映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』は2020年2月14日より全国公開!
『走れメロス』、『人間失格』などの代表作を発表し、2019年に生誕110年を迎えた昭和の文豪・太宰治。
太宰治の未完の遺作『グッド・バイ』が、コメディ映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』のタイトルで、2020年2月14日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開されることが決定しました。
この記事では、水原ケイ子役を演じる橋本愛について詳しくお伝えしていきます。
CONTENTS
映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』の作品情報
【日本公開】
2020年(日本映画)
【監督・原作・脚本】
成島出
【キャスト】
大泉洋、小池栄子、水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、皆川猿時、田中要次、池谷のぶえ、犬山イヌコ、水澤紳吾、戸田恵子、濱田岳、松重豊
【作品概要】
太宰治の未完の遺作『グッド・バイ』を、劇団「ナイロン100℃」主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチが2015年に独自の解釈で発表した戯曲『グッド・バイ』が原作。
妻子を田舎に残して単身で東京に暮らす編集者・田島周二が、10人もの愛人を抱えて四苦八苦する様子をコミカルに描き、第23回読売演劇大賞最優秀作品賞に輝いた舞台版を完全映画化しました。
本作の監督を務めるのは、『八日目の蝉』(2011)で日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた成島出です。
ラブコメがやりたかったというケラリーノの言葉を受け、大人が楽しめる洒脱なコメディに仕上げました。
なぜか周囲の女たちが好きになってしまうダメ男の主人公・田島を演じるのは、『探偵はBARにいる』シリーズや、2019年放送のTBSドラマ『ノーサイド・ゲーム』で好評を博した大泉洋。
田島の妻と偽る永井キヌ子には、舞台版でも同役を演じて読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞し、成島作品への出演は5回目となる小池栄子。
田島を取り巻く女性役として、クールな女医・大櫛加代を水川あさみ、挿絵画家の水原ケイ子を橋本愛、儚げな花屋の青木保子を緒川たまき、離れて暮らす田島の妻・静江を木村多江が演じます。
田島を尊敬する編集部員・清川伸彦役に濱田岳、“嘘(にせ)夫婦”の計画を提案する作家・漆山連行役に松重豊。
豪華キャストが集結し作品を盛り上げています。
映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』のあらすじ
戦後の混乱から復興へ向かう昭和のニッポン。
文芸雑誌の編集長の田島周二は、単身東京で気がつけば何人もの愛人を抱える始末。
このままではいけないと愛人たちと別れる決心をしたものの、優柔不断な田島は、彼女たちを前にすると別れを切り出すことができません。
そこで田島は、金にがめつい担ぎ屋・キヌ子に、女房を演じてくれと頼み込みます。
実はキヌ子は、泥だらけの顔を洗うと誰もが振り返る絶世の美女でした。
男は、女と別れるため、女は、金のため――こうして、二人の“嘘(にせ)夫婦”の企みが始まります。
映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』水原ケイ子役は橋本愛
参考映像:『リトル・フォレスト』(2014)
映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』で水原ケイ子役を演じる橋本愛は1996年1月12日生まれの女優。元ファッションモデル。熊本県出身。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。
2008年母が応募したニューカム「HUAHUAオーディション」にてグランプリを受賞し芸能界デビュー。
同時に開催された「第33回ホリプロタレントスカウトキャラバン」では、最終候補者に選ばれたものの、グランプリ受賞はなりませんでした。
2009年ファッション雑誌『Seventeen』のミス・セブンティーンに、応募総数5,267人の中から、広瀬アリスらと共に最年少で選ばれました。
映画『Give and Go』で初出演にして初主演。
2010年大ヒット映画『告白』に出演。その後多数の主役を務めました。
『貞子3D』では貞子を演じて、再び注目されます。
2013年映画『桐島、部活やめるってよ』などの演技が評価され、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、多くの映画賞を受賞。
同年NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で、ヒロインの親友の足立ユイを演じてブレイク。
天野アキ役の能年玲奈と「潮騒のメモリーズ」で、NHk紅白歌合戦にも出演しました。
2018年『西郷どん』、2019年『いだてん~東京オリムピック噺~』に2年続けてNHK大河ドラマに出演。
そのほか映画『リトル・フォレスト』『ここは退屈迎えに来て』や、ドラマ『長閑の庭』『同期のサクラ』など数多くの作品に出演し、活躍しています。
映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』水原ケイ子はどんな役?
橋本愛演じる水原ケイ子は挿絵画家。
大泉洋演じるダメ男・田島周二の大勢いる愛人の中の一人です。
周二とキヌ子の嘘(ニセ)夫婦が、別れ話をしにやってきますが…。
橋本愛の演技力の評価は
参考映像:『桐島、部活やめるってよ』(2012)
華ある端正な容姿と、高い演技力で観る者を魅了する若手女優・橋本愛。
女優を始めた頃は仕事が好きではなかったのが、石井隆監督の『人が人を愛することのどうしようもなさ』を見てひたすら泣いたことを機に、映画が好きになったそうです。
古い作品やポルノ映画を漁るように観るようになり、映画史を汚さないよういい作品を残したいと思いモチベーションがあがったといいます。
『美しい星』で宇宙人の親子役を演じたリリー・フランキーからは「神秘的な雰囲気を持っている。こんなに金星人を無理なくやれる人はなかなかいない」と評されました。
これまで数多くの作品に出演し、実力を高く評価されています。
『桐島、部活やめるってよ』『Another』『HOME 愛しの座敷わらし』『貞子3D』『ツナグ』などで第86回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞、第34回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞ほか数多くの映画賞を受賞。
2013年に第4回日本シアタースタッフ映画祭助演女優賞、2014年第38回エランドール新人賞を受賞しています。
2013年に大ヒットしたNHk連続テレビ小説『あまちゃん』で、ヒロインの親友・ユイちゃん役を演じて全国区でブレイク。
「美人だけれどハラグロ」というユーモラスなキャラクターを魅力的に演じて話題となりました。
2019年放送の『同期のサクラ』では、高畑充希演じるヒロイン・桜の同期の親友・百合を好演。高畑との演技合戦が大きな話題を呼んでいます。
桜と対照的な役柄。二人の言い争うシーンでは迫真の演技が光りました。一瞬で空気を変える演技力に、ダブル主演と呼び声も高いほど、圧倒的な存在感を見せています。
コミカルな作品からシリアスなものまで硬軟自在に演じ分ける若手実力派・橋本愛。
本作『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』でどんな魅力溢れる愛人役を演じるのか期待が高まります。
橋本愛の公式SNSの紹介
橋本愛の公式SNSをみつけましたのでご紹介させて頂きます。
まとめ
鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の解釈で発表した戯曲『グッド・バイ』を原作に、『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた成島出監督が作り上げたハイセンス・コメディ映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』。
コメディセンス抜群の名俳優・大泉洋が、主人公の女泣かせのダメ男・田島周二を演じます。
相手役には成島作品常連で、舞台版でも同役を演じて読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した経験を持つ小池栄子。
共演には水川あさみ、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊など、ずらりビッグネームが並びます。
周二の愛人の一人である挿絵画家の水原ケイ子役を演じるのは橋本愛。コメディ作品でどんな魅力をみせるのか大きな注目が集まっています。
豪華な監督・キャストで贈る映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇』は、2020年2月14日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開です。