターの最後の恋を中心に描かれています。
往年の大女優グロリアに『キッズ・オールライト』『20センチュリー・ウーマン』の実力派女優アネット・ベニング。
ピーターは『リトル・ダンサー』『スノーピアサー』で知られるジェイミー・ベルが演じ、年齢の壁もキャリアの差も超えて2人は深く結びついていきます。
監督には、イギリスの大人気ドラマ「SHERLOCK」の演出でも知られるポール・マクギガン。
「007」シリーズのプロデューサーでもあるバーバラ・ブロッコリが製作を担当しました。
年齢を超えた2人のロマンスに手放しの絶賛
アメリカの各誌は、年齢もキャリアも違う2人の切なくもあたたかい恋を描いた本作品を絶賛しています。
アネット・ベニング、キャリア最高の演技。伝説的なハリウッド女優の苦悩と歓喜をベニングが演じる感動的な伝記映画。(Rolling Stone誌)
驚くほど優雅さと優しさに満ちたシーンの数々。(WallStreet Journal)
アネットも素晴らしいが、最大の驚きはベルかもしれない(NewYork Times)
娯楽大衆誌だけでなく、経済新聞、日刊新聞もその話題に対して評価をしているのが驚きです。
映画『リヴァプール、最後の恋』作品情報
【公開】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
Film Stars Don’t Die in Liverpool
【原作】
ピーター・ターナー
【監督】
ポール・マクギガン
【キャスト】
アネット・ベニング 、ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ 、ヴァネッサ・レッドグレイヴ
【作品概要】
イギリスの俳優ピーター・ターナーが1987年に発表した回顧録「Film Stars Don’t Die in Liverpool」を、『ホワイト・ライズ』『ラッキーナンバー7』のポール・マクギガンが映画化。
かつての銀幕の名女優グロリア・グレアムと、ピーター・ターナーがともに過ごした日々を回想していく物語です。
4度の結婚歴のあるオスカー女優グロリア・グレアムには、実力派女優アネット・ベニング。
そのかつての恋人で、回顧録を発表した原作者ピーター・ターナー役を、『リトル・ダンサー』『スノーピアサー』のジェイミー・ベルが演じます。
また、「ハリー・ポッター」シリーズでロンの母親役を好演したジュリー・ウォルターズ、『大統領の執事の涙』『アンコール』のヴァネッサ・レッドグレイヴなど、イギリスを代表する大女優が脇を固めます。
映画『リヴァプール、最後の恋』のあらすじ
1981年9月29日。
かつての恋人グロリア・グレアムがランカスターのホテルで倒れたという知らせが、ピーター・ターナーの元に飛び込んできました。
「リヴァプールに行きたい」そう懇願するグロリアは、実は乳がんを患っていたのですが、治療を受けることを拒んでいました。
そんな彼女に対してターナーは、自分の実家でグロリアを療養させることにしました。
ターナーの家族やリヴァプールを懐かしむグロリアでしたが、ターナーには全く病状を明かしていませんでした。
心配になり主治医と連絡を取ったターナーは、彼女の病状を確かめ、死が近いことを知ります。
そんなターナーは、彼女と楽しく過ごしていた頃を不意に思い出すのでした。
自らの死期を悟っているグロリアが、リヴァプールに拘り続けた理由とは一体…。
まとめ
4度アカデミー賞もノミネートされ、ゴールデングローブ賞では主演女優賞を2度獲得しているアネット・ベニングが演じる、“忘れ去られたスター女優”として往年を過ごしていたグロリア・グレアム。
かつて『リトル・ダンサー』で高評価を得て、英国アカデミー賞主演男優賞を獲得したジェイミー・ベルが演じたピーター・ターナー。
アメリカの各誌絶賛の演技のぶつかり合いはもちろん、2人の切ない恋と心温まる感動のストーリーを劇場で感じてください。
映画『リヴァプール、最後の恋』は2019年3月30日より、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国ロードショー!
ぜひ、お見逃しなく!