カルト教団マンソン・ファミリーによる斬殺事件から50年、
女優シャロン・テートの最後の日々を描いた衝撃作!
映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』が2019年8月30日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて1週間限定ロードショー、ほか全国順次公開されることが決定致しました。
8月9日のシャロンの命日を記念して、公開決定情報、メインビジュアルと予告編情報が一気に公開されました
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映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』について
参考:『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』のツイッター
50年前の今日、8月9日。世界中が悲しみに包まれました。カルト教団の手によって命を落としたシャロン・テートは当時26歳。夫ロマン・ポランスキーとの子供を身篭っていました。主演のヒラリー・ダフはシャロン役への挑戦に並々ならぬ意欲を示し、本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務めています。 pic.twitter.com/j5uh5EYkGM
— 映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』 (@HW1969_sharon) August 8, 2019
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』は、『戦場のピアニスト』や『テス』、『チャイナタウン』、『水の中のナイフ』などで知られる、名匠ロマン・ポランスキー監督の妻で、新進の女優だったシャロン・テートが、1969年8月にカルト集団に惨殺された現実の事件を題材に、その彼女の最後の日々を描いた作品です。
事件の1年前にあたる1968年8月。シャロン・テートはあるインタビューで霊能力的な体験を問われて、奇妙な夢の話をします。
真夜中に不思議な音で目覚めた彼女は、ドアのところに佇んでいる「怪しい小さな男」の姿を見ました。その人影の後にそっとついていくと、彼女自身と彼女の友人の二人が、喉を引き裂かれ、ロープで首をくくられていたというのです。
本作の監督ダニエル・ファランズはこのインタビューを見て、本作の製作を決意しました。
本作では、事件が起こる3日前から、彼女の周りで起きる不吉な出来事が丁寧に描かれ、その後の運命を知る我々を震撼させます。
邸宅の以前の住人である音楽プロデューサーのテリー・メルチャーを訪ねてくるチャーリーという男。行方不明になる愛犬。彼女の周りをうろつくヒッピー風の若い女性たち。折しも、仕事でロンドンに出かけているロマンの不在が彼女の不安を増幅させます。
やがて、彼女は自分と友人たちが屋敷に押し入ってきた暴漢たちに惨殺される夢を見ます。
実はそれこそがこの屋敷で実際に起きた惨劇と同じで、事実を知る観客には簡単に違和感が了解されてしまいます。
悲劇のヒロイン、シャロン・テートに扮したのは、ディズニーの大ヒットテレビ番組『リジー&Lizzie』の主演として登場して以来、美人で知的でありながら、親しみやすい雰囲気と陽気さを併せ持つ女優、そしてシンガー・ソングライターとして、輝かしいキャリアを積んできたヒラリー・ダフ。
これまで演じてきた役柄から一転、明るく陽気でありながらも、憂いを持つ複雑な役柄に並々ならぬ意欲を示し、本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務めています。
監督のダニエル・ファランズとは
シャロン・テートの死から50年、奇しくも昨今、1968年と69年を振り返る機会が多くなっています。
2018年には製作50年を迎えたスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』(1968)が世界中で公開され、今年は1969年のハリウッドを舞台にしたクエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット主演の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)が公開されるなど、その当時の文化に対する若者の興味もかきたてられています。
本作の脚本と監督を手がけたのは前述のダニエル・ファランズ。
ホラー映画への造詣が深く、これまでに「13日の金曜日」シリーズや「アミティヴィルの恐怖=悪魔の棲む家」シリーズについてのドキュメンタリーや、劇映画『ハロウィン6/最後の戦い』(1995)の脚本執筆、『悪魔の棲む家 REBORN』(2018)などの監督を手がけています。
これらの経験で培われたリアルな情景描写とソリッドでサスペンスフルな演出が本作でも十分に発揮されました。
ダニエル・ファランズ監督のコメント
多くのジェネレーションX世代がそうであるように、シャロン・テートの物語は私の人生を通じてずっと頭から離れることはありませんでした。そして皮肉なことに、私はシャロン・テートの赤ちゃんが、母親の命があのように無残に奪われることがなければこの世に誕生したであろう日に生まれました。おそらくその不思議な事実も一因となって、私はこの物語に不思議な親近感を抱いていたんだと思います。数年前、テート/ラビアンカ事件のドキュメンタリーを見ていて、また怒りと恐怖が沸いてきました。しかしストーリーのひとつの要素「もし・・・だったら?」 が私の頭の中から離れなくなったのです。もしシャロンにあの夜奇跡が起こり惨劇を逃げ延びることができたとしたら? もし彼女が抵抗することができたとしたら?この考えは私の心の中で少しずつ大きくなり続けた頃、シャロンの殺害から約1年前の1968年8月に撮られたインタビューを見つけたのです。その記事の中で記者に「霊能力的な経験をしたことは?」と尋ねられている彼女の答えが奇妙だったのですが、おそらく間もなく彼女に降りかかる恐ろしい出来事を予知していたのかもしれません。彼女は、おそらく悪夢だったのだと思われるその出来事を、真夜中に不思議な音を聴いた、と述べていました。彼女の説明によると、目が覚めたら“怪しい小さな男”がドアにところに立っていたのだと説明していたのです。彼女はこの怪しい人影の後をリビング・ルームまでそっとついていくと、そこには彼女自身と彼女の友人であるジェイ・セブリング(のちに彼女と共に殺害されることになる)が、屋根の垂木にロープで首をくくられている姿を目撃したと言うのです。シャロンによれば、ふたりとも“喉を切り裂かれていた”そうです。このあまり知られていないインタビューが私の作品の発端となりました。
映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』』の作品情報
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【監督】
ダニエル・ファランズ
【キャスト】
ヒラリー・ダフ、ジョナサン・ベネット、リディア・ハースト
【作品概要】
『戦場のピアニスト』などで知られる名匠ロマン・ポランスキー監督の妻で、新進の女優だったシャロン・テートが、1969年8月にカルト集団に惨殺された事件を題材に、彼女の最後の日々を描いたサスペンス。
『悪魔の棲む家 REBORN』(2018)などを手がけたダニエル・ファランズ監督が、事件の1年前となる1968年8月にテートが事件を予知するかのような奇妙な夢の話をしていたインタビュー記事に着想を得て、手がけました。
シャロン・テート役を人気歌手で女優のヒラリー・ダフが演じます。
映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』』のあらすじ
カリフォルニア州シエロ・ドライヴ10050番地、丘の上に建てられたプール付の瀟洒な邸宅。
女優シャロン・テートは新婚の夫、ロマン・ポランスキーとともにここに引っ越してきたばかりです。
彼女は幸せの絶頂にあり、将来は希望に満ち溢れていました。
アカデミー賞を受賞し、ハリウッド屈指の人気監督のひとりとなった愛する夫ロマン、自らの美貌で勝ち得たハリウッド女優としての自分。
大勢のセレブな友人たち、そして、間もなく生まれてくるロマンとの愛の結晶。
そんな華やかな彼女の人生に暗い影がさし始めます。発端は1年前のことでした…。
まとめ
参考:『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』のツイッター
【上映劇場情報】
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』は、次の劇場での上映が決定しています。
東京・ヒューマントラストシネマ渋谷 8/30(金)〜9/5(木)
大阪・第七藝術劇場
9/7(土)〜9/13(金)
名古屋・シネマスコーレ 近日上映
お見逃しなく!— 映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』 (@HW1969_sharon) August 7, 2019
映画『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』は2019年8月30日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷にて没後50年記念緊急公開、ほか全国順次公開されます。
シャロン・テートに忍び寄る怖ろしい現実。彼女は自分の運命を逆転させることはできるのでしょうか…?
臨場感にあふれた「50年前の現実」がサスペンスフルに展開し始めます。